安田記念は2018年6月3日に東京競馬場で行われる春のマイル王決定戦。安田記念は2018年で第68回を迎える。昨年はサトノアラジンが差し切って優勝した。2018年はどの馬が頂点に立つのか。安田記念の出走予定馬・賞金・日程・昨年の結果などをチェックしてみよう。
出走予定馬
2018年・安田記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
スワーヴリチャード・4歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ピラミマ
母父:Unbridled’s Song
主な勝鞍:2018年・大阪杯
馬名の由来:冠名+人名より
2018年の大阪杯を制したスワーヴリチャードが左回りの戦いを求め安田記念参戦を決めた。
右回りでもG1を制したが、左回りの方が走りがスムーズ。
多少距離が短い感じもあるが、今の勢いなら。
鞍上には引き続きM.デムーロ騎手が手綱を取る予定。
ペルシアンナイト・4歳牡馬
父:ハービンジャー
母:オリエントチャーム
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2017年・マイルチャンピオンシップ
馬名の由来:ペルシャの騎士
昨年秋のマイルチャンピオンシップを制しており、安田記念でマイルG1春秋制覇を狙う。
大阪杯では惜しくも2着。
得意のマイルで雪辱を誓う。
鞍上は川田騎手が予定されている。
レッドファルクス・7歳牡馬
父:スウェプトオーヴァーボード
母:ベルモット
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2017年・スプリンターズステークス
馬名の由来:冠名+ラテン語で「鎌」の意味を持つ両手剣
1番人気で挑んだ高松宮記念ではスタートが合わず後方からの競馬を余儀なくされた。
前が止まらない展開で最後は上り最速の脚で詰めたものの8着どまり。
7歳になっても衰えていない切れ味を武器に昨年の3着以上の結果を狙う。
エアスピネル・5歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:エアメサイア
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2017年・富士ステークス
馬名の由来:冠名+タイに伝わる伝説の竜の形をした馬
サングレーザー・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:マンティスハント
母父:Deputy Minister
主な勝鞍:2017年・スワンステークス
馬名の由来:太陽の近くをかすめるように通る彗星
グレーターロンドン・6歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ロンドンブリッジ
母父:ドクターデヴィアス
主な勝鞍:2017年・東風ステークス
馬名の由来:大+母名の一部。母ロンドンブリッジをしのぐ活躍を願って
日程・賞金
第68回 安田記念(Yasuda Kinen)
2018年6月3日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億1,000万円
年齢:3歳以上 距離:1,600m(芝・左)
プレイバック
2017年の安田記念を制したのは「サトノアラジン(Satono Aladdin)」。逃げ粘る前年の覇者ロゴタイプを外から差し切り、待望のG1初制覇を果たした。
2017年6月4日(日)安田記念(GI)
1着:サトノアラジン
2着:ロゴタイプ(クビ)
3着:レッドファルクス(クビ)
4着:グレーターロンドン(クビ)
5着:エアスピネル(クビ)
勝ちタイム:1.31.5
優勝騎手:川田将雅
馬場:良
1着 サトノアラジン(川田将雅騎手)
「去年から乗せて頂いて、なかなかGIで結果を残すことが出来ませんでしたが、ようやく勝つことができました。馬場も枠順もこの馬に向いてくれて、折り合いもスムーズにリズムよく運ぶことができました。4コーナーでは手応え十分でしたし、前のロゴタイプは気にせずにこの馬の競馬をすることだけを考えていました。時間がかかりましたが、ようやくGIを勝つことができて嬉しいです。枠順や流れ、いろいろと注文はつきますが、次のGIでもこの馬の能力を発揮できるように頑張りたいです」
・【安田記念 2017】動画・結果/サトノアラジンが外から差し切る
「安田記念 2017」の動画・結果です。安田記念の結果は1着:サトノアラジン、2着:ロゴタイプ、3着:レッドファルクス。「サトノアラジン」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。