NHKマイルカップは2022年5月8日に東京競馬場で行われる三歳マイル王を決める一戦。NHKマイルカップは2022年で第27回目を迎え、昨年はシュネルマイスターが制した。NHKマイルカップの出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2022年・NHKマイルカップの結果は!?
2022年のNHKマイルカップを制したのは『ダノンスコーピオン(Danon Scorpion)』。鞍上の檄に応える力強い伸びでクビ差先着。連勝で三歳マイル王に輝いた。
1着:ダノンスコーピオン
2着:マテンロウオリオン(クビ)
3着:カワキタレブリー(クビ)
4着:セリフォス(1-1/4馬身)
5着:インダストリア(クビ)
勝ちタイム:1.32.3
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
2022年・NHKマイルカップの出走予定馬をチェック
2022年・NHKマイルカップの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではセリフォスが2枠4番、ダノンスコーピオンは8枠18番、インダストリアは6枠11番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
5月7日にJRAから発表されたNHKマイルカップの前日最終オッズです。
1番人気はセリフォスで4.4倍、2番人気はインダストリアで4.6倍、マテンロウオリオンが5.9倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2022年5月5日にJRAより発表されたNHKマイルカップに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2022年のNHKマイルカップの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アルーリングウェイ(藤岡佑介)
- インダストリア(D.レーン)
- オタルエバー(横山和生)
- カワキタレブリー(菅原明良)
- キングエルメス(坂井瑠星)
- ジャングロ(武豊)
- ステルナティーア(池添謙一)
- セイクリッド(菊沢一樹)
- セリフォス(福永祐一)
- ソネットフレーズ(横山武史)
- ソリタリオ(鮫島克駿)
- タイセイディバイン(松若風馬)
- ダノンスコーピオン(川田将雅)
- ダンテスヴュー(吉田隼人)
- トウシンマカオ(戸崎圭太)
- フォラブリューテ(大野拓弥)
- プルパレイ(M.デムーロ)
- マテンロウオリオン(横山典弘)
- ディオ(未定)
- デルマグレムリン(未定)
- ドーブネ(未定)
2022年・NHKマイルカップの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ダノンスコーピオン・3歳牡馬
父:ロードカナロア
母:レキシールー
母父:Sligo Bay
主な勝鞍:2022年・アーリントンカップ
馬名の由来:冠名+サソリ
朝日杯フューチュリティステークス3着馬で、アーリントンカップの覇者。
決め手の鋭さは東京コースにバッチリ。
きっちり標的を射止めろ!
セリフォス・3歳牡馬
父:ダイワメジャー
母:シーフロント
母父:Le Havre
主な勝鞍:2021年・デイリー杯2歳ステークス
馬名の由来:エーゲ海にある島名。母名より連想
昨年の朝日杯フューチュリティステークス(2着)から直行する。
今度こそ世代の頂点へ。
ジャングロ・3歳牡馬
父:More Than Ready
母:Goodbye Stranger
母父:Broad Brush
主な勝鞍:2022年・ニュージーランドトロフィー
馬名の由来:人名より
ニュージーランドトロフィーを逃げ切りV。
3連勝の勢いは本物。
マテンロウオリオン・3歳牡馬
父:ダイワメジャー
母:パルテノン
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・シンザン記念
馬名の由来:摩天楼+星座の名
出世レースのシンザン記念を優勝。
ダイワメジャー産駒はNHKマイルカップと相性〇。
タイセイディバイン・3歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:ダイワスピリット
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2021年・2歳未勝利
馬名の由来:冠名+神聖の
ファルコンステークス、アーリントンカップを連続2着。
積み重ねた経験を武器に。
インダストリア・3歳牡馬
父:リオンディーズ
母:インダクティ
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2022年・ジュニアカップ
馬名の由来:物語に登場する架空の地名
ジュニアカップを2馬身半差で快勝。
半兄のケイデンスコール(父ロードカナロア)はNHKマイルカップ2着馬。
プルパレイ・3歳牡馬
父:イスラボニータ
母:マイジェン
母父:Fusaichi Pegasus
主な勝鞍:2022年・ファルコンステークス
馬名の由来:紫の閃光(独)
ファルコンステークスを制し重賞初V。
たまにレースをやめる悪癖が出るので、そこが気がかり。
キングエルメス・3歳牡馬
父:ロードカナロア
母:ステラリード
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2021年・京王杯2歳ステークス
馬名の由来:王+ギリシャ神話に登場する青年神。父名から連想
骨折明け&初の1600mと不安要素が多い一戦だったアーリントンカップを見所十分の3着と健闘。
一度使われてさらに上昇しそう。
アルーリングウェイ・3歳牝馬
父:ジャスタウェイ
母:アルーリングライフ
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2022年・エルフィンステークス
馬名の由来:魅惑的な道
桜花賞は8着ながら勝ち馬から0.2秒差とそれほど差はなかった。
軽視禁物。
ソリタリオ・3歳牡馬
父:モーリス
母:サブトゥエンティ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2021年・こうやまき賞
馬名の由来:孤高(西)
前走のスプリングステークスで10着に敗れたためマイル路線に舞い戻ってきた。
左回りの1600mは【2-3-0-0】と連対100%。
オタルエバー・3歳牡馬
父:リオンディーズ
母:ルージュクール
母父:Redoute’s Choice
主な勝鞍:2021年・秋明菊賞
馬名の由来:北海道の地名+いつまでも
重賞勝ちこそないもののG3で2度の3着あり。
前走後方からいい脚が使えたのは収穫。
ステルナティーア・3歳牝馬
父:ロードカナロア
母:ラルケット
母父:ファルブラヴ
主な勝鞍:2021年・2歳新馬
馬名の由来:イタリア、プッリャ州にある自治体
桜花賞をパスしてNHKマイルカップを選択。
東京マイルコースはサウジアラビアロイヤルカップで2着に入っている。
ソネットフレーズ・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:ボージェスト
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2021年・2歳新馬
馬名の由来:ピンクカーネーションの品種。花言葉は「美しい仕草」。母名より連想
デイリー杯2歳ステークス(2着)以来の実戦を迎える。
どれだけ成長しているか。
ダンテスヴュー・3歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2021年・2歳未勝利
馬名の由来:デスバレーの景勝地
きさらぎ賞2着、東京スポーツ杯2歳ステークス4着の実績あり。
東京マイルなら対応できそう。
トウシンマカオ・3歳牡馬
父:ビッグアーサー
母:ユキノマーメイド
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2022年・クロッカスステークス
馬名の由来:冠名+地名
前哨戦・参考レース
1着:ドウデュース
2着:セリフォス(1/2馬身)
3着:ダノンスコーピオン(1/2馬身)
勝ちタイム:1.33.5
優勝騎手:武 豊
馬場:良
1着:プルパレイ
2着:タイセイディバイン(1-3/4馬身)
3着:オタルエバー(1/2馬身)
勝ちタイム:1.20.9
優勝騎手:M.デムーロ
馬場:稍重
1着:ジャングロ
2着:マテンロウオリオン(アタマ)
3着:リューベック(1-1/2馬身)
勝ちタイム:1.33.5
優勝騎手:武 豊
馬場:良
1着:スターズオンアース
2着:ウォーターナビレラ(ハナ)
3着:ナムラクレア(1/2馬身)
勝ちタイム:1.32.9
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:ダノンスコーピオン
2着:タイセイディバイン(クビ)
3着:キングエルメス(3/4馬身)
勝ちタイム:1.32.7
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
NHKマイルカップ2022の予想オッズ
2022年・NHKマイルカップの予想オッズはこのように予想しています。
好調福永騎手との初コンビでG1制覇を目指すセリフォスが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- セリフォス(2.5)
- ダノンスコーピオン(3.0)
- インダストリア(5.5)
- ジャングロ(8.0)
- マテンロウオリオン(10.5)
- プルパレイ(13.5)
- ソネットフレーズ(17.0)
- キングエルメス(20.0)
- アルーリングウェイ(33.0)
- タイセイディバイン(43.0)
- ダンテスヴュー(45.0)
- ソリタリオ(☆)
- トウシンマカオ(☆)
- オタルエバー(☆)
- ステルナティーア(☆)
- フォラブリューテ(☆)
- ディオ(☆)
- カワキタレブリー(☆)
- デルマグレムリン(☆)
- セイクリッド(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
NHKマイルカップの日程・賞金
2022年5月8日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億3,000万円
年齢:3歳 距離:1,600m(芝・左)
6月に同舞台で古馬との戦いとなる安田記念が開催されており、NHKマイルカップで好走した馬が斤量差を生かし活躍している。
NHKマイルカップ・プレイバック
2019年のNHKマイルカップを制したのは『アドマイヤマーズ(Admire Mars)』。2歳マイル王が力の違いを見せつける走りで優勝。3歳でもマイル界の頂点を極めた。
その後、香港マイルを制しアジアのマイル王へと駆け上がっていく。
1着:アドマイヤマーズ
2着:ケイデンスコール(1/2馬身)
3着:カテドラル(ハナ)
4着:ダノンチェイサー(1-1/4馬身+クビ)
5着:グランアレグリア(4着降着)
勝ちタイム:1.32.4
優勝騎手:M.デムーロ
馬場:良