【七夕賞2018】予想オッズ・出走予定馬/重賞制覇の願いを込めて

七夕賞 2017 ゼーヴィント

七夕賞 2018の予想オッズ・出走予定馬・想定騎手の情報です。七夕賞の出走登録は12頭。出走予定馬にはサーブルオールやキンショーユキヒメが名を連ねています。福島の地で重賞制覇の願いをかなえる馬は?

重賞制覇の願いを込めて

2018年7月8日(日) | 2回福島4日 | 15:45 発走
第54回 七夕賞(GIII)芝・右 2000m
Tanabata Sho (G3)

過去の傾向

七夕賞」は福島競馬場・芝2000mで行われるハンデ戦で、1着馬には4,100万円が贈られる。

配当的には1番人気は3勝・2着1回・3着2回と複勝率は6割。
ハンデ戦にしては健闘している部類と言えそうだ。
昨年はゼーヴィントが1番人気に支持されて優勝している。

二桁人気の馬は10年間で55頭が出走して馬券圏内は2勝を含む7頭。
もっとも人気薄で優勝したのは2012年のアスカクリチャン。
14番人気(54.4倍)での勝利だった。

三連単が10万円以上の高配当を出したのは10年で5度。
2010年は3着が同着だったため配当が分散されて10万円を超えていないが、二通りとも9万円台と高配当だった。
ここ2年が平穏決着だっただけにそろそろ荒れそうな気配を感じる。

先週の注目レース

出走予定馬

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2018年の七夕賞に12頭が登録を済ませております。
フルゲートは16頭となっています。

賞金上位馬
  • キンショーユキヒメ(北村宏司)54.0kg
  • マイネルミラノ(田辺裕信)57.0kg
  • マイネルフロスト(柴田大知)57.0kg
  • マイネルサージュ(津村明秀)55.0kg
  • ワンブレスアウェイ(石橋脩)53.0kg
  • サーブルオール(戸崎圭太)55.0kg
  • レイホーロマンス(内田博幸)51.0kg
  • バーディーイーグル(柴田善臣)53.0kg
  • シルクドリーマー(石川裕紀人)53.0kg
  • メドウラーク(未定)54.0kg
  • プラチナムバレット(岩崎翼)57.0kg
  • パワーポケット(未定)50.0kg
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今週は他にもプロキオンステークスが開催される。
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出走予定馬・ピックアップ

福島競馬場で行われる芝G3「七夕賞」。
今年は12頭が登録してきた。登録馬から注目したい馬をピックアップした。

・サーブルオール(Sable Or)

【黄梅賞 2016】動画・結果/サーブルオールが差し切り2勝目を挙げる

サーブルオール・5歳牡馬
12戦5勝 [5-2-1-4]
父:ハービンジャー
母:モンローブロンド
母父:アドマイヤベガ
馬名の由来:金の砂(仏)。母名より連想
前走:エプソムカップ・4着(3番人気)
(鞍上予定:戸崎圭太)

3度目の重賞挑戦となる「サーブルオール」。
条件戦連勝の勢いで挑んだ前走のエプソムカップは4着ながらもいい内容のレース。
経験の少ない重馬場での戦いに苦しみながらも、後方からよく追い込み勝ち馬と0.3秒差まで詰め寄った。
騎乗したルメール騎手もレース後に「重賞を勝てる馬」と太鼓判を押していた。

この中間は短期放牧を挟みリフレッシュ。
2000mの距離では【2-1-0-0】と得意にしておりチャンスは十分にある。

七夕賞が行われる7月8日は騎乗予定の戸崎騎手の誕生日。
お祝いの重賞制覇となるか。

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・ワンブレスアウェイ(One Breath Away)

ワンブレスアウェイ

ワンブレスアウェイ・5歳牝馬
18戦5勝 [5-5-1-7]
父:ステイゴールド
母:ストレイキャット
母父:Storm Cat
馬名の由来:一瞬のうちに
前走:マーメイドステークス・2着(9番人気)
(鞍上予定:石橋脩)

前走重賞初連対を果たした「ワンブレスアウェイ」。
マーメイドステークスは9番人気と低い評価ながら2着と健闘を見せた。
スタートが決まり、いい位置で流れに乗れたのが好走の要因だろう。

ゲートの不安が付きまとう馬。
斤量も53kgならチャンス十分なだけに、スタートさえ決まれば。

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・プラチナムバレット(Platinum Bullet)

京都新聞杯 2017 プラチナムバレット

プラチナムバレット・4歳牡馬
9戦3勝 [3-1-2-3]
父:マンハッタンカフェ
母:スノースタイル
母父:ホワイトマズル
馬名の由来:プラチナの弾丸
前走:都大路ステークス・14着(1番人気)
(鞍上予定:岩崎翼)

前走は思わぬ大敗を喫した「プラチナムバレット」。
1番人気に支持された前走の都大路ステークスでは追走こそスムーズに進んでいたものの、いざ直線になると全く見せ場を作れず14着に沈んだ。
敗因はレース中に発症した左前ハ行が原因とのこと。
幸い大事に至らず、故障の影響を感じさせない動きをこの中間では見せている。

仕切り直しの一戦となる七夕賞。
G2馬の誇りにかけてここは落とせない。

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・キンショーユキヒメ(Kinsho Yukihime)

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キンショーユキヒメ・6歳牝馬
27戦6勝 [6-2-2-17]
父:メイショウサムソン
母:アップルティー
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:冠名+雪姫。芦毛なので
前走:マーメイドステークス・7着(3番人気)
(鞍上予定:北村宏司)

今年の福島牝馬ステークス勝ち馬の「キンショーユキヒメ」も注目の一頭。
前が止まらない流れだった福島牝馬ステークスの差し脚は見事だった。

前走のマーメイドステークスでは上位馬が皆軽量馬という、いかにもハンデ戦らしい展開に泣いた。
今回は54kg。決して恵まれた斤量ではないが重賞を制した福島コースなら楽しみが広がる。

ためれば終いは確実に切れるタイプ。
ペース次第では牡馬相手でも。

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・マイネルサージュ(Meiner Sage)

マイネルサージュ

マイネルサージュ・6歳牡馬
26戦6勝 [6-3-3-14]
父:ハービンジャー
母:サオヒメ
母父:サンデーサイレンス
馬名の由来:冠名+賢い(仏)
前走:福島民報杯・1着(5番人気)
(鞍上予定:津村明秀)

前走の福島民報杯で見事な勝ちっぷりを見せた「マイネルサージュ」。
同コースで見せたあの走りは着差以上に強さを感じさせた。
福島コースは【1-2-0-0】と相性抜群。
展開がハマれば前走の再現は十分に可能だ。

・マイネルフロスト(Meiner Frost)

マイネルフロスト

マイネルフロスト・7歳牡馬
34戦4勝 [4-3-3-24]
父:ブラックタイド
母:スリースノーグラス
母父:グラスワンダー
馬名の由来:冠名+氷結、霜
前走:エプソムカップ・9着(13番人気)
(鞍上予定:柴田大知)

昨年の七夕賞で2着に入っている「マイネルフロスト」。
前走は脚部不安からの9か月ぶりの実戦&結果が出ていない重馬場と厳しい条件が並び9着。
そんな悪条件の中でも0.9秒差ならそこまで悲観する必要はない。
ひと叩きし上積みが見込める今回は一変がありそうだ。

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・マイネルミラノ(Meiner Milano)

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マイネルミラノ・8歳牡馬
47戦8勝 [8-4-4-31]
父:ステイゴールド
母:パールバーリー
母父:Polish Precedent
馬名の由来:冠名+鳶(西)
前走:エプソムカップ・11着(14番人気)
(鞍上予定:田辺裕信)

2016年の函館記念を制している「マイネルミラノ」。
8歳になった今年もアメリカジョッキークラブカップで3着に入るなどまだまだ健在。
このハンデ(57kg)なら前進も。

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他には今年の愛知杯で2着に入っている「レイホーロマンス」や3年連続で七夕賞参戦となる「バーディーイーグル」、昨年のステイヤーズステークス以来の実戦となる「シルクドリーマー」なども出走予定馬に名を連ねています。

七夕賞は2018年7月8日(日)の15時45分発走予定です。

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予想オッズ

2018年・七夕賞の予想オッズです。
カッコ内はオッズとなっています。

  1. サーブルオール(3.0)
  2. プラチナムバレット(5.0)
  3. キンショーユキヒメ(5.5)
  4. マイネルサージュ(6.5)
  5. レイホーロマンス(7.0)
  6. ワンブレスアウェイ(8.0)
  7. マイネルフロスト(9.0)
  8. マイネルミラノ(15.0)
  9. バーディーイーグル(35.0)
  10. シルクドリーマー(☆)
  11. メドウラーク(☆)
  12. パワーポケット(☆)

☆印は50倍以上と予想しています。

10年間の人気別データ

七夕賞 2018 オッズデータ

日程・賞金

【七夕賞 2016】動画・結果/アルバートドックが差し切り重賞2勝目を挙げる

日程・発走予定時刻
2018年7月8日(日)15時45分発走予定

場所・距離
福島競馬場・芝・2000m


G3

1着賞金
4,100万円

プレイバック

2017年7月9日(日)七夕賞(GIII)

1着:ゼーヴィント
2着:マイネルフロスト(3/4馬身)
3着:ソールインパクト(1馬身)
4着:スズカデヴィアス(3/4馬身)
5着:フェルメッツァ(クビ)

勝ちタイム:1.58.2
優勝騎手:戸崎 圭太
馬場:良

2017年・七夕賞

七夕賞 2017 ゼーヴィント

【七夕賞 2017】動画・結果/ゼーヴィントがゴール前で差し切る

「七夕賞 2017」の動画・結果です。七夕賞の結果は1着:ゼーヴィント、2着:マイネルフロスト、3着:ソールインパクト。「ゼーヴィント」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。

2017年の七夕賞は12頭での争いとなった。
前評判では重賞を3戦連続2着と惜しい競馬が続いているゼーヴィントが1番人気に支持された。

レースは、中団で進めた1番人気ゼーヴィントが、直線で脚を伸ばして、好位からの早め進出で一旦は抜け出した5番人気マイネルフロストを捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着に7番人気ソールインパクトが入った。

勝ったゼーヴィントは昨夏のラジオNIKKEI賞に続く重賞2勝目を挙げた。また、鞍上の戸崎圭太騎手は昨年のアルバートドックに続く七夕賞の連覇となった。

レース後のコメント
1着 ゼーヴィント(戸崎圭太騎手)
「先行馬がいますから、その後ろで競馬を、と思っていました。ペースが速くなり、忙しいことは分かっていましたが、追ってしぶとく走ることは分かっていましたし、いいところを見せられました。一戦一戦成長を感じていますし、今日は走り方が良くなっていると感じました。上を目指せる器だと思います」

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