秋華賞は2023年10月15日に京都競馬場で行われる3歳牝馬の三冠レース最終戦。秋華賞は2023年で第28回を迎え、昨年はスタニングローズが制した。秋華賞の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・秋華賞の出走予定馬をチェック
2023年・秋華賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではリバティアイランドが3枠6番、ハーパーは1枠2番、マスクトディーヴァは4枠7番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
10月14日にJRAから発表された秋華賞の前日最終オッズです。
1番人気はリバティアイランドが1.1倍、2番人気はハーパーで15.5倍、マスクトディーヴァが17.0倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年10月12日にJRAより発表された秋華賞に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2023年の秋華賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- エミュー(M.デムーロ)
- キタウイング(江田照男)
- グランベルナデット(松山弘平)
- コナコースト(鮫島克駿)
- コンクシェル(幸英明)
- ソレイユヴィータ(武豊)
- ドゥアイズ(西村淳也)
- ドゥーラ(斎藤新)
- ハーパー(C.ルメール)
- ヒップホップソウル(横山武史)
- ピピオラ(藤岡康太)
- フェステスバント(酒井学)
- マスクトディーヴァ(岩田望来)
- マラキナイア(池添謙一)
- ミシシッピテソーロ(石川裕紀人)
- モリアーナ(横山典弘)
- ラヴェル(坂井瑠星)
- リバティアイランド(川田将雅)
- キミノナハマリア
- シランケド
- シンリョクカ
- フェアエールング
- ミタマ
2023年・秋華賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
リバティアイランド・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:ヤンキーローズ
母父:All American
主な勝鞍:2023年・オークス
馬名の由来:米、アッパーニューヨーク湾の自由の女神像が建っている島
圧巻の内容で桜花賞、オークスを制し二冠馬に輝いている絶対女王。
デアリングタクト以来の三冠牝馬の座を目指す。
モリアーナ・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:ガルデルスリール
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2023年・紫苑ステークス
馬名の由来:スラブの伝承に登場する風の女神
紫苑ステークスでは上がり最速の脚で差し切り重賞初Vを果たした。
賞金不足に泣いた春の悔しさをバネに大きくはばたけ。
マスクトディーヴァ・3歳牝馬
父:ルーラーシップ
母:マスクオフ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・ローズステークス
馬名の由来:仮面の歌姫
ローズステークスを日本レコードタイムで快勝。
反動が気になるところだが、秘めたるポテンシャルは相当なもの。
ハーパー・3歳牝馬
父:ハーツクライ
母:セレスタ
母父:Jump Start
主な勝鞍:2023年・クイーンカップ
馬名の由来:ハープを弾く人
桜花賞4着、オークス2着と春のG1ではあと一歩勝利に手が届かなかった。
秋までにどこまで女王に近づけるか。
前哨戦を使わずぶっつけで参戦予定。
ドゥーラ・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:イシス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2023年・クイーンステークス
馬名の由来:父名より
クイーンステークスでは軽斤量の恩恵もあったものの鮮やかな末脚で重賞初勝利を挙げた。
オークス3着のリベンジへ。
コナコースト・3歳牝馬
父:キタサンブラック
母:コナブリュワーズ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:ハワイ島西岸の溶岩と美しいビーチリゾートが織りなすエリア
桜花賞2着馬。
もう2着はいらない。
ヒップホップソウル・3歳牝馬
父:キタサンブラック
母:ダンスファンタジア
母父:ファルブラヴ
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:ブラックミュージックのジャンルのひとつ
紫苑ステークスでは差し馬有利の流れの中で先行してしぶとく粘って価値ある2着をもぎ取った。
有力馬が後ろでけん制しあえばお誂え向きの流れになりそうだ。
グランベルナデット・3歳牝馬
父:キズナ
母:ラブリーベルナデット
母父:Wilburn
主な勝鞍:2023年・忘れな草賞
馬名の由来:偉大な、高貴な(仏)+母名の一部
前走の紫苑ステークスでは1番人気に支持されるも、休み明けの影響があってか4角からついて行けず10着と大敗した。
一度使われて変わり身はあるのか。
シンリョクカ・3歳牝馬
父:サトノダイヤモンド
母:レイカーラ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:心力歌
秋華賞もトライアルを使わず直行予定。
ドゥアイズ・3歳牝馬
父:ルーラーシップ
母:ローズマンブリッジ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:曲名。母名および本馬の特徴より連想
主な回避馬
ブレイディヴェーグ・3歳牝馬
父:ロードカナロア
母:インナーアージ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・3歳以上1勝クラス
馬名の由来:広い道(オランダ語)
ローズステークス2着で優先出走権を獲得していたブレイディヴェーグはコース適性と状態を考慮し秋華賞を回避。
エリザベス女王杯に向かうことが発表された。
シランケド・3歳牝馬
父:デクラレーションオブウォー
母:フェアブルーム
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・3歳未勝利
馬名の由来:知らんけど。知らないが(関西の方言)
紫苑ステークス3着で優先出走権を得ていたシランケドは前走の疲れが取れず、態勢が整わなかったために回避を決めた。
前哨戦・参考レース
1着:リバティアイランド
2着:コナコースト(3/4馬身)
3着:ペリファーニア(クビ)
勝ちタイム:1:32.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:リバティアイランド
2着:ハーパー(6馬身)
3着:ドゥーラ(クビ)
勝ちタイム:2:23.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:ドゥーラ
2着:ウインピクシス(1馬身)
3着:コスタボニータ(ハナ)
勝ちタイム:1:46.7
優勝騎手:斎藤 新
馬場:良
1着:モリアーナ
2着:ヒップホップソウル(1/2馬身)
3着:シランケド(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1:58.0
優勝騎手:横山 典弘
馬場:稍重
1着:マスクトディーヴァ
2着:ブレイディヴェーグ(1-1/2馬身)
3着:マラキナイア(1-3/4馬身)
勝ちタイム:1:43.0(レコード)
優勝騎手:岩田 望来
馬場:良
秋華賞2023の予想オッズ
2023年・秋華賞の予想オッズはこのように予想しています。
史上7頭目の三冠牝馬を目指すリバティアイランドが1番人気に支持されると予想します。
上位2頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- リバティアイランド(1.3)
- ハーパー(9.0)
- マスクトディーヴァ(14.0)
- モリアーナ(18.5)
- ドゥーラ(24.5)
- コナコースト(26.5)
- ヒップホップソウル(27.0)
- グランベルナデット(40.0)
- マラキナイア(43.0)
- ドゥアイズ(☆)
- ラヴェル(☆)
- ピピオラ(☆)
- ソレイユヴィータ(☆)
- コンクシェル(☆)
- エミュー(☆)
- ミシシッピテソーロ(☆)
- フェステスバント(☆)
- キタウイング(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
秋華賞の日程・賞金
2023年10月15日(日)京都競馬場
格:GI 1着本賞金:1億1,000万円
年齢:3歳牝馬 距離:2,000m(芝・右)
牝馬三冠について
牝馬三冠はJRAが開催する桜花賞、オークス、秋華賞の三競走を指す。
過去に牝馬三冠馬はメジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクトの6頭。
中でもデアリングタクトは史上初の無敗での牝馬三冠を達成している。(無敗での牡馬クラシック三冠馬は3頭)
秋華賞・プレイバック
2020年の秋華賞を制したのは『デアリングタクト(Daring Tact)』。他馬からのマークにひるむことなく直線で自慢の決め手を披露し差し切りV。史上初となる無敗での牝馬三冠を達成した。
2着には1-1/4馬身差でマジックキャッスル、さらに3/4馬身差の3着にはソフトフルートが入った。
1着:デアリングタクト
2着:マジックキャッスル(1-1/4馬身)
3着:ソフトフルート(3/4馬身)
4着:パラスアテナ(ハナ)
5着:ミスニューヨーク(3-1/2馬身)
勝ちタイム:2.00.6
優勝騎手:松山 弘平
馬場:稍重