NHKマイルカップ2025の結果・動画をまとめた記事です。2025年のNHKマイルカップの着順は1着:パンジャタワー、2着:マジックサンズ、3着:チェルビアットとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2025年5月11日(日) | 2回東京6日 | 15:40 発走
第30回 NHKマイルカップ(GI)芝・左 1600m
NHK Mile Cup (G1)
2025年・NHKマイルカップの動画
ジョッキーカメラ
2025年・NHKマイルカップの結果
1着:パンジャタワー
2着:マジックサンズ(アタマ)
3着:チェルビアット(ハナ)
4着:モンドデラモーレ(1/2馬身)
5着:ランスオブカオス(1-1/4馬身)
6着:サトノカルナバル
7着:マピュース
8着:マイネルチケット
9着:ヤンキーバローズ
10着:コートアリシアン
11着:イミグラントソング
12着:ミニトランザット
13着:アルテヴェローチェ
14着:アドマイヤズーム
15着:ヴーレヴー
16着:ショウナンザナドゥ
17着:ティラトーレ
18着:トータルクラリティ
勝ちタイム:1:31.7
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良
レース後のコメント
1着 パンジャタワー(松山弘平騎手)
「最高です。ポジションとしては、いいところでおさまっていましたし、あまりポジションは考えずにパンジャタワーのリズムで走ろうとレース前は思っていました。スタートも上手に出てくれて、リズム良くいい形の競馬ができたなと思います。(直線は)頼む!という気持ちで最後は必死に追っていました。デビューした時からすごく力のある馬だなと思っていましたので、東京で重賞勝ちもしていますし、最後に脚を使える馬なので、そういった競馬を今日も心がけました。まだまだ馬は成長できる馬だと思うので、本当に楽しみです。久々にG1を勝たせていただきましたけど、まだ勝てるようにしっかり頑張っていきます」
(橋口慎介調教師)
「ゴールの瞬間は正直負けたかなと思いました。今は信じられない気持ちです。デビュー前から素質を見込んでいた馬で、前走後は出来る限り距離を延ばせるようにしてきました。馬の状態は申し分なく、仕上がりには自信がありました。レースについては松山騎手がこの馬のことを一番分かっている人なので、特に指示はしませんでした。最後の直線では昨日のエプソムカップを勝ったセイウンハーデスのように伸びてくれないかと思って見ていましたが、さすがに声が出ました。この馬のストロングポイントは、どの馬にも負けないスピードです。筋肉質の体で、将来はスプリンターにしようと思っていましたが、今日マイル戦を勝ち、時計も速かったので、今後についてはオーナーと相談します」
2着 マジックサンズ(武豊騎手)
「少しテンションが高い馬なので、馬ごみに入れる形はやめた方がいいと思って、狙ったレースはできた。最後はしっかり伸びてあともう少しのところだったんですけどね」
(須貝尚介調教師)
「もうちょっとやった…。勝った馬をほめるしかない。最後、内からやからね。2着だし、ダービーは入ると思うけど行かない。秋最大の目標のマイルのG1に向けて、放牧すると思う」
3着 チェルビアット(M.ディー騎手)
「リズム良く走らせたいと思っていたのでポジションとしてはあの位置になった。いれ込みがきついところがあったけど、うまく落ち着かせてスムーズなレースができた。追い出してからはスッと反応もしてくれた。勝ちたかったんですけどね…。厩舎とスタッフがうまく作ってくれた。きょうは運がなかっただけです」
4着 モンドデラモーレ(戸崎圭太騎手)
「内枠から内々でうまく折り合いをつけてためて運べました。4コーナーもいい感じで前が開けてレース自体はうまくいきました。ただ、途中からのフットワークがもう一つでした」
5着 ランスオブカオス(吉村誠之助騎手)
「きょう芝のレースに乗っていて内外の差がありました。ですがこの枠だったので内を回ってきました。テンションも程良く、具合は本当に良かったです。想定のポジションでは運べたんですが、ペースが流れたのを追走してしまった。外から中団にいた馬が伸びていたのでね。もっといいところで走らせてあげられなかったのは僕のミスです。それでも5着に粘ってくれましたし、力のあるところは見せてくれたと思う。順調に成長していって欲しいです」
6着 サトノカルナバル(D.レーン騎手)
「外枠から好スタートを切ったけど一列後ろで運んだ。道中はリズム良く運べて直線ではスペースを作りたくて外に出した。残り400メートルから脚を使ってくれた」
7着 マピュース(田辺裕信騎手)
「できればもう少しポジションを取って運びたかったけど、一線級相手で序盤の速さが違って、無理に位置を取るとリズムが悪くなるのでじっくり運んだ。最後は脚いろが一緒になってしまった。以前速い時計で走っているとはいえ、それより1秒くらい速かったのでね」
8着 マイネルチケット(横山武史騎手)
「ポジションが取れればいいなと思っていたけど、スタートが決まらずしまいにかける競馬をした。まだ体が緩いなかでしっかり脚を使ってくれたと思います。これから先が楽しみです」
9着 ヤンキーバローズ(岩田望来騎手)
「折り合いはうまくついた。もう少し攻める競馬をしても良かったとは思うけど、収穫のあるレースができた。まだ幼いところがあるのでこれからさらに良くなってG1の舞台に戻ってくれれば」
10着 コートアリシアン(菅原明良騎手)
「しまいは来ていたのでゲートだけですね。あんなことになるとは思わなかったし、ビックリしました」
11着 イミグラントソング(C.ルメール騎手)
「1番人気の後ろでいい位置を取れた。手応え良く運んでいたけど坂を上ってから伸び切れなかった。最後は加速しなかった」
12着 ミニトランザット(鮫島克駿騎手)
「ポジションは気にせずにリズム良く、折り合い良くレースをして、パンジャタワーを見られるポジションで運べた。一瞬グッときたけど最後は同じ脚になってしまった」
13着 アルテヴェローチェ(佐々木大輔騎手)
「前回より落ち着いていました。前走からゲートが怪しくなっていたけど、ギリギリ耐えてくれた。ただ、落ち着いて走れていた割には伸び切れなかった」
14着 アドマイヤズーム(川田将雅騎手)
「3コーナーから走りがおかしくなって、スタートしてから200~300メートルのところで落鉄していて、その影響があったと思います。また改めてですね」
(友道康夫調教師)
「右後脚を落鉄していて、3コーナーで後脚を滑らせて走るリズムが悪くなって、直線は外へ外へと行ってしまった。状態面は問題なかったので、アクシデントが敗因だと思います」
15着 ヴーレヴー(浜中俊騎手)
「返し馬から落ち着きがあったのはいい傾向。これがいい経験になったと思う」
16着 ショウナンザナドゥ(池添謙一騎手)
「正直、体がマイナス2キロだったけどギリギリの感じでした。プランとしてはためる形で位置取りは完璧だったし、馬場もいいところを走れた。これで伸びなかったらという競馬はできた。これから成長する馬だし体がしっかりしてくれば」
17着 ティラトーレ(木幡巧也騎手)
「距離はマイルがいいですね。一瞬グッと来るところはあったんですが…」
18着 トータルクラリティ(北村友一騎手)
「うまくレースで力を発揮できていない。けいこの感じからはもう少しやれていいけどメンタルが難しい」
勝ち馬プロフィール
パンジャタワー(Panja Tower)牡3/鹿毛 橋口 慎介(栗東)
父:タワーオブロンドン 母:クラークスデール 母父:ヴィクトワールピサ
馬名の由来:冠名+父名の一部