皐月賞は2023年4月16日に中山競馬場で行われる3歳クラシックの第一戦。皐月賞は2023年で第83回を迎え、昨年はジオグリフが制した。皐月賞の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2023年・皐月賞の結果は!?
2023年の皐月賞を制したのは『ソールオリエンス(Sol Oriens)』。外から1頭別次元の切れ味でライバルたちを差し切り優勝。これで3戦3勝・無敗での皐月賞Vとなった。
1着:ソールオリエンス
2着:タスティエーラ(1-1/4馬身)
3着:ファントムシーフ(1-3/4馬身)
4着:メタルスピード(アタマ)
5着:ショウナンバシット(3/4馬身)
勝ちタイム:2:00.6
優勝騎手:横山 武史
馬場:重
2023年・皐月賞の出走予定馬をチェック
2023年・皐月賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではファントムシーフが4枠7番、ソールオリエンスは1枠1番、フリームファクシは3枠5番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
4月15日にJRAから発表された皐月賞の前日最終オッズです。
1番人気はファントムシーフが4.5倍、2番人気はソールオリエンスで5.3倍、ベラジオオペラが6.4倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年4月13日にJRAより発表された皐月賞に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2023年の皐月賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- ウインオーディン(三浦皇成)
- グラニット(嶋田純次)
- グリューネグリーン(石川裕紀人)
- シャザーン(岩田望来)
- ショウナンバシット(M.デムーロ)
- ソールオリエンス(横山武史)
- タスティエーラ(松山弘平)
- タッチウッド(武豊)
- ダノンタッチダウン(川田将雅)
- トップナイフ(横山典弘)
- ファントムシーフ(C.ルメール)
- フリームファクシ(D.レーン)
- ベラジオオペラ(田辺裕信)
- ホウオウビスケッツ(横山和生)
- マイネルラウレア(戸崎圭太)
- メタルスピード(津村明秀)
- ラスハンメル(石橋脩)
- ワンダイレクト(藤岡佑介)
- セブンマジシャン
- メイテソーロ
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・皐月賞のデータ&出走馬紹介動画です。
2023年・皐月賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
トップナイフ・3歳牡馬
父:デクラレーションオブウォー
母:ビーウインド
母父:スピニングワールド
主な勝鞍:2022年・萩ステークス
馬名の由来:超一流の技術
ホープフルステークスではハナ差の2着と涙をのんだ。
昆調教師はレース後に「まだ緩い馬でどうして走るのか不思議なくらい」とコメントしており成長の余地は十分。
ダノンタッチダウン・3歳牡馬
父:ロードカナロア
母:エピックラヴ
母父:Dansili
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:冠名+アメリカンフットボール用語
朝日杯フューチュリティステークス2着馬。
デビューからの3戦はいずれも上がり最速タイムを計測しており、切れ味は抜群。
引き続き川田騎手とのコンビで戴冠を狙う。
タスティエーラ・3歳牡馬
父:サトノクラウン
母:パルティトゥーラ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2023年・弥生賞
馬名の由来:(楽器の)キーボード(伊)。母名より連想
弥生賞では自分から動いて勝ちにいく競馬で勝利をもぎ取った。
父が果たせなかったクラシック制覇なるか。
フリームファクシ・3歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:ライツェント
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2023年・きさらぎ賞
馬名の由来:北欧神話の夜の女神の愛馬
新馬戦こそ2着に敗れたが、その後は3連勝で重賞制覇まで果たした。
4連勝でG1制覇なるか。
ファントムシーフ・3歳牡馬
父:ハービンジャー
母:ルパンII
母父:Medaglia d’Oro
主な勝鞍:2023年・共同通信杯
馬名の由来:怪盗。母名より連想
共同通信杯では2番手追走から力強く抜け出し快勝。
G1のタイトルも華麗に盗み取れ。
ソールオリエンス・3歳牡馬
父:キタサンブラック
母:スキア
母父:Motivator
主な勝鞍:2023年・京成杯
馬名の由来:朝日(ラテン語)
京成杯を鮮やかな決め手で差し切り無傷の2連勝。
粗削りながら楽しみいっぱい。
シャザーン・3歳牡馬
父:ロードカナロア
母:クイーンズリング
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2023年・すみれステークス
馬名の由来:人名より
すみれステークスでは上がり33秒1の決め手で差し切りVを決めた。
血統的にまだまだ伸びしろがありそうだ。
主な回避馬
ガストリック・3歳牡馬
父:ジャスタウェイ
母:エーシンエポナ
母父:Curlin
主な勝鞍:2022年・東京スポーツ杯2歳ステークス
馬名の由来:フランス料理の隠し味
脚部不安のため予定していた皐月賞を回避。
今後については白紙となった。
前哨戦・参考レース
1着:ドルチェモア
2着:ダノンタッチダウン(クビ)
3着:レイベリング(クビ)
勝ちタイム:1:33.9
優勝騎手:坂井 瑠星
馬場:良
1着:ドゥラエレーデ
2着:トップナイフ(ハナ)
3着:キングズレイン(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2:01.5
優勝騎手:B.ムルザバエフ
馬場:良
1着:ソールオリエンス
2着:オメガリッチマン(2-1/2馬身)
3着:セブンマジシャン(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2:02.2
優勝騎手:横山 武史
馬場:良
1着:フリームファクシ
2着:オープンファイア(アタマ)
3着:クールミラボー(3馬身)
勝ちタイム:1:59.7
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:ファントムシーフ
2着:タッチウッド(1-1/4馬身)
3着:ダノンザタイガー(クビ)
勝ちタイム:1:47.0
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:タスティエーラ
2着:トップナイフ(1馬身)
3着:ワンダイレクト(クビ)
勝ちタイム:2:00.4
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良
1着:ショウナンバシット
2着:ラスハンメル(ハナ)
3着:ティムール(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2:02.7
優勝騎手:川田 将雅
馬場:稍重
1着:ベラジオオペラ
2着:ホウオウビスケッツ(1-1/4馬身)
3着:メタルスピード(3/4馬身)
勝ちタイム:1:48.9
優勝騎手:横山 武史
馬場:重
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・皐月賞の出走馬参考レース動画です。
出走予定馬の過去のレースを振り返り、馬券の参考にしよう!
皐月賞2023の予想オッズ
2023年・皐月賞の予想オッズはこのように予想しています。
共同通信杯勝ち馬で、ルメール騎手とのコンビでG1に挑むファントムシーフが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ファントムシーフ(3.0)
- ソールオリエンス(3.5)
- フリームファクシ(5.5)
- トップナイフ(7.0)
- タッチウッド(10.0)
- タスティエーラ(11.0)
- ベラジオオペラ(13.5)
- ダノンタッチダウン(15.5)
- シャザーン(22.0)
- マイネルラウレア(30.0)
- ホウオウビスケッツ(40.0)
- ショウナンバシット(70.5)
- ウインオーディン(89.5)
- グリューネグリーン(☆)
- ワンダイレクト(☆)
- ラスハンメル(☆)
- グラニット(☆)
- メタルスピード(☆)
☆印は100倍以上と予想しています。
皐月賞の日程・賞金
2023年4月15日(日)中山競馬場
格:G1 1着本賞金:2億円
年齢:3歳牡馬・牝馬 距離:2,000m(芝・右)
皐月賞には錚々たる馬が勝ち馬に名を連ねる。レコードタイムは2017年のアルアインが叩きだした「1:57.8」となっている。
牡馬クラシックについて
牡馬クラシックはJRAが開催する皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三競走を指す。
皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と言われている。
過去に牡馬クラシック三冠馬はセントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルの8頭。
中でもシンボリルドルフとディープインパクト、コントレイルは無敗で三冠馬に輝いている。
皐月賞・プレイバック
2020年の皐月賞を制したのは『コントレイル(Contrail)』。福永祐一騎手が手綱を執った1番人気のコントレイルが外から豪快に差し切り、無敗で牡馬クラシック1冠目を勝ち取った。
その後、無敗のまま日本ダービー、菊花賞を制し史上初父子無敗の三冠を達成することになる。
2着には1/2馬身差でサリオス、さらに3-1/2馬身差の3着にはガロアクリーク入った。
1着:コントレイル
2着:サリオス(1/2馬身)
3着:ガロアクリーク(3-1/2馬身)
4着:ウインカーネリアン(1-1/4馬身)
5着:サトノフラッグ(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2.00.7
優勝騎手:福永 祐一
馬場:稍重