【エプソムカップ2018】データ・枠順/驚くほどデータは正直

セントポーリア賞 2017 ダイワキャグニー

エプソムカップ 2018のデータ・枠順の情報です。2018年・エプソムカップのデータは枠順別や脚質別、種牡馬別データなど多くの情報を掲載しています。さまざまな情報からエプソムカップでの激走馬を導き出す。予想の参考にどうぞ!

驚くほどデータは正直

2018年6月10日(日) | 3回東京4日 | 15:45 発走
第35回 エプソムカップ(GIII)芝・左 1800m
Epsom Cup (G3)

枠順

エプソムカップ 2018 枠順

エプソムカップ」の枠順が発表されました。
メイステークスを制した東京巧者・ダイワキャグニーは5枠10番、これまでG3で2度の2着がある良血馬サトノアーサーは8枠16番、2年ぶりのレースとなった府中ステークスを制したグリュイエールは3枠5番、条件戦連勝中のサーブルオールは4枠8番に入った。

出走予定馬・予想オッズ

2018年・エプソムカップの出走予定馬・予想オッズに関する記事を公開しました。記事には注目馬ピックアップや参考レースも書いております。

エプソムカップ 2017 ダッシングブレイズ

【エプソムカップ2018】予想オッズ・出走予定馬/人気決着の傾向強し

エプソムカップ 2018の予想オッズ・出走予定馬・想定騎手の情報です。エプソムカップの出走登録は16頭。出走予定馬にはダイワキャグニーやスマートオーディンなどが名を連ねています。毎年固い決着に収まることが多い。今年もガチガチ?

データ

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2018年・エプソムカップのデータです。
黄色はいいデータ赤色は悪いデータに該当する馬名となっております。

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枠順別データ

エプソムカップ 2018 枠順別データ

(過去20年)

スタートしてから100mほどでコーナーを迎えるため外枠の馬はポジションが取りにくい。
あまり外枠はプラスとは言えない。

好成績を残している枠は「1枠」と「6枠」。
ともに勝率が1割を超えており、複勝率も27%台を誇る。
この2枠が20年で11勝と半数以上の勝ち星を稼いでいる。

逆に成績が良くないのは「5枠」。
20年で1勝しかしておらず、複勝率はギリギリ二桁といった程度。
狙いづらい枠と言えそうだ。

〇・1枠、6枠

  • ブラックスピネル
  • ベルキャニオン
  • シャイニープリンス
  • マイネルミラノ

×・5枠

  • スマートオーディン
  • ダイワキャグニー

脚質別データ

エプソムカップ 2018 脚質別データ

(過去20年)
直線が長いコースながらかなり前有利のレースになる傾向にある。
前につけながらも速い上りが使えるタイプを狙っていこう。

種牡馬別データ

エプソムカップ 2018 種牡馬別データ

(東京競馬場の芝1800mで行われた過去5年)

東京芝1800mを特に得意としている種牡馬は「ディープインパクト」。
ほとんどの距離でトップに立つディープインパクトがこの距離でも勝率から複勝率まで傑出した成績を残している。
エプソムカップには産駒を5頭送り出している。
しっかりチェックしておこう。

他にはディープを超える勝率を誇る「キングカメハメハ」までチェックしておきたい。

〇・種牡馬別での好データ馬

  • ベルキャニオン(ディープインパクト)
  • トーセンマタコイヤ(ディープインパクト)
  • グリュイエール(ディープインパクト)
  • アデイインザライフ(ディープインパクト)
  • サトノアーサー(ディープインパクト)
  • ダイワキャグニー(キングカメハメハ)

年齢別データ

エプソムカップ 2018 年齢別データ

(過去10年)

4歳馬が多世代を圧倒している。
10年間で馬券になった30頭中15頭は4歳馬で、半数を占めている。
確実に押さえておきたいデータだ。

連対馬は6歳まで、7歳以上は紐程度に抑えておくのがよさそうだ。

〇・4歳馬

  • ダイワキャグニー
  • サトノアーサー

×・8歳以上

  • シャイニープリンス
  • マイネルミラノ
  • バーディーイーグル

馬体重別データ

エプソムカップ 2018 馬体重別データ

(過去10年)

馬体重別でみるとそこまで大きな偏りは見られない。
あえて取り上げるとすれば480kgから499kgの馬体重の馬が頑張っている。
馬券に絡んだ半数ほどがこの馬体重で、複勝率も2割越えと上々の数字を残している。

※下に馬名が上がっているのは前走の馬体重の数字で掲載しています。当日の馬体重を見極めてください。

〇・480kgから499kg

  • ベルキャニオン
  • グリュイエール
  • マイネルフロスト
  • サーブルオール
  • スマートオーディン
  • ダイワキャグニー
  • マイネルミラノ
  • バーディーイーグル
  • サトノアーサー

×・460kgから479kg

  • トーセンマタコイヤ
  • ハクサンルドルフ

“同年のJRAのオープンクラスのレース”における連対経験の有無別データ

エプソムカップ 2018 “同年のJRAのオープンクラスのレース”における連対経験の有無別データ

(過去10年)

JRAのホームページで面白いデータが掲載されていた。
エプソムカップでは“同年のJRAのオープンクラスのレース”において連対経験があった馬が高い複勝率を残している。
ある程度の格のレースで結果を残してきた馬が結果を残しているようだ。

〇・上記に該当する馬

  • エアアンセム
  • ダイワキャグニー
  • サトノアーサー

前走が“国内のレース”だった馬の、そのレースでの単勝人気別データ

エプソムカップ 2018 前走が“国内のレース”だった馬の、そのレースでの単勝人気別データ

(過去10年)

こちらもJRAに掲載されていたデータを紹介する。
前走のレースでもある程度人気だった馬でないと、エプソムカップでは結果が出ていない。
連対馬は前走5番人気以内の馬で、前走6番人気以下だった馬は紐程度に抑えておく方がよさそうだ。

〇・前走2番人気以内

  • サーブルオール
  • ダイワキャグニー
  • サトノアーサー

×・6番人気以下

  • ブラックスピネル
  • ベルキャニオン
  • エアアンセム
  • トーセンマタコイヤ
  • シャイニープリンス
  • マイネルミラノ
  • アデイインザライフ
  • バーディーイーグル
  • ゴールドサーベラス

所属別データ

エプソムカップ 2018 所属別データ

(過去10回)

関西馬がわずかにリードしているものの大きな差はなし。
さほど気にする必要はなさそうだ。

前走の条件別データ

エプソムカップ 2018 前走の条件別データ

(過去7年)

前走で重賞を使ってきた馬がよく好走している。
格のあるレースで揉まれた経験が生きてくるようだ。
オープン特別戦や条件戦を使ってきた馬は苦戦傾向にある。

〇・前走重賞戦

  • ベルキャニオン
  • トーセンマタコイヤ
  • ハクサンルドルフ
  • マイネルフロスト
  • スマートオーディン
  • シャイニープリンス
  • マイネルミラノ
  • アデイインザライフ

出走馬の東京芝コース相性データ

(複勝率5割以上)
東京芝コースで複勝率が5割を超えている相性のいい馬をピックアップした。
特に東京芝コースを得意としているのは全5勝を東京コースで挙げているダイワキャグニー。
抜群のコース相性を見せている。

〇・コース相性

  • ベルキャニオン
  • エアアンセム
  • トーセンマタコイヤ
  • グリュイエール
  • ハクサンルドルフ
  • サーブルオール
  • ダイワキャグニー
  • アデイインザライフ
  • サトノアーサー

人気別データ

エプソムカップ 2018 オッズデータ

(過去10年)
エプソムカップは過去10年、1番人気、2番人気で合計7勝と強さを見せている。
残る勝ち馬3頭も4番人気、5番人気で、優勝馬はすべて5番人気以内から出ているところに注目したい。
また、2着馬も10頭中9頭が4番人気以内、もう1頭は6番人気と、こちらも穴馬の出番はほぼない。
あまり大穴狙いには不向きなレースなようだ。

追い切り・コメント

2018年・エプソムカップの追い切り・コメントに関する記事を公開しました。記事には追い切りタイムや追い切り後のコメントも書いております。

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データから導かれる注目馬

上記のデータからエプソムカップで注目したい三頭はこちらだ。

・ダイワキャグニー(Daiwa Cagney)

セントポーリア賞 2017 ダイワキャグニー

ダイワキャグニー・4歳牡馬
10戦5勝 [5-0-1-4]
父:キングカメハメハ
母:トリプレックス
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:冠名+人名より
前走:メイステークス・1着(1番人気)
(鞍上予定:横山典弘)

今年のエプソムカップで最初に取り上げたいのは「ダイワキャグニー」だ。
キングカメハメハ産駒は東京1800mコースを得意としているのが心強い。
さらにダイワキャグニーの東京コース相性の高さも注目のポイント。
東京コースで全5勝を挙げており、重賞でも東京新聞杯3着、毎日王冠4着などいい競馬を見せている。
他にも枠順こそ良くないものの馬格や年齢、前走の人気などでも好データを獲得している。

条件は揃った。
重賞制覇は目前だ。

・サトノアーサー(Satono Arthur)

【2歳新馬戦】動画・結果/スズカフロンティアとサトノアーサーが同着で優勝

サトノアーサー・4歳牡馬
10戦3勝 [3-3-2-2]
父:ディープインパクト
母:キングスローズ
母父:Redoute’s Choice
馬名の由来:冠名+人名より
前走:メイステークス・3着(2番人気)
(鞍上予定:戸崎圭太)

ディープインパクト産駒の「サトノアーサー」も楽しみな一頭。
ディープインパクト産駒はこのコース相性は抜群。
目が離せない。
サトノアーサーは他にも年齢や馬格、前走の人気やコース相性などでも名前が挙がった。

デビュー当初から期待されていた超良血馬。
今後のためにもしっかり賞金を加算しておきたい。

・ベルキャニオン(Bell Canyon)

ベルキャニオン

ベルキャニオン・7歳牡馬
18戦3勝 [3-4-0-11]
父:ディープインパクト
母:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
馬名の由来:カリフォルニア州の地名
前走:マイラーズカップ・5着(10番人気)
(鞍上予定:石橋脩)

少し穴っぽいところから「ベルキャニオン」をピックアップしたい。
ロスなく進める1番枠を獲得したのが大きく、ディープインパクト産駒なのも楽しみが広がる。
7歳という年齢はマイナス要素だが、馬格やコース相性などでも加点を得ている。

この馬も3勝すべてを東京コースで挙げる東京巧者。
押さえておきたい一頭だ。

危険な人気馬

上記のデータから厳しいデータが揃ってしまった人気馬を1頭ピックアップした。

・スマートオーディン(Smart Odin)

京都新聞杯

スマートオーディン・5歳牡馬
7戦4勝 [4-1-0-2]
父:ダノンシャンティ
母:レディアップステージ
母父:Alzao
馬名の由来:冠名+北欧神話の主神
前走:日本ダービー・6着(5番人気)
(鞍上予定:武豊)

長期休養明けの一戦挑む「スマートオーディン」に危険信号が灯った。
5枠はもっとも複勝率が低い枠で決していい枠とは言えない。
他にも5歳馬はそこまで成績が良くなく、コース相性も【1-0-0-2】と推せる内容ではない。

2年のブランク明けでどこまで状態が戻っているか。
楽しみでもあるが、怖い一頭だ。

過去5回の危険な人気馬の成績

  • NHKマイルカップ レッドヴェイロン 3着(9番人気)
  • ヴィクトリアマイル レッドアヴァンセ 3着(7番人気)
  • オークス カンタービレ 13着(7番人気)
  • 日本ダービー ステルヴィオ 8着(6番人気)
  • 安田記念 リスグラシュー 8着(6番人気)
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