オークスは2022年5月22日に東京競馬場で行われる三歳牝馬には過酷な2400m戦。オークスは2022年で第83回を迎え、昨年はユーバーレーベンが制した。オークスの出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2022年・オークスの結果は!?
2022年のオークスを制したのは『スターズオンアース(Stars on Earth)』。18番枠発走の不安をものともせず鮮やかに差し切り優勝。桜花賞に続くG1勝利で牝馬二冠を達成した。
1着:スターズオンアース
2着:スタニングローズ(1-1/4馬身)
3着:ナミュール(1-1/4馬身)
4着:ピンハイ(1馬身)
5着:プレサージュリフト(クビ)
勝ちタイム:2.23.9
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
2022年・オークスの出走予定馬をチェック
2022年・オークスの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではサークルオブライフが3枠6番、アートハウスは2枠3番、ウォーターナビレラは1枠1番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
5月21日にJRAから発表されたオークスの前日最終オッズです。
1番人気はサークルオブライフで4.0倍、2番人気はアートハウスで6.7倍、スターズオンアースが7.2倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2022年5月19日にJRAより発表されたオークスに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2022年のオークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アートハウス(川田将雅)
- ウォーターナビレラ(武豊)
- エリカヴィータ(福永祐一)
- サウンドビバーチェ(石橋脩)
- サークルオブライフ(M.デムーロ)
- シーグラス(松岡正海)
- スタニングローズ(D.レーン)
- スターズオンアース(C.ルメール)
- ナミュール(横山武史)
- ニシノラブウインク(三浦皇成)
- パーソナルハイ(吉田豊)
- ピンハイ(高倉稜)
- プレサージュリフト(戸崎圭太)
- ベルクレスタ(吉田隼人)
- ホウオウバニラ(横山典弘)
- ライラック(横山和生)
- ラブパイロー(野中悠太郎)
- ルージュエヴァイユ(池添謙一)
- コントディヴェール(未定)
- シンシアウィッシュ(未定)
- ルージュリナージュ(未定)
2022年・オークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
スターズオンアース・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:サザンスターズ
母父:Smart Strike
主な勝鞍:2022年・桜花賞
馬名の由来:地球上の星
前走:桜花賞・1着(7番人気)
桜花賞をハナ差制し1冠目を手中に収めた。
父・ドゥラメンテのように2冠馬に輝くことができるか。
サークルオブライフ・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:シーブリーズライフ
母父:アドマイヤジャパン
主な勝鞍:2021年・阪神ジュベナイルフィリーズ
馬名の由来:命の輪。母名、母母名より連想
前走:桜花賞・4着(2番人気)
昨年の2歳女王。
陣営曰く桜花賞よりオークス向きとのこと。
距離延長はドンと来い。
ウォーターナビレラ・3歳牝馬
父:シルバーステート
母:シャイニングサヤカ
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2021年・ファンタジーステークス
馬名の由来:冠名+蝶々のように羽ばたく(ハングル)
前走:桜花賞・2着(3番人気)
阪神ジュベナイルフィリーズ3着、桜花賞2着とG1で惜しい競馬が続いている。
惜敗続きにピリオドを打てるか。
ナミュール・3歳牝馬
父:ハービンジャー
母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2022年・チューリップ賞
馬名の由来:サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市。母名より連想
前走:桜花賞・10着(1番人気)
チューリップ賞を勝利した勢いで挑んだ桜花賞では、1番人気に支持されるも直線で伸びあぐみ10着に沈んだ。
馬体を増やして出直しだ。
アートハウス・3歳牝馬
父:スクリーンヒーロー
母:パールコード
母父:ヴィクトワールピサ
主な勝鞍:2022年・忘れな草賞
馬名の由来:アートハウス
前走:忘れな草賞・1着(1番人気)
忘れな草賞を3馬身差で圧勝し注目を集めているアートハウス。
あと一歩G1に手が届かなかった母の思いを胸に。
スタニングローズ・3歳牝馬
父:キングカメハメハ
母:ローザブランカ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2022年・フラワーカップ
馬名の由来:魅力的な薔薇
前走:フラワーカップ・1着(2番人気)
前走のフラワーカップを制し重賞初Vを果たしているスタニングローズ。
桜花賞をパスしてオークス参戦のローテーションは好感が持てる。
エリカヴィータ・3歳牝馬
父:キングカメハメハ
母:マルシアーノ
母父:フジキセキ
主な勝鞍:2022年・フローラステークス
馬名の由来:冠名+命(伊)
前走:フローラステークス・1着(5番人気)
フローラステークスでは先行馬をきっちり捕え重賞制覇を果たした。
国枝調教師は距離延長に自信を持っており、本番でも活躍が期待される。
プレサージュリフト・3歳牝馬
父:ハービンジャー
母:シュプリームギフト
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・クイーンカップ
馬名の由来:バレエにおける高難度のリフトのひとつ
前走:桜花賞・11着(4番人気)
桜花賞では後方から脚を伸ばすも展開が向かず11着と辛酸をなめた。
重賞を制した東京で巻き返せるか。
ピンハイ・3歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:レイテッド
母父:ジャングルポケット
主な勝鞍:2021年・2歳新馬
馬名の由来:ゴルフ用語
前走:桜花賞・5着(13番人気)
桜花賞ではすこし直線でゴチャゴチャしたものの0.1秒差の5着と健闘した。
血統的に距離が微妙ながら、持ち前の気の強さで克服目指す。
ルージュエヴァイユ・3歳牝馬
父:ジャスタウェイ
母:ナッシングバットドリームズ
母父:Frankel
主な勝鞍:2021年・デイジー賞
馬名の由来:冠名+覚醒(仏)
前走:フローラステークス・5着(3番人気)
フローラステークスは5着に敗れるも上がり最速の決め手は見せられた。
うまく脚をためて末脚を生かせれば。
ベルクレスタ・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:ベルアリュールII
母父:Numerous
主な勝鞍:2021年・2歳未勝利
馬名の由来:母名の一部+頂上、至高(西)
前走:桜花賞・7着(9番人気)
左回りは【1-2-1-0】と相性抜群。
至高の走りをとくと見よ。
パーソナルハイ・3歳牝馬
父:ディープインパクト
母:パーソナルダイアリー
母父:City Zip
主な勝鞍:2021年・2歳未勝利
馬名の由来:自己最高記録。母名より連想
前走:フローラステークス・2着(4番人気)
前走のフローラステークスはマイペースとは言えない厳しい流れになったがしぶとく粘り2着に入った。
矢作きゅう舎×吉田豊騎手×逃げ馬のコンビは大舞台に強い。
レースの流れはこの馬が握りそうだ。
ニシノラブウインク・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:ニシノシルエット
母父:アグネスタキオン
主な勝鞍:2021年・2歳未勝利
馬名の由来:冠名+愛+ウインク
前走:フラワーカップ・2着(9番人気)
フラワーカップでは2番手からしぶとく粘り2着。
ラブパイロー・3歳牝馬
父:パイロ
母:グッドファッション
母父:アドマイヤマックス
主な勝鞍:2022年・ミモザ賞
馬名の由来:冠名+父名より
前走:ミモザ賞・1着(7番人気)
ミモザ賞を逃げ切り2勝目をゲット。
積極的な競馬で活路を開け。
前哨戦・参考レース
1着:アートハウス
2着:セルケト(3馬身)
3着:グランスラムアスク(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2.00.3
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
1着:スターズオンアース
2着:ウォーターナビレラ(ハナ)
3着:ナムラクレア(1/2馬身)
勝ちタイム:1.32.9
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
オークス2022の予想オッズ
2022年・オークスの予想オッズはこのように予想しています。
2歳女王で距離延長を味方につけたいサークルオブライフが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- サークルオブライフ(2.5)
- スターズオンアース(3.0)
- アートハウス(4.0)
- ウォーターナビレラ(7.0)
- ナミュール(8.5)
- エリカヴィータ(14.0)
- ベルクレスタ(18.0)
- ルージュエヴァイユ(22.5)
- プレサージュリフト(29.0)
- パーソナルハイ(30.5)
- ライラック(35.0)
- スタニングローズ(40.0)
- ピンハイ(☆)
- シーグラス(☆)
- シンシアウィッシュ(☆)
- ニシノラブウインク(☆)
- サウンドビバーチェ(☆)
- ルージュリナージュ(☆)
- コントディヴェール(☆)
- ホウオウバニラ(☆)
- ラブパイロー(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
オークスの日程・賞金
2022年5月22日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億4,000万円
年齢:3歳牝馬 距離:2,400m(芝・左)
オークスは牝馬クラシック・第二戦目。
他に桜花賞と秋華賞が牝馬クラシックとして開催されている。
オークス・プレイバック
2020年のオークスを制したのは『デアリングタクト(Daring Tact)』。松山弘平騎手が手綱を執った1番人気のデアリングタクトが直線で鋭く伸びて差し切り勝ち。63年ぶりとなる無敗の二冠の偉業を達成した。秋には秋華賞も制し史上初となる無敗での牝馬三冠を達成することになる。
2着には1/2馬身差でウインマリリン、さらにクビ差の3着にはウインマイティーが入った。
1着:デアリングタクト
2着:ウインマリリン(1/2馬身)
3着:ウインマイティー(クビ)
4着:リアアメリア(3/4馬身)
5着:マジックキャッスル(3/4馬身)
勝ちタイム:2.24.4
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良