皐月賞は2021年4月18日に中山競馬場で行われる3歳クラシックの第一戦。皐月賞は2021年で第81回を迎え、昨年はコントレイルが制した。皐月賞の出走予定馬・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2021年・皐月賞の出走予定馬をチェック
2021年・皐月賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ダノンザキッド・3歳牡馬
父:ジャスタウェイ
母:エピックラヴ
母父:Dansili
主な勝鞍:2020年・ホープフルステークス
馬名の由来:冠名+人名愛称
無敗でホープフルステークスを制した期待の一頭。
昨年のコントレイルが描いた無敗路線にうまく乗って行けるか。
オーソクレース・3歳牡馬
父:エピファネイア
母:マリアライト
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2020年・アイビーステークス
馬名の由来:「不屈の精神」「目標の達成」の意味を持つパワーストーン
惜しくもホープフルステークスでは2着に敗れるも見所ある走りを見せてくれた。
良血馬が大舞台で羽ばたく。
エフフォーリア・3歳牡馬
父:エピファネイア
母:ケイティーズハート
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2021年・共同通信杯
馬名の由来:強い幸福感(ギリシャ語)。母名より連想
共同通信杯を圧勝しクラシック候補に名乗りを上げた。
今年もエピファネイア旋風が吹き荒れそうだ。
ステラヴェローチェ・3歳牡馬
父:バゴ
母:オーマイベイビー
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2020年・サウジアラビアロイヤルカップ
馬名の由来:星(伊)+速い(伊)
サウジアラビアロイヤルカップを制し、朝日杯フューチュリティステークスでも2着。
血統的に距離はこなせそう。
ヨーホーレイク・3歳牡馬
父:ディープインパクト
母:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2020年・紫菊賞
馬名の由来:カナディアンロッキーの湖
ホープフルステークス3着の実績あり。
逆転なるか。
ラーゴム・3歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:シュガーショック
母父:Candy Ride
主な勝鞍:2021年・きさらぎ賞
馬名の由来:適度で節度あること(スウェーデン語)
きさらぎ賞で重賞初制覇を果たすも気性の荒さは相変わらず。
本番までに課題を修正していけるか。
レッドベルオーブ・3歳牡馬
父:ディープインパクト
母:レッドファンタジア
母父:Unbridled’s Song
主な勝鞍:2020年・デイリー杯2歳ステークス
馬名の由来:冠名+美しい夜明け(仏)
昨年の朝日杯フューチュリティステークス(3着)から直行を選択。
初の2000mに対応できるか。
グラティアス・3歳牡馬
父:ハーツクライ
母:マラコスタムブラダ
母父:Lizard Island
主な勝鞍:2021年・京成杯
馬名の由来:感謝(ラテン語)
京成杯を2馬身半差で圧勝。
姉が果たせなかったクラシック制覇を狙う。
前哨戦
1着:グレナディアガーズ
2着:ステラヴェローチェ(3/4馬身)
3着:レッドベルオーブ(1-1/2馬身)
勝ちタイム:1.32.3(レコード)
優勝騎手:川田将雅
馬場:良
1着:ダノンザキッド
2着:オーソクレース(1-1/4馬身)
3着:ヨーホーレイク(1/2馬身)
勝ちタイム:2.02.8
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:グラティアス
2着:タイムトゥヘヴン(2-1/2馬身)
3着:テンバガー(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2.03.1
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:ラーゴム
2着:ヨーホーレイク(クビ)
3着:ランドオブリバティ(3-1/2馬身)
勝ちタイム:2.01.0
優勝騎手:北村 友一
馬場:良
1着:エフフォーリア
2着:ヴィクティファルス(2-1/2馬身)
3着:シャフリヤール(アタマ)
勝ちタイム:1.47.6
優勝騎手:横山 武史
馬場:良
皐月賞の日程・賞金
2021年4月18日(日)中山競馬場
格:G1 1着本賞金:1億1,000万円
年齢:3歳牡馬・牝馬 距離:2,000m(芝・右)
皐月賞には錚々たる馬が勝ち馬に名を連ねる。レコードタイムは2017年のアルアインが叩きだした「1:57.8」となっている。
牡馬クラシックについて
牡馬クラシックはJRAが開催する皐月賞、日本ダービー、菊花賞の三競走を指す。
皐月賞は「最も速い馬が勝つ」、日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」、菊花賞は「最も強い馬が勝つ」と言われている。
過去に牡馬クラシック三冠馬はセントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルの8頭。
中でもシンボリルドルフとディープインパクト、コントレイルは無敗で三冠馬に輝いている。
皐月賞・プレイバック
2020年の皐月賞を制したのは『コントレイル(Contrail)』。福永祐一騎手が手綱を執った1番人気のコントレイルが外から豪快に差し切り、無敗で牡馬クラシック1冠目を勝ち取った。
2着には1/2馬身差でサリオス、さらに3-1/2馬身差の3着にはガロアクリーク入った。
1着:コントレイル
2着:サリオス(1/2馬身)
3着:ガロアクリーク(3-1/2馬身)
4着:ウインカーネリアン(1-1/4馬身)
5着:サトノフラッグ(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2.00.7
優勝騎手:福永 祐一
馬場:稍重