宝塚記念は2023年6月25日に阪神競馬場で行われる春のグランプリホースを決める一戦。宝塚記念は2023年で第64回を迎え、昨年はタイトルホルダーが制した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2023年・宝塚記念の結果は!?
2023年の宝塚記念を制したのは『イクイノックス(Equinox)』。単勝1.3倍と断然人気を背負っても気負うことなく、大外から圧巻の末脚でライバルたちを差し切り優勝。現役最強馬の力をいかんなく発揮して5つ目のG1タイトルを獲得した。
1着:イクイノックス
2着:スルーセブンシーズ(クビ)
3着:ジャスティンパレス(1馬身)
4着:ジェラルディーナ(アタマ)
5着:ディープボンド(1馬身)
勝ちタイム:2:11.2
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
2023年・宝塚記念の出走予定馬をチェック
2023年・宝塚記念の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではイクイノックスが3枠5番、ジャスティンパレスは5枠9番、ジェラルディーナは6枠11番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
6月24日にJRAから発表された宝塚記念の前日最終オッズです。
1番人気はイクイノックスが1.3倍、2番人気はジャスティンパレスで8.5倍、ジェラルディーナが11.0倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年6月22日にJRAより発表された宝塚記念に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
(参考:イクイノックスは2走前に出走した有馬記念では492kgで出走しており、その時と比べると0kg、ヴェラアズールは2走前に出走した有馬記念では518kgで出走しており、その時と比べると+4kg、ジオグリフは4走前に出走した天皇賞秋では506kgで出走しており、その時と比べると+6kg、ユニコーンライオンは2走前に出走した京都記念では540kgで出走しており、その時と比べると-8kgとなっております)
2023年の宝塚記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アスクビクターモア(横山武史)
- イクイノックス(C.ルメール)
- ヴェラアズール(松山弘平)
- カラテ(菅原明良)
- ジェラルディーナ(武豊)
- ジオグリフ(岩田望来)
- ジャスティンパレス(鮫島克駿)
- スルーセブンシーズ(池添謙一)
- ダノンザキッド(北村友一)
- ディープボンド(和田竜二)
- ドゥラエレーデ(幸英明)
- ブレークアップ(川田将雅)
- プラダリア(菱田裕二)
- ボッケリーニ(浜中俊)
- モズベッロ(角田大河)
- ユニコーンライオン(坂井瑠星)
- ライラック(M.デムーロ)
- ウインマイティー
- ブローザホーン
- ミクソロジー
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・宝塚記念のデータ&出走馬紹介動画です。
2023年・宝塚記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
イクイノックス・4歳牡馬
父:キタサンブラック
母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・有馬記念
馬名の由来:昼と夜の長さがほぼ等しくなる時
G1・3連勝中のイクイノックスが宝塚記念参戦を表明した。
世界が震撼した圧倒的な強さを初の阪神コースで見せつけろ。
ジャスティンパレス・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:パレスルーマー
母父:Royal Anthem
主な勝鞍:2023年・天皇賞春
馬名の由来:冠名+母名の一部
天皇賞春を制し長距離王の座に君臨したジャスティンパレスがG1連勝を目指し宝塚記念に参戦予定。
芝2200mは神戸新聞杯で重賞初制覇を果たした距離。
まだまだ成長が止まらない。
ヴェラアズール・6歳牡馬
父:エイシンフラッシュ
母:ヴェラブランカ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2022年・ジャパンカップ
馬名の由来:青い帆(西)。母名より連想
昨年のジャパンカップ覇者。
阪神コースは京都大賞典で重賞初勝利を果たしたコース。
ドバイで味わった悔しさをバネに。
アスクビクターモア・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:カルティカ
母父:Rainbow Quest
主な勝鞍:2022年・菊花賞
馬名の由来:冠名+勝者+より多くの
日経賞は馬場、天皇賞春は展開に泣いて結果が出なかった。
G1を制した阪神コースで復活Vを狙う。
ダノンザキッド・5歳牡馬
父:ジャスタウェイ
母:エピックラヴ
母父:Dansili
主な勝鞍:2020年・ホープフルステークス
馬名の由来:冠名+人名愛称
阪神コースは【1-1-2-0】とオール馬券圏内で、内容もマイルCSで2着、3着、大阪杯3着とバッチリ。
冷静にスタートを切れれば。
ディープボンド・6歳牡馬
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・阪神大賞典
馬名の由来:深い絆
昨年は4着。
そろそろG1タイトルが欲しい。
ブレークアップ・5歳牡馬
父:ノヴェリスト
母:リトルジュン
母父:クロフネ
主な勝鞍:2022年・アルゼンチン共和国杯
馬名の由来:空が破れたかのように見えるオーロラ
この春は阪神大賞典3着や天皇賞春4着と長距離路線で活躍。
芝2200mは全5勝中3勝を挙げる得意距離。
前進あるのみ。
ジェラルディーナ・5歳牝馬
父:モーリス
母:ジェンティルドンナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・エリザベス女王杯
馬名の由来:女性名より
阪神芝2200mはエリザベス女王杯を制した舞台。
新コンビ・武豊騎手と2つ目のG1タイトル取りを狙う。
ボッケリーニ・7歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2022年・目黒記念
馬名の由来:人名より
G1以外のレースでは安定した成績を残している。
この距離、コースならもっとやれてもいい。
ドゥラエレーデ・3歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:マルケッサ
母父:オルフェーヴル
主な勝鞍:2022年・ホープフルステークス
馬名の由来:父名より+最高の後継者(伊)
日本ダービーはスタート直後に落馬し中止のアクシデントながら、外傷がなかったのが幸い。
常識破りのローテーションで史上初の3歳馬Vを目指す。
スルーセブンシーズ・5歳牝馬
父:ドリームジャーニー
母:マイティースルー
母父:クロフネ
主な勝鞍:2023年・中山牝馬ステークス
馬名の由来:七つの海を越えて。父名、姉名より連想。世界中での活躍を願って
中山牝馬ステークスでは上がり最速タイムで抜け出し重賞初制覇を果たした。
強豪牡馬相手にどんな競馬ができるか。
ジオグリフ・4歳牡馬
父:ドレフォン
母:アロマティコ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・皐月賞
馬名の由来:地上絵
去年の皐月賞ではイクイノックスやドウデュースらを下してG1初制覇を果たしている。
軽視禁物。
モズベッロ・7歳牡馬
父:ディープブリランテ
母:ハーランズルビー
母父:Harlan’s Holiday
主な勝鞍:2020年・日経新春杯
馬名の由来:冠名+ハンサム(伊)
2020年の3着馬。
渋った馬場を得意にしており、雨が降れば危険な存在。
主な回避馬
タイトルホルダー・5歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
主な勝鞍:2022年・宝塚記念
馬名の由来:選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので
前年の覇者タイトルホルダーは前走の天皇賞春で競走中止した影響で春全休を決めた。
ミクソロジー・4歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:スターエンジェル
母父:アフリート
主な勝鞍:2023年・ダイヤモンドステークス
馬名の由来:mix(混ぜる)とology(~論)の掛合せ
左前脚の脚部不安のため、登録していた宝塚記念を回避する。
今後は休養に充てるとのこと。
前哨戦・参考レース
1着:イクイノックス
2着:ボルドグフーシュ(2-1/2馬身)
3着:ジェラルディーナ(1-1/2馬身)
勝ちタイム:2:32.4
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:スルーセブンシーズ
2着:ストーリア(1-1/4馬身)
3着:サトノセシル(1-1/2馬身)
勝ちタイム:1:46.5
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:ジャックドール
2着:スターズオンアース(ハナ)
3着:ダノンザキッド(クビ)
勝ちタイム:1:57.4
優勝騎手:武 豊
馬場:良
1着:ジャスティンパレス
2着:ディープボンド(2-1/2馬身)
3着:シルヴァーソニック(1馬身)
勝ちタイム:3:16.1
優勝騎手:C.ルメール
馬場:稍重
1着:Romantic Warrior・ロマンチックウォリアー
2着:Prognosis・プログノーシス(2馬身)
3着:Dubai Honour(1/2馬身)
勝ちタイム:2:01.92
勝利騎手:James McDonald
馬場:Good
1着:ヒートオンビート
2着:ディアスティマ(アタマ)
3着:サリエラ(3/4馬身)
勝ちタイム:2:30.8
優勝騎手:D.レーン
馬場:良
1着:ボッケリーニ
2着:フェーングロッテン(クビ)
3着:アドマイヤハダル(クビ)
勝ちタイム:1:59.1
優勝騎手:浜中 俊
馬場:良
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・宝塚記念の出走馬参考レース動画です。
出走予定馬の過去のレースを振り返り、馬券の参考にしよう!
宝塚記念2023の予想オッズ
2023年・宝塚記念の予想オッズはこのように予想しています。
G1・3連勝中のイクイノックスが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- イクイノックス(2.0)
- ジャスティンパレス(5.0)
- ジェラルディーナ(7.5)
- ディープボンド(10.5)
- ブレークアップ(16.5)
- アスクビクターモア(21.0)
- ボッケリーニ(26.0)
- ドゥラエレーデ(33.5)
- ライラック(34.5)
- ダノンザキッド(36.5)
- ヴェラアズール(42.5)
- スルーセブンシーズ(46.0)
- ブローザホーン(78.0)
- ユニコーンライオン(96.0)
- ジオグリフ(☆)
- カラテ(☆)
- モズベッロ(☆)
☆印は100倍以上と予想しています。
宝塚記念の日程・賞金
2023年6月25日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:2億2,000万円
年齢:3歳以上 距離:2,200m(芝・右)
上半期の締めくくりを飾るG1として競馬ファンに知られており、過去多くの名馬が勝ち馬に名を刻んできている。
近年ではオルフェーヴルやゴールドシップ、リスグラシュー、クロノジェネシスなどファンの多い馬が勝利している。
宝塚記念・プレイバック
2021年の宝塚記念を制したのは『クロノジェネシス(Chrono Genesis)』。1番人気に応える堂々とした走りで後続に2馬身半の差をつけ快勝。ゴールドシップ以来となる宝塚記念連覇を達成した。
1着:クロノジェネシス
2着:ユニコーンライオン(2-1/2馬身)
3着:レイパパレ(クビ)
4着:カレンブーケドール(2馬身)
5着:キセキ(2-1/2馬身)
勝ちタイム:2.10.9
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良