オークスは2023年5月21日に東京競馬場で行われる三歳牝馬には過酷な2400m戦。オークスは2023年で第84回を迎え、昨年はスターズオンアースが制した。オークスの出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2023年・オークスの結果は!?
2023年のオークスを制したのは『リバティアイランド(Liberty Island)』。直線半ばで追いだされると後続を置き去りにする驚愕の決め手でライバルたちを圧倒。6馬身差の圧勝で二冠達成となった。
1着:リバティアイランド
2着:ハーパー(6馬身)
3着:ドゥーラ(クビ)
4着:ラヴェル(3/4馬身)
5着:シンリョクカ(3/4馬身)
勝ちタイム:2:23.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
2023年・オークスの出走予定馬をチェック
2023年・オークスの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではリバティアイランドが3枠5番、コナコーストは5枠9番、ハーパーは6枠12番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
5月20日にJRAから発表されたオークスの前日最終オッズです。
1番人気はリバティアイランドが1.4倍、2番人気はハーパーで9.0倍、コナコーストが13.5倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年5月18日にJRAより発表されたオークスに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2023年のオークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- イングランドアイズ(横山和生)
- エミュー(M.デムーロ)
- キタウイング(杉原誠人)
- キミノナハマリア(三浦皇成)
- コナコースト(D.レーン)
- ゴールデンハインド(菅原明良)
- シンリョクカ(吉田豊)
- ソーダズリング(武豊)
- ドゥアイズ(吉田隼人)
- ドゥーラ(斎藤新)
- ハーパー(C.ルメール)
- ヒップホップソウル(津村明秀)
- ペリファーニア(横山武史)
- ミッキーゴージャス(戸崎圭太)
- ライトクオンタム(田辺裕信)
- ラヴェル(坂井瑠星)
- リバティアイランド(川田将雅)
- レミージュ(荻野極)
- ウェイビー
- クインズカムイ
- メランポジューム
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・オークスのデータ&出走馬紹介動画です。
2023年・オークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
リバティアイランド・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:ヤンキーローズ
母父:All American
主な勝鞍:2023年・桜花賞
馬名の由来:米、アッパーニューヨーク湾の自由の女神像が建っている島
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズと前走の桜花賞をともに圧巻の決め手で差し切り、世代の頂点に君臨する絶対女王。
彼女の勢いは誰にも止められない。
コナコースト・3歳牝馬
父:キタサンブラック
母:コナブリュワーズ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:ハワイ島西岸の溶岩と美しいビーチリゾートが織りなすエリア
桜花賞では完璧な競馬をするも勝ち馬の決め手に屈した。
もう2着はいらない。
ペリファーニア・3歳牝馬
父:モーリス
母:ケイティーズハート
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:誇り(ギリシャ語)。兄名より連想
チューリップ賞、桜花賞を連続3着。
今度こそ。
ハーパー・3歳牝馬
父:ハーツクライ
母:セレスタ
母父:Jump Start
主な勝鞍:2023年・クイーンカップ
馬名の由来:ハープを弾く人
クイーンカップの覇者で、桜花賞でも4着と健闘。
ルメール騎手が桜花賞の後に「もっと距離があった方がいい」とコメントしており、距離が延びるのはプラスだろう。
ゴールデンハインド・3歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:オレゴンレディ
母父:Shamardal
主な勝鞍:2023年・フローラステークス
馬名の由来:「黄金の雌鹿」という名のイングランド王国の帆船。父名より連想
フローラステークスを逃げ切りV。
血統的にもスタミナには自信あり。
ドゥアイズ・3歳牝馬
父:ルーラーシップ
母:ローズマンブリッジ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:曲名。母名および本馬の特徴より連想
重賞勝ちこそ無いものの、堅実な走りを続けている。
血統的に2400mはこなせるはず。
ソーダズリング・3歳牝馬
父:ハーツクライ
母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2023年・3歳未勝利
馬名の由来:とても眩しい
1番人気で迎えたフローラステークスでは逃げ馬を捕まえきれず2着に敗れた。
初勝利を挙げた時に騎乗していた武豊騎手との再コンビで巻き返しを図る。
シンリョクカ・3歳牝馬
父:サトノダイヤモンド
母:レイカーラ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:心力歌
阪神ジュベナイルフィリーズ2着の実績があり、桜花賞でも6着ながら0.6秒差とそこまで大きく負けていない。
ライトクオンタム・3歳牝馬
父:ディープインパクト
母:イルミナント
母父:Quality Road
主な勝鞍:2023年・シンザン記念
馬名の由来:光量子。宇宙で一番速い光の粒子
2番人気に支持された桜花賞では末脚が不発で8着に沈んだ。
敗戦を糧に。
ミッキーゴージャス・3歳牝馬
父:ミッキーロケット
母:ミッキークイーン
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・3歳1勝クラス
馬名の由来:冠名+豪華な
未勝利戦、1勝クラスともに快勝。
母のミッキークイーンは2015年のオークス馬で、是非ともこの舞台で走りを見てみたいところだ。
主な回避馬
グランベルナデット・3歳牝馬
父:キズナ
母:ラブリーベルナデット
母父:Wilburn
主な勝鞍:2023年・忘れな草賞
馬名の由来:偉大な、高貴な(仏)+母名の一部
忘れな草賞を好タイムで勝利し、オークスでも注目の一頭だったグランベルナデットは腸炎の疑いがあるため回避する。
前哨戦・参考レース
1着:リバティアイランド
2着:シンリョクカ(2-1/2馬身)
3着:ドゥアイズ(クビ)
勝ちタイム:1:33.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:エミュー
2着:ヒップホップソウル(1/2馬身)
3着:パルクリチュード(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1:53.2
優勝騎手:M.デムーロ
馬場:不良
1着:リバティアイランド
2着:コナコースト(3/4馬身)
3着:ペリファーニア(クビ)
勝ちタイム:1:32.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:ゴールデンハインド
2着:ソーダズリング(1-1/4馬身)
3着:ブライトジュエリー(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1:58.9
優勝騎手:菅原 明良
馬場:良
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・オークスの出走馬参考レース動画です。
出走予定馬の過去のレースを振り返り、馬券の参考にしよう!
オークス2023の予想オッズ
2023年・オークスの予想オッズはこのように予想しています。
圧巻の内容で桜花賞を制したリバティアイランドが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- リバティアイランド(1.6)
- コナコースト(8.5)
- ハーパー(9.5)
- ペリファーニア(15.5)
- ソーダズリング(17.5)
- ミッキーゴージャス(20.0)
- ドゥアイズ(24.5)
- ライトクオンタム(33.0)
- シンリョクカ(35.5)
- ゴールデンハインド(36.0)
- エミュー(57.5)
- イングランドアイズ(62.0)
- ラヴェル(70.0)
- ヒップホップソウル(74.0)
- ドゥーラ(92.0)
- キタウイング(☆)
- キミノナハマリア(☆)
- レミージュ(☆)
☆印は100倍以上と予想しています。
オークスの日程・賞金
2023年5月21日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億5,000万円
年齢:3歳牝馬 距離:2,400m(芝・左)
オークスは牝馬クラシック・第二戦目。
他に桜花賞と秋華賞が牝馬クラシックとして開催されている。
オークス・プレイバック
2020年のオークスを制したのは『デアリングタクト(Daring Tact)』。松山弘平騎手が手綱を執った1番人気のデアリングタクトが直線で鋭く伸びて差し切り勝ち。63年ぶりとなる無敗の二冠の偉業を達成した。秋には秋華賞も制し史上初となる無敗での牝馬三冠を達成することになる。
2着には1/2馬身差でウインマリリン、さらにクビ差の3着にはウインマイティーが入った。
1着:デアリングタクト
2着:ウインマリリン(1/2馬身)
3着:ウインマイティー(クビ)
4着:リアアメリア(3/4馬身)
5着:マジックキャッスル(3/4馬身)
勝ちタイム:2.24.4
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良