金鯱賞は2021年3月14日に中京競馬場で行われる春の大一番のステップレース。金鯱賞は2021年で第57回を迎え、昨年はサートゥルナーリアが勝利した。金鯱賞の出走予定馬・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2021年・金鯱賞の出走予定馬をチェック
2021年・金鯱賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
デアリングタクト・4歳牝馬
父:エピファネイア
母:デアリングバード
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2020年・オークス
馬名の由来:大胆な+Tactics(戦法)より。大胆な戦法。父、母名より連想
三冠牝馬・デアリングタクトは金鯱賞から始動する。
初黒星が付いたジャパンカップの敗戦を糧にさらなる高みへ。
今後はレース間隔が狭い大阪杯をパスし春のG1路線に向かう予定。
グローリーヴェイズ・6歳牡馬
父:ディープインパクト
母:メジロツボネ
母父:スウェプトオーヴァーボード
主な勝鞍:2019年・香港ヴァーズ
馬名の由来:栄光のつぼ。母名より連想
昨年はドバイ遠征の影響で3レースしか使えず不完全燃焼のシーズンとなってしまった。
まずは無事に初戦を。
サトノフラッグ・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:バラダセール
母父:Not For Sale
主な勝鞍:2020年・弥生賞
馬名の由来:冠名+旗
前走のAJCCでは休み明けの影響もあってか11着と大敗。
レースを使った上積みに期待。
キセキ・7歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2017年・菊花賞
馬名の由来:奇跡
7歳になった2021年シーズンも現役続行。
角居厩舎解散に伴い辻野厩舎転厩初戦となる。
ポタジェ・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
主な勝鞍:2021年・白富士ステークス
馬名の由来:家庭菜園(仏)
4連勝中と勢いに乗る若武者。
初の重賞挑戦でどこまでやれるか。
鞍上には新コンビとなる北村友一騎手が騎乗。
ブラヴァス・5歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:ヴィルシーナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2020年・新潟記念
馬名の由来:すばらしい(ポルトガル語)
2020年は重賞初制覇を果たすなど充実した1年を過ごした。
今年はさらなるタイトル取りを狙う。
サンレイポケット・5歳牡馬
父:ジャングルポケット
母:アドマイヤパンチ
母父:ワイルドラッシュ
主な勝鞍:2020年・ジューンステークス
馬名の由来:冠名+父名の一部
これまで重賞では毎日王冠、新潟記念での3着が最高着順。
どこかのポケットに入っている勝利のピースを探し出せ。
金鯱賞の日程・賞金
2020年3月15日(日)中京競馬場
格:G2 1着本賞金:6,200万円
年齢:4歳以上 距離:2,000m(芝・左)
金鯱賞は2012年から12月ごろに開催されていて有馬記念を目指す馬のステップレースとして開催されていたが、2017年からは3月開催となり、大阪杯など中距離戦線を狙う馬が集うレースに変貌した。
過去にはサイレンススズカが大差で逃げ切り一気にトップホースへと駆け上がった。他にはタップダンスシチーが金鯱賞3連覇を達成したり、アーネストリーやエイシンデピュティがここをステップに宝塚記念を制したりしている。
金鯱賞・プレイバック
2020年の金鯱賞を制したのは『サートゥルナーリア(Saturnalia)』。断然人気に答えるように直線では圧倒的な速さで抜け出し優勝した。
2着には2馬身差でサトノソルタス、さらに3/4馬身差の3着にはダイワキャグニーが入った。
1着:サートゥルナーリア
2着:サトノソルタス(2馬身)
3着:ダイワキャグニー(3/4馬身)
4着:ギベオン(ハナ)
5着:ラストドラフト(クビ)
勝ちタイム:2.01.6
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良