弥生賞は2021年3月7日に中山競馬場で行われ、皐月賞への最重要ステップレースとして位置づけられている。弥生賞は2021年で第58回を迎え、昨年はサトノフラッグが勝利した。出走予定馬・賞金・日程・昨年の結果などをチェックしてみよう。
2021年・弥生賞の出走予定馬をチェック
2021年の弥生賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- ゴールデンシロップ()
- シュネルマイスター(C.ルメール)
- ソーヴァリアント(大野拓弥)
- タイセイドリーマー()
- タイトルホルダー(横山武史)
- タイムトゥヘヴン(三浦皇成)
- ダノンザキッド(川田将雅)
- テンバガー(M.デムーロ)
- ホウオウサンデー(岩田康誠)
- ワンデイモア(田辺裕信)
2021年・弥生賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ダノンザキッド・3歳牡馬
父:ジャスタウェイ
母:エピックラヴ
母父:Dansili
主な勝鞍:2020年・ホープフルステークス
馬名の由来:冠名+人名愛称
ホープフルステークスを制し、昨年のJRA最優秀2歳牡馬のタイトルを射止めた期待のホープ。
前哨戦でも負けられない戦いとなる。
タイトルホルダー・3歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
主な勝鞍:2020年・2歳新馬
馬名の由来:選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので
東京スポーツ杯2歳ステークス2着、ホープフルステークス4着と重賞でも上位争いを演じてきた。
そろそろタイトルを手中に。
シュネルマイスター・3歳牡馬
父:Kingman
母:セリエンホルデ
母父:Soldier Hollow
主な勝鞍:2020年・ひいらぎ賞
馬名の由来:スピードの名人(独)
昨年のひいらぎ賞で2勝目を挙げたスピード馬。
2000mに対応できるか。
鞍上には引き続きルメール騎手が予定されている。
タイムトゥヘヴン・3歳牡馬
父:ロードカナロア
母:キストゥヘヴン
母父:アドマイヤベガ
主な勝鞍:2020年・2歳未勝利
馬名の由来:天国への時間。母名より連想
京成杯では逃げて2着。
しぶとさ生かせる展開になれば。
ワンデイモア・3歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メジロバーミューズ
母父:アサティス
主な勝鞍:2021年・3歳1勝クラス
馬名の由来:楽曲名
2000m戦を連勝中。
引き続き田辺騎手とのコンビで重賞制覇をもくろむ。
ホウオウサンデー・3歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:サンデースマイルII
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2020年・2歳新馬
馬名の由来:冠名+母名の一部
中山2000mの新馬戦を勝利。
いきなり重賞でどこまでやれるか。
主な回避馬
ワンダフルタウン・3歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:シーオブラブ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2020年・京都2歳ステークス
馬名の由来:曲名
春初戦に弥生賞を使うことが発表されていたが回避を決めた。
皐月賞に直行する模様。
弥生賞の日程・賞金
2021年3月7日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:5,400万円
年齢:3歳 距離:2,000m(芝・右)
弥生賞は3着までの馬に皐月賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。本番の皐月賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。2020年から正式名称が「弥生賞ディープインパクト記念」に変更された。
過去には後の3冠馬ミスターシービーやシンボリルドルフ、ディープインパクトが弥生賞を制していた。近年では、アドマイヤムーンやヴィクトワールピサ、サトノクラウンが海外のG1を制したり、ロジユニヴァースやマカヒキがその年のダービー馬になった。
弥生賞・プレイバック
2020年の弥生賞を制したのは『サトノフラッグ(Satono Flag)』。4コーナーで外から進出して直線で抜け出すと、そのまま危なげなく勝利。3連勝で重賞初制覇を飾った。
2着には1-3/4馬身差でワーケア、さらに1/2馬身差の3着にはオーソリティが入った。
1着:サトノフラッグ
2着:ワーケア(1-3/4馬身)
3着:オーソリティ(1/2馬身)
4着:ブラックホール(アタマ)
5着:オーロアドーネ(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2.02.9
優勝騎手:武豊
馬場:重