オークスは2018年5月20日に東京競馬場で行われる3歳牝馬には過酷な2400m戦。オークスは2018年で第79回を迎える。昨年はソウルスターリングが制した。2018年はどの馬が樫の女王に輝くか。オークスの出走予定馬・日程・賞金などをチェックしてみよう。
出走予定馬
2018年・オークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
アーモンドアイ・3歳牝馬(優先出走馬・桜花賞1着)
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2018年・桜花賞
馬名の由来:美人とされる顔の目の形
デビューから4戦すべてで上り最速の脚を繰り出している桜花賞馬アーモンドアイ。
桜花賞ではノーステッキでの差し切りで皆をアッと驚かせた。
距離延長の壁を乗り越え2冠目を目指す。
ラッキーライラック・3歳牝馬(優先出走馬・桜花賞2着)
父:オルフェーヴル
母:ライラックスアンドレース
母父:Flower Alley
主な勝鞍:2017年・阪神ジュベナイルフィリーズ
馬名の由来:五弁のライラックの花(幸運のシンボル)
桜花賞では1.8倍と断然人気に支持されたもののアーモンドアイの決め手に屈し2着に敗れた。
凱旋門賞にも登録を済ませたラッキーライラック。
オークスで結果を残し、フランス遠征へと歩を進めることができるか。
リリーノーブル・3歳牝馬(優先出走馬・桜花賞3着)
父:ルーラーシップ
母:ピュアチャプレット
母父:クロフネ
主な勝鞍:2017年・白菊賞
馬名の由来:百合+気品。百合の花言葉は純潔、威厳
またもやラッキーライラックの後塵を拝した桜花賞だった。
今度は2400mと距離が延びるオークス。
ルーラーシップ産駒には菊花賞を制したキセキやAJCCを制したダンビュライトなど中長距離を得意とする産駒が多い。
もう惜敗は御免だ。
トーセンブレス・3歳牝馬(優先出走馬・桜花賞4着)
父:ディープインパクト
母:ブルーミンバー
母父:ファルブラヴ
主な勝鞍:2017年・2歳新馬
馬名の由来:冠名+神が祝福する
桜花賞ではアーモンドアイに次ぐ2番目の上りタイムを計測し4着に入った。
NHKマイルカップに登録があり、オークスに出走するかは微妙なところ。
マウレア・3歳牝馬(優先出走馬・桜花賞5着)
父:ディープインパクト
母:バイザキャット
母父:Storm Cat
主な勝鞍:2017年・赤松賞
馬名の由来:永遠の喜び(ハワイ語)
桜花賞を走り、早くも今年3走したマウレア。
どこまでおつりがあるかがポイントとなる。
サトノワルキューレ・3歳牝馬(優先出走馬・フローラステークス1着)
父:ディープインパクト
母:ヒアトゥウィン
母父:Roi Normand
主な勝鞍:2018年・フローラステークス
馬名の由来:冠名+北欧神話の半神
トライアル戦だったフローラステークスでは外から一頭別次元の末脚でライバルたちを蹴散らした。
2400mでの勝利経験もあり、大きな武器となる。
昨年フローラステークスを制したモズカッチャンがオークスでも2着に入ったように、今年もこの路線からオークスを賑わす馬が出そうだぞ。
パイオニアバイオ・3歳牝馬(優先出走馬・フローラステークス2着)
父:ルーラーシップ
母:アニメイトバイオ
母父:ゼンノロブロイ
主な勝鞍:2018年・3歳未勝利
馬名の由来:開拓者、先駆者+冠名
フローラステークスでは13番人気ながらしぶとく2着に粘りこんだ。
母のアニメイトバイオはローズステークスを制し、G1でも2度2着に入ったアパパネ世代の重賞馬。
母が届かなかったG1のタイトルを娘が。
カンタービレ・3歳牝馬
父:ディープインパクト
母:シャンロッサ
母父:Galileo
主な勝鞍:2018年・フラワーカップ
馬名の由来:歌うように(音楽用語)
レッドサクヤ・3歳牝馬
父:ディープインパクト
母:サクラサクII
母父:デインヒル
主な勝鞍:2018年・エルフィンステークス
馬名の由来:冠名+日本神話に登場する桜の女神の名より。母名より連想
オールフォーラヴ・3歳牝馬
父:ディープインパクト
母:レディアルバローザ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2018年・忘れな草賞
馬名の由来:バラの品種名
日程・賞金
第79回 オークス・優駿牝馬(Japanese Oaks)
2018年5月20日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億1,000万円
年齢:3歳牝馬 距離:2,400m(芝・左)
プレイバック
2017年5月21日(日)オークス(GI)
1着:ソウルスターリング
2着:モズカッチャン(1-3/4馬身)
3着:アドマイヤミヤビ(2-1/2馬身)
4着:ディアドラ(アタマ)
5着:リスグラシュー(3/4馬身)
1着 ソウルスターリング(ルメール騎手)
「本当に強かったです。お母さんと一緒にフランスのオークスを勝ち、今日、その娘と一緒に日本のオークスを、まったく同じような形で勝てました。素晴らしいですし、本当に嬉しく、特別な1日になりました。スタートが速く、楽にいい位置を取り、すぐにリラックスしました。4コーナーでスペースがあったので早めに外へ出し、ペースを上げ、長い脚を使ってゴールまで頑張りました。今日は自信がありました。馬場が重かった桜花賞は負けましたが、今日は一番強かったです。おそらくこの馬のベストの距離は2000mだと思います。来週もいい結果を出せるよう頑張ります」
・【オークス 2017】動画・結果/ソウルスターリングが馬場の真ん中から突き抜け優勝
「オークス 2017」の動画・結果です。オークスの結果は1着:ソウルスターリング、2着:モズカッチャン、3着:アドマイヤミヤビ。「ソウルスターリング」が勝利したレースの詳しい結果、動画をご覧ください。