札幌記念は2023年8月20日に札幌競馬場で行われる夏のビッグレース。札幌記念は2023年で第59回を迎え、昨年はジャックドールが制した。札幌記念の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・札幌記念の結果は!?
2023年の札幌記念を制したのは『プログノーシス(Prognosis)』。レース途中から動いて前を射程圏に入れると、直線では他馬を寄せ付けない走りで圧倒。後続に4馬身の差をつける圧勝で2つ目の重賞タイトルを手にした。
1着:プログノーシス
2着:トップナイフ(4馬身)
3着:ソーヴァリアント(3馬身)
4着:ダノンベルーガ(3/4馬身)
5着:ヒシイグアス(クビ)
勝ちタイム:2:01.5
優勝騎手:川田 将雅
馬場:稍重
2023年・札幌記念の出走予定馬をチェック
2023年・札幌記念の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではジャックドールが3枠5番、プログノーシスは7枠13番、シャフリヤールは3枠4番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2023年の札幌記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- アフリカンゴールド(国分恭介)
- イズジョーノキセキ(岩田康誠)
- ウインマイティー(和田竜二)
- ウインマリリン(松岡正海)
- ジャックドール(武豊)
- シャフリヤール(横山武史)
- ソーヴァリアント(C.ルメール)
- ダノンベルーガ(J.モレイラ)
- トップナイフ(横山和生)
- ヒシイグアス(浜中俊)
- プログノーシス(川田将雅)
- マテンロウレオ(横山典弘)
- ヤマニンサルバム(吉田隼人)
- ユニコーンライオン(国分優作)
- ラーグルフ(戸崎圭太)
2023年・札幌記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
シャフリヤール・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ドバイマジェスティ
母父:Essence of Dubai
主な勝鞍:2021年・日本ダービー
馬名の由来:偉大な王(ペルシャ語)
札幌記念をステップにアメリカのG1・ブリーダーズカップターフ参戦を検討中。
日本でのレースは昨年のジャパンカップ以来となる。
同期のライバルだったエフフォーリアの主戦を務めた横山武史騎手の新コンビ結成が発表されており、どんな走りを見せてくれるか。
ジャックドール・5歳牡馬
父:モーリス
母:ラヴァリーノ
母父:Unbridled’s Song
主な勝鞍:2023年・大阪杯
馬名の由来:人名より+黄金(仏)
昨年の覇者がG1馬となって帰ってくる。
前走の安田記念でも初のマイル戦だったが、よく踏みとどまって5着とさすがの走りを見せてくれた。
1997年、1998年を制したエアグルーヴ以来の連覇なるか。
ウインマリリン・6歳牝馬
父:スクリーンヒーロー
母:コスモチェーロ
母父:Fusaichi Pegasus
主な勝鞍:2022年・香港ヴァーズ
馬名の由来:冠名+女性名
昨年、香港ヴァーズを制し悲願のG1制覇を果たした。
その後もドバイシーマクラシックに参戦するなど各国で健闘。
昨年3着以上の成績を目指す。
プログノーシス・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ヴェルダ
母父:Observatory
主な勝鞍:2023年・金鯱賞
馬名の由来:予知(ギリシャ語)
今年の金鯱賞勝ち馬で、前走は香港のG1・クイーンエリザベス2世カップで2着と好走。
まだキャリアも少なく、伸びしろ十分。
ダノンベルーガ・4歳牡馬
父:ハーツクライ
母:コーステッド
母父:Tizway
主な勝鞍:2022年・共同通信杯
馬名の由来:冠名+クジラ目の哺乳類
ドバイターフ(2着)以来の実戦を迎えるダノンベルーガからも目が離せない。
これまで左回りを中心に使われてきており、皐月賞(4着)以来の右回りへの対応がカギを握りそう。
鞍上は引き続きJ.モレイラ騎手が予定されており、手綱さばきにも注目が集まる。
ソーヴァリアント・5歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2022年・チャレンジカップ
馬名の由来:とても勇敢
大きな期待とは裏腹に、なかなか順調に使えないもどかしさが募る。
2戦2勝の札幌コースで鬱憤を晴らせ。
ヒシイグアス・7歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ラリズ
母父:Bernstein
主な勝鞍:2023年・中山記念
馬名の由来:冠名+アルゼンチンにある最大の滝
G1タイトルにこそ手が届いていないが、重賞3勝は立派な成績。
休み明けも気にしないタイプで、初コンビとなる浜中騎手とどんな走りを見せてくれるか。
マテンロウレオ・4歳牡馬
父:ハーツクライ
母:サラトガヴィーナス
母父:ブライアンズタイム
主な勝鞍:2022年・きさらぎ賞
馬名の由来:摩天楼+星座の名
昨年の秋以降はどんな条件でも大崩れしなくなった。
ここでも堅実な走りが見られそう。
ウインマイティー・6歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:アオバコリン
母父:カコイーシーズ
主な勝鞍:2022年・マーメイドステークス
馬名の由来:冠名+強大な
連覇を狙ったマーメイドステークスでは上がり最速タイムで追い込むも斤量差の影響もあってか惜しくも2着。
1年ぶりの勝利へ。
アフリカンゴールド・8歳せん馬
父:ステイゴールド
母:ブリクセン
母父:Gone West
主な勝鞍:2022年・京都記念
馬名の由来:アフリカの黄金
主な回避馬
ポタジェ・6歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
主な勝鞍:2022年・大阪杯
馬名の由来:家庭菜園(仏)
札幌記念に出走予定だったポタジェは体調が整わないため回避する。
今後は秋に備えるとのこと。
札幌記念2023の予想オッズ
2023年・札幌記念の予想オッズはこのように予想しています。
昨年の勝ち馬で、引き続き武豊騎手とのコンビで挑むジャックドールが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ジャックドール(2.5)
- プログノーシス(4.5)
- シャフリヤール(6.5)
- ダノンベルーガ(10.0)
- ウインマリリン(14.5)
- ヒシイグアス(17.0)
- マテンロウレオ(18.0)
- ラーグルフ(23.0)
- ソーヴァリアント(25.5)
- トップナイフ(30.0)
- ウインマイティー(36.0)
- イズジョーノキセキ(☆)
- ヤマニンサルバム(☆)
- ユニコーンライオン(☆)
- アフリカンゴールド(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
札幌記念の日程・賞金
2023年8月20日(日)札幌競馬場
格:G2 1着本賞金:7,000万円
年齢:3歳以上 距離:2,000m(芝・右)
札幌記念・プレイバック
2021年の札幌記念を制したのは『ソダシ(Sodashi)』。早め先頭から後続の追い上げを3/4馬身差しのぎV。ハープスター以来となる7年ぶりの3歳牝馬による優勝を果たした。
1着:ソダシ
2着:ラヴズオンリーユー(3/4馬身)
3着:ペルシアンナイト(アタマ)
4着:マイネルウィルトス(1-3/4馬身)
5着:ブラストワンピース(3/4馬身)
勝ちタイム:1.59.5
優勝騎手:吉田 隼人
馬場:良