
チャンピオンズカップ2025の結果・動画をまとめた記事です。2025年のチャンピオンズカップの着順は1着:ダブルハートボンド、2着:ウィルソンテソーロ、3着:ラムジェットとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。
2025年12月7日(日) | 5回中京2日 | 15:40 発走
第26回 チャンピオンズカップ(GI)ダート・左 1800m
Champions Cup (G1)
2025年・チャンピオンズカップの動画
ジョッキーカメラ
2025年・チャンピオンズカップの結果
1着:ダブルハートボンド
2着:ウィルソンテソーロ(ハナ)
3着:ラムジェット(2-1/2馬身)
4着:メイショウハリオ(アタマ)
5着:アウトレンジ(2-1/2馬身)
6着:ハギノアレグリアス
7着:テンカジョウ
8着:サンライズジパング
9着:セラフィックコール
10着:ペリエール
11着:シックスペンス
12着:ペプチドナイル
13着:ナルカミ
14着:ヘリオス
15着:ルクソールカフェ
16着:ウィリアムバローズ
勝ちタイム:1:50.2
優勝騎手:坂井 瑠星
馬場:良
レース後のコメント

1着 ダブルハートボンド(坂井瑠星騎手)
「本当に素晴らしいの一言です。牝馬でここまでなかなか順調には来られなかったのですが、一歩一歩ステップアップして、GIにたどり着くだけでも凄いことですが、勝つことが出来て嬉しく思います。追い切りでは反応が今一つかなと思いましたが、おそらく馬がレースで本気で走ればいいと分かっていたのではないかなという感じで、強いダブルハートボンドの力を見せてくれました。レースではそれほど位置を決めていたわけではなかったのですが、内の馬の出方と外の馬の感じを見ながら進めました。3、4コーナーの雰囲気が良かったので、しっかり自分の力で走ってくれるのではと思いました。しっかり脚を使ってくれましたし、力を出し切れたかなというところで、内からウィルソンテソーロが来ましたが、そこからもう一踏ん張りしてくれて、本当に彼女の頑張りのおかげです。僕の3連覇というより、この馬がGIホースになれた、牝馬で10年ぶりに勝つことが出来たということは大久保厩舎のみなさん、牧場を含めた関係者のおかげだと思います」
2着 ウィルソンテソーロ(川田将雅騎手)
「とても良い状態で競馬を迎えられました。彼らしい走りをしてくれましたが、3年連続の2着でした。勝たせることができなくて申し訳ありません」
(高木登調教師)
「惜しかったです。取れないタイトルですね…。状態もいつも通りで、返し馬も前走と同じ感じでした。最後は経済コースからでしたが、激しい競馬になるなと思いました。力は示してくれましたね。来年は馬の様子を見てですが、サウジカップに登録はします。出走するかはまだ未定です」
3着 ラムジェット(三浦皇成騎手)
「圧倒的に不利な状況だった前走でも伸びてくれていましたし、今日は返し馬で、これまでで最も弾んでいる感じで、良くなっていると思いました。中京のタイトなコーナーでどうかと思いましたが、最後までしっかり走ってくれています。狭くなりながらも伸びてくれましたし、成長を感じました。良い時に乗せてもらって、感謝しています」
4着 メイショウハリオ(武豊騎手)
「惜しかったです。ある程度は狙ったレースが出来ましたが、4コーナーで、思ったよりも外に振られたのが痛かったです。元気一杯で、良い馬です」
(岡田稲男調教師)
「いい脚を使っていたんじゃないかな。惜しい競馬だった。東京大賞典(12月29日、大井競馬場・ダート2000メートル)も使いたくなる。豊ジョッキーも前向きだった。年内に引退と種牡馬入りは決まっているが、オーナーとの相談にはなるが、状態を見ながら考えたい」
5着 アウトレンジ(松山弘平騎手)
「スタートが良く、良いポジションで流れに乗っていけました。3、4コーナーで少しズブさを見せるところがありました。もう少しポジションをキープしたかったです。最後まで馬はあきらめず、5着まで来てくれました」
6着 ハギノアレグリアス(岩田康誠騎手)
「夢を見たけどね。年のせいか、最後の踏ん張りが…。勝ち馬の後ろをスッと進めたけどね。よく走っていると思います」
(四位洋文調教師)
「厩舎の開業から支えてくれて、たくさん勉強させてもらいました。屈腱炎の再発などもなく、いい形で次のキャリアに向かえると思います」
7着 テンカジョウ(国分優作騎手)
「ゲートはギリギリでした。促しても後ろからになりましたが、いい脚を使ってくれました。大きな舞台で乗せてもらったことに感謝しています」
8着 サンライズジパング(池添謙一騎手)
「今週しっかり追い切って、パンプアップしているなと思いましたが、この後に良くなりそうな感じもありました。今後を考えて、内を回って、砂をかぶせる競馬。3、4コーナーを回る時の手応えはすごくよかったですが、直線で挟まれてしまい…。跳びの大きな馬ですから。今日の感じなら復活するのではと感じましたし、まだまだやれる馬です」
9着 セラフィックコール(西村淳也騎手)
「ラストまで集中して走ってくれました。距離はもう少しあってもいいぐらいだと思います」
10着 ペリエール(佐々木大輔騎手)
「いいところで競馬はできましたが、1800メートルは長いのかな。相手も強いので、何とも言えませんが。器用なところは見せてくれましたが…」
11着 シックスペンス(C.ルメール騎手)
「スタートは良かったです。でもすぐに一生懸命走ってしまいました。息は入ったけど、落ちついてなかったのでいっぱいでした。1600メートルはいいと思います。もう少しリラックスしてほしい」
12着 ペプチドナイル(藤岡佑介騎手)
「枠も外なので、控える形を取ろうと思いました。ただ、最後まで走り切れていない感じです」
13着 ナルカミ(戸崎圭太騎手)
「跨ってから馬場入場までの感じがいつもと違っていて、テンションが高かったです。我慢がきかず、盛り上がっている感じでした。ゲートの中は大人しかったのですが、スタートで後肢の踏ん張りがなく、後肢を落とすような感じでした。出負けした分、出していったのですが、きょうは普通に折り合ってしまっていました。きょうに関しては、レース前のところなのかなと思います」
(田中博康調教師)
「回り、コース形態と難しいと思っていたし、この場の導線がこの馬には難しくて、いい感じでゲートインができなかったですね。メンタルがとても弱い子なので、気分を害する形となってしまって、最後は馬がやめてしまい、一番危惧していたところが出た。これを習慣化しないように、使うレースとかを考えていきたい」
14着 ヘリオス(原優介騎手)
「スタートでつまづいて後ろからに。やめてしまうところがあるので、課題が見つかりました。でもフェブラリーステークスの時よりも状態が良かったので、課題に取り組んでいければまだやれそうです」
15着 ルクソールカフェ(F.ジェルー騎手)
「スタートは出ましたし、道中も問題なく走れました。最後のコーナー回って、左に首を曲げる感じになり、そこで気持ちが切れて進んでいきませんでした」
16着 ウィリアムバローズ(岩田望来騎手)
「絡まれてしまい、息を入れるところがなかったです。自分の競馬はできましたが」
勝ち馬プロフィール

ダブルハートボンド(W Heart Bond)牝4/鹿毛 大久保 龍志(栗東)
父:キズナ 母:パーシステントリー 母父:Smoke Glacken
馬名の由来:二つの+愛情をつなぐ。父名、本馬の馬体より連想