皐月賞は2024年4月14日に中山競馬場で行われる3歳クラシックの第一戦。皐月賞は2024年で第84回を迎え、昨年はソールオリエンスが制した。皐月賞の出走予定馬・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・皐月賞の出走予定馬をチェック
2024年の皐月賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アレグロブリランテ()
- アーバンシック()
- エコロヴァルツ()
- ギャンブルルーム()
- コスモキュランダ()
- サンライズアース(M.デムーロ)
- サンライズジパング()
- シックスペンス()
- ジャスティンミラノ(戸崎圭太)
- ジャンタルマンタル(川田将雅)
- シュバルツクーゲル()
- シリウスコルト(三浦皇成)
- シンエンペラー(坂井瑠星)
- ダノンデサイル(横山典弘)
- ビザンチンドリーム(B.ムルザバエフ)
- ルカランフィースト()
- レガレイラ()
2024年・皐月賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ジャンタルマンタル・3歳牡馬
父:Palace Malice
母:インディアマントゥアナ
母父:Wilburn
主な勝鞍:2023年・朝日杯フューチュリティステークス
馬名の由来:インドにある天体観測施設
昨年の最優秀2歳牡馬のタイトルを獲得したジャンタルマンタルが皐月賞参戦を表明。
マイル王が距離の壁を越えていく。
レガレイラ・3歳牝馬
父:スワーヴリチャード
母:ロカ
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2023年・ホープフルステークス
馬名の由来:ポルトガル中西部の都市シントラにある宮殿
G1昇格後初となる牝馬でのホープフルステークス覇者として名を刻んだレガレイラが皐月賞参戦の可能性を示した。
牝馬による皐月賞制覇となれば1948年のヒデヒカリ以来の大偉業となる。
歴史を動かす事ができるか。
ジャスティンミラノ・3歳牡馬
父:キズナ
母:マーゴットディド
母父:Exceed And Excel
主な勝鞍:2024年・共同通信杯
馬名の由来:冠名+イタリアの地名
新馬、共同通信杯を連勝。
折り合いに心配が無く、距離延長も十分に対応可能。
名門・友道厩舎から今年も怖い一頭が参戦だ。
コスモキュランダ・3歳牡馬
父:アルアイン
母:サザンスピード
母父:Southern Image
主な勝鞍:2024年・弥生賞
馬名の由来:冠名+オーストラリア北東部の熱帯雨林。世界遺産
弥生賞では3コーナーあたりから捲っていく積極的な競馬で押し切り重賞初制覇。
良馬場発表とはいえ、少し渋り気味の馬場もうまく味方につけた。
本番ではどんな競馬を見せてくれるか。
エコロヴァルツ・3歳牡馬
父:ブラックタイド
母:プティプランセス
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2023年・コスモス賞
馬名の由来:冠名+鍛錬する(独)
朝日杯フューチュリティステークスでは大外から勢いよく追い込むも2着と惜敗。
共同通信杯(5着)では折り合いを欠く面を見せただけに距離延長にどう対応するかがカギ。
ダノンデサイル・3歳牡馬
父:エピファネイア
母:トップデサイル
母父:Congrats
主な勝鞍:2024年・京成杯
馬名の由来:冠名+母名の一部
京成杯では直線で鋭く伸び重賞初制覇を果たした。
リズム良く走れれば。
シンエンペラー・3歳牡馬
父:Siyouni
母:Starlet’s Sister
母父:Galileo
主な勝鞍:2023年・京都2歳ステークス
馬名の由来:真の皇帝、新しい皇帝
京都2歳ステークスの覇者で、ホープフルステークスでは3/4馬身差の2着と健闘。
弥生賞では3、4コーナーの馬場が悪くてバランスを崩した分差し届かなかったが2着はしっかり確保。
本番での逆転を狙う。
サンライズジパング・3歳牡馬
父:キズナ
母:サイマー
母父:Zoffany
主な勝鞍:2024年・若駒ステークス
馬名の由来:冠名+「日本」を意味する言葉
若駒ステークスでは道中の進みの悪さが見えたが、直線でムチが入ると抜群の伸び脚を見せて突き抜け完勝。
ホープフルステークス3着の実績は伊達じゃない。
ビザンチンドリーム・3歳牡馬
父:エピファネイア
母:ジャポニカーラ
母父:ジャングルポケット
主な勝鞍:2024年・きさらぎ賞
馬名の由来:ビザンチン帝国の夢
きさらぎ賞では外からライバルたちをまとめて差し切り無傷の2連勝で重賞制覇を果たした。
新馬戦以来のコンビとなるムルザバエフ騎手を背に3連勝でG1制覇を狙う。
皐月賞の日程・賞金
2024年4月14日(日)中山競馬場
格:G1 1着本賞金:2億円
年齢:3歳牡馬・牝馬 距離:2,000m(芝・右)
皐月賞には錚々たる馬が勝ち馬に名を連ねる。レコードタイムは2017年のアルアインが叩きだした「1:57.8」となっている。
牡馬クラシックについて
牡馬クラシックはJRAが開催する皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三競走を指す。
皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と言われている。
過去に牡馬クラシック三冠馬はセントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルの8頭。
中でもシンボリルドルフとディープインパクト、コントレイルは無敗で三冠馬に輝いている。
皐月賞・プレイバック
2020年の皐月賞を制したのは『コントレイル(Contrail)』。福永祐一騎手が手綱を執った1番人気のコントレイルが外から豪快に差し切り、無敗で牡馬クラシック1冠目を勝ち取った。
その後、無敗のまま日本ダービー、菊花賞を制し史上初父子無敗の三冠を達成することになる。
2着には1/2馬身差でサリオス、さらに3-1/2馬身差の3着にはガロアクリーク入った。
1着:コントレイル
2着:サリオス(1/2馬身)
3着:ガロアクリーク(3-1/2馬身)
4着:ウインカーネリアン(1-1/4馬身)
5着:サトノフラッグ(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2.00.7
優勝騎手:福永 祐一
馬場:稍重