天皇賞春は2025年5月4日に京都競馬場で行われる長距離王決定戦。天皇賞春は2025年で第171回を迎え、スタミナ自慢が集う。昨年はテーオーロイヤルが制した。天皇賞春の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・天皇賞春の出走予定馬をチェック
2025年の天皇賞春の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アラタ(大野拓弥)
- ウインエアフォルク(幸英明)
- サンライズアース(池添謙一)
- ジャスティンパレス(鮫島克駿)
- ジャンカズマ(野中悠太郎)
- シュヴァリエローズ(北村友一)
- ショウナンラプンタ(武豊)
- ハヤテノフクノスケ(岩田望来)
- ビザンチンドリーム(A.シュタルケ)
- プラダリア(松山弘平)
- ブローザホーン(菅原明良)
- ヘデントール(D.レーン)
- マイネルエンペラー(丹内祐次)
- リミットバスター(岩田康誠)
- ワープスピード(横山和生)
2025年・天皇賞春の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ブローザホーン・6歳牡馬
父:エピファネイア
母:オートクレール
母父:デュランダル
主な勝鞍:2024年・宝塚記念(G1)
馬名の由来:その角笛を吹け
昨年は天皇賞春で2着、宝塚記念優勝と春は充実した時期を過ごしたが、秋の3戦はいずれも二桁着順と結果が出なかった。
リベンジなるか。
サンライズアース・4歳牡馬
父:レイデオロ
母:シャンドランジュ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2025年・阪神大賞典(G2)
馬名の由来:冠名+地球
前哨戦の阪神大賞典では道中物見しながらの追走だったが、直線では一気に突き抜け6馬身の差をつけ圧勝。
スタミナ勝負なら大いに勝ち目アリ。
ヘデントール・4歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:コルコバード
母父:ステイゴールド
主な勝鞍:2025年・ダイヤモンドステークス(G3)
馬名の由来:救世主(ポルトガル語)。コルコバードの丘のキリスト像より
今年初戦となったダイヤモンドステークスでは後続に4馬身の差をつけ圧勝。
長距離適性は高い。
ジャスティンパレス・6歳牡馬
父:ディープインパクト
母:パレスルーマー
母父:Royal Anthem
主な勝鞍:2023年・天皇賞春(G1)
馬名の由来:冠名+母名の一部
一昨年の覇者。
近走は大崩れしていないものの、あと少し足りない走り。
実績ある長距離戦で復活V狙う。
ワープスピード・6歳牡馬
父:ドレフォン
母:ディープラヴ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・古都ステークス(3勝クラス)
馬名の由来:物凄く速い。父からスピードを受け継いでほしい
ビザンチンドリーム・4歳牡馬
父:エピファネイア
母:ジャポニカーラ
母父:ジャングルポケット
主な勝鞍:2025年・レッドシーターフハンデキャップ(G2)
馬名の由来:ビザンチン帝国の夢
サウジアラビアの長距離G2・レッドシーターフハンデキャップでは4角あたりから仕掛けると、直線でも脚色衰えず世界の強豪相手に快勝した。
菊花賞でも5着に入っているように長距離の舞台は合っているようだ。
主な回避馬
アーバンシック・4歳牡馬
父:スワーヴリチャード
母:エッジースタイル
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2024年・菊花賞
馬名の由来:洗練された。母名より連想
前走休み明けで重い馬場を走った分の疲れに加え、掛かり気味に走っていた点を考慮し、天皇賞春を回避し間隔を空け、宝塚記念に参戦する。
サトノグランツ・5歳牡馬
父:サトノダイヤモンド
母:チェリーコレクト
母父:Oratorio
主な勝鞍:2023年・神戸新聞杯
馬名の由来:冠名+輝き(独)
カタールのアミールトロフィーで3着だったサトノグランツは疲れが出たため予定していた天皇賞春を回避する。
今後については未定。
前哨戦・参考レース
2着:ヘデントール
4着:ショウナンラプンタ
5着:ビザンチンドリーム
8着:ハヤテノフクノスケ
勝ちタイム:3:04.1
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
2着:ショウナンラプンタ
3着:マイネルエンペラー
16着:サンライズアース
勝ちタイム:2:09.8
優勝騎手:西村 淳也
馬場:良
1着:ヘデントール
2着:ジャンカズマ
4着:ワープスピード
勝ちタイム:3:32.2
優勝騎手:戸崎 圭太
馬場:良
1着:サンライズアース
3着:ブローザホーン
4着:ショウナンラプンタ
7着:ワープスピード
8着:ウインエアフォルク
勝ちタイム:3:03.3
優勝騎手:池添 謙一
馬場:良
1着:マイネルエンペラー
9着:アラタ
12着:シュヴァリエローズ
勝ちタイム:2:36.1
優勝騎手:丹内 祐次
馬場:稍重
天皇賞春2025の予想オッズ
2025年・天皇賞春の予想オッズはこのように予想しています。
昨年の菊花賞2着馬で、前走のダイヤモンドステークスを圧勝で重賞初勝利を収めたヘデントールが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ヘデントール(3.0)
- サンライズアース(4.5)
- ジャスティンパレス(7.0)
- ハヤテノフクノスケ(9.0)
- ショウナンラプンタ(12.0)
- ビザンチンドリーム(13.5)
- ブローザホーン(14.5)
- マイネルエンペラー(18.0)
- プラダリア(31.0)
- シュヴァリエローズ(38.5)
- ワープスピード(45.0)
- アラタ(☆)
- ジャンカズマ(☆)
- リミットバスター(☆)
- ウインエアフォルク(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
天皇賞春の日程・賞金
2025年5月4日(日)京都競馬場
格:G1 1着本賞金:3億円
年齢:4歳以上 距離:3,200m(芝・右)
京都競馬場で行われる芝G1最長距離の戦いとなる天皇賞春。
優勝馬に贈られる天皇盾をめぐる争いが繰り広げれられる。
前哨戦となる阪神大賞典、日経賞の勝ち馬には天皇賞春の優先出走権が与えられている。
過去の勝ち馬には錚々たる名前が並ぶ。
長距離では圧倒的な強さを見せたメジロマックイーン。
見ごたえある三強対決を制したマヤノトップガン。
種牡馬としても大活躍の三冠馬・ディープインパクト。
何かを起こしてくれると期待させた黄金船・ゴールドシップ。
レコードタイムで天皇賞春連覇を達成したキタサンブラックなど日本競馬を彩った名馬が勝利してきた。
秋には東京2000mで行われる天皇賞秋が開催されている。
天皇賞春・プレイバック
2017年の天皇賞春を制したのは『キタサンブラック(Kitasan Black)』。ディープインパクトが持っていたレコードタイムを0.9秒更新する驚愕の走りで後続を完封。天皇賞春・連覇を果たし現役最強馬の座を不動のものとした。
2着には1-1/4馬身差でシュヴァルグラン、さらにクビ差の3着にはサトノダイヤモンドが入った。
1着:キタサンブラック
2着:シュヴァルグラン(1-1/4馬身)
3着:サトノダイヤモンド(クビ)
4着:アドマイヤデウス(クビ)
5着:アルバート(3馬身)
勝ちタイム:3:12.5(レコード)
勝利騎手:武豊
馬場:良