菊花賞は2020年10月25日に京都競馬場で行われるクラシック三冠・最終戦。菊花賞は2020年で第81回を迎え、昨年はワールドプレミアが優勝した。菊花賞の出走予定馬・予想オッズ・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2020年・菊花賞の結果は!?
2020年の菊花賞を制したのは『コントレイル(Contrail)』。アリストテレスとの直線の攻防をクビ差制し見事無敗での牡馬三冠を達成した。
1着:コントレイル
2着:アリストテレス(クビ)
3着:サトノフラッグ(3-1/2馬身)
4着:ディープボンド(クビ)
5着:ブラックホール(クビ)
勝ちタイム:3.05.5
優勝騎手:福永 祐一
馬場:良
2020年・菊花賞の出走予定馬をチェック
2020年・菊花賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではコントレイルが2枠3番、ヴェルトライゼンデは3枠6番、バビットは6枠11番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
※ヴァルコスに騎乗予定だった三浦皇成騎手は病気のため岩田康誠騎手に乗り替わる。
10月24日にJRAから発表された菊花賞の前日最終オッズです。
1番人気はコントレイルで1.1倍、2番人気はバビットが15.3倍、3番人気にはヴェルトライゼンデが16.0倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2020年10月22日にJRAより発表された菊花賞に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2020年の菊花賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- ヴェルトライゼンデ(池添謙一)
- ガロアクリーク(川田将雅)
- コントレイル(福永祐一)
- サトノフラッグ(戸崎圭太)
- バビット(内田博幸)
- ロバートソンキー(伊藤工真)
- アリストテレス(C.ルメール)
- ヴァルコス(三浦皇成)
- キメラヴェリテ(松若風馬)
- サトノインプレッサ(未定)
- ダノングロワール(北村友一)
- ターキッシュパレス(富田暁)
- ディアマンミノル(未定)
- ディープボンド(和田竜二)
- ビターエンダー(津村明秀)
- ブラックホール(藤岡佑介)
- マンオブスピリット(M.デムーロ)
- レクセランス(松山弘平)
- アンティシペイト(武豊)
- ココロノトウダイ(丸山元気)
- サトノゴールド(未定)
- アイアンバローズ(岩田康誠)
- イロゴトシ(小崎綾也)
- エンデュミオン(秋山真一郎)
- コロンドール(未定)
- トウカイデュエル(未定)
- ヒートオンビート(未定)
- ラインハイト(未定)
- タイセイモンストル(未定)
2020年・菊花賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
コントレイル・3歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ロードクロサイト
母父:Unbridled’s Song
主な勝鞍:2020年・日本ダービー
馬名の由来:飛行機雲
無敗で二冠制覇の偉業を達成。
父ディープインパクト以来となる無敗での三冠へ突き進む。
ヴェルトライゼンデ・3歳牡馬
父:ドリームジャーニー
母:マンデラ
母父:Acatenango
主な勝鞍:2019年・萩ステークス
馬名の由来:世界旅行者(独)
ダービーでは直線でしぶとさを見せて3着争いを制した。
兄に菊花賞馬ワールドプレミアがいるだけに楽しみな秋になりそうだ。
バビット・3歳牡馬
父:ナカヤマフェスタ
母:アートリョウコ
母父:タイキシャトル
主な勝鞍:2020年・セントライト記念
馬名の由来:人名より。合金名
セントライト記念を逃げ切り2つ目の重賞タイトルを獲得。
4連勝の勢いは本物。
ガロアクリーク・3歳牡馬
父:キンシャサノキセキ
母:ゴールドレリック
母父:Kingmambo
主な勝鞍:2020年・スプリングステークス
馬名の由来:カナダの金鉱山より
キンシャサノキセキ産駒ながら皐月賞3着、ダービー6着と距離を克服した。
さらなる距離延長に陣営は前向き。
サトノフラッグ・3歳牡馬
父:ディープインパクト
母:バラダセール
母父:Not For Sale
主な勝鞍:2020年・弥生賞
馬名の由来:冠名+旗
セントライト記念2着も距離は?
ロバートソンキー・3歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:トウカイメガミ
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2020年・3歳未勝利
馬名の由来:シンガポールの繁華街。兄のクラークキーより連想
神戸新聞杯3着でG1への切符をゲット。
未知の魅力に賭けてみたい。
ブラックホール・3歳牡馬
父:ゴールドシップ
母:ヴィーヴァブーケ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2019年・札幌2歳ステークス
馬名の由来:非常に強い重量を持った特異点
ダービーでは17番人気の低評価だったが、大外をまわりメンバー2位タイの上がり3ハロン34秒1の脚で追い込んだ。
父も輝いた菊の舞台でタイトル取りを狙う。
ヴァルコス・3歳牡馬
父:ノヴェリスト
母:ランズエッジ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2020年・ゆきやなぎ賞
馬名の由来:価値のある(ラテン語)
ビターエンダー・3歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:ビタースウィート
母父:Afleet Alex
主な勝鞍:2020年・プリンシパルステークス
馬名の由来:絶対屈しない人。母名より連想
前哨戦
1着:コントレイル
2着:サリオス(1/2馬身)
3着:ガロアクリーク(3-1/2馬身)
勝ちタイム:2.00.7
優勝騎手:福永 祐一
馬場:稍重
1着:コントレイル
2着:サリオス(3馬身)
3着:ヴェルトライゼンデ(1-3/4馬身)
勝ちタイム:2.24.1
優勝騎手:福永 祐一
馬場:良
1着:バビット
2着:サトノフラッグ(1-1/2馬身)
3着:ガロアクリーク(1/2馬身)
勝ちタイム:2.15.0
優勝騎手:内田 博幸
馬場:良
1着:コントレイル
2着:ヴェルトライゼンデ(2馬身)
3着:ロバートソンキー(クビ)
勝ちタイム:2.12.5
優勝騎手:福永 祐一
馬場:良
菊花賞2020の予想オッズ
2020年・菊花賞の予想オッズはこのように予想しています。
史上二頭目の無敗での三冠制覇を目指すコントレイルが1番人気に支持されると予想します。
上位2頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- コントレイル(1.1)
- ヴェルトライゼンデ(6.0)
- バビット(12.0)
- サトノフラッグ(30.0)
- アンティシペイト(35.0)
- アリストテレス(45.0)
- ヴァルコス(☆)
- ガロアクリーク(☆)
- ディープボンド(☆)
- ロバートソンキー(☆)
- ダノングロワール(☆)
- レクセランス(☆)
- ブラックホール(☆)
- サトノインプレッサ(☆)
- ビターエンダー(☆)
- マンオブスピリット(☆)
- キメラヴェリテ(☆)
- ディアマンミノル(☆)
- ココロノトウダイ(☆)
- ターキッシュパレス(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
菊花賞の日程・賞金
2020年10月25日(日)京都競馬場
格:G1 1着本賞金:1億1,500万円
年齢:3歳牡馬・牝馬 距離:3,000m(芝・右)
牡馬クラシックについて
牡馬クラシックはJRAが開催する皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三競走を指す。
皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と言われている。
過去に牡馬クラシック三冠馬はセントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルの7頭。
中でもシンボリルドルフとディープインパクトは無敗で三冠馬に輝いている。
菊花賞・プレイバック
2019年の菊花賞を制したのは『ワールドプレミア(World Premiere)』。荒ぶる気性を鞍上がうまく抑え込み道中は内で我慢。直線で進路を見つけると末脚を爆発させ見事G1初制覇を果たした。
2着にはクビ差でサトノルークス、さらに1馬身差の3着にはヴェロックスが入った。
1着:ワールドプレミア
2着:サトノルークス(クビ)
3着:ヴェロックス(1馬身)
4着:ディバインフォース(3/4馬身)
5着:メロディーレーン(クビ)
勝ちタイム:3.06.0
優勝騎手:武 豊
馬場:良