弥生賞は2023年3月5日に中山競馬場で行われ、皐月賞への最重要ステップレースとして位置づけられている。弥生賞ディープインパクト記念は2023年で第60回を迎え、昨年はアスクビクターモアが勝利した。出走予定馬・賞金・日程・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・弥生賞の出走予定馬をチェック
2023年・弥生賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
トップナイフ・3歳牡馬
父:デクラレーションオブウォー
母:ビーウインド
母父:スピニングワールド
主な勝鞍:2022年・萩ステークス
馬名の由来:超一流の技術
ホープフルステークス2着馬。
管理する昆調教師が「緩い馬でどうして走るのか不思議なくらい」とコメントしており、成長の余地は十分。
ミッキーカプチーノ・3歳牡馬
父:エピファネイア
母:スティールパス
母父:ネオユニヴァース
主な勝鞍:2022年・葉牡丹賞
馬名の由来:冠名+泡立てたミルクコーヒー
ホープフルステークスでは1番人気に支持されるも、少し精神的なもろさを見せて5着に敗れた。
力を出し切れれば間違いなく重賞でやれる逸材。
鞍上は引き続き戸崎騎手。
キングズレイン・3歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:タッチングスピーチ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・百日草特別
馬名の由来:王政
百日草特別の勝ち馬で、ホープフルステークスでも3着と善戦した。
グリューネグリーン・3歳牡馬
父:ラブリーデイ
母:レディーダービー
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2022年・京都2歳ステークス
馬名の由来:緑(独)+冠名
京都2歳ステークスの勝ち馬。
血統的にまだまだ成長がみられるはず。
マイネルラウレア・3歳牡馬
父:ゴールドシップ
母:マイネボヌール
母父:ロージズインメイ
主な勝鞍:2023年・若駒ステークス
馬名の由来:冠名+幸福(ハワイ語)。母名より連想
新馬、若駒ステークスを連勝。
いずれも上がり最速タイムで差し切り勝ちを収めている。
ワンダイレクト・3歳牡馬
父:ハービンジャー
母:ワントゥワン
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:一番+真っすぐ。優勝に向かって
若駒ステークスではしぶとく粘りハナ差の2着。
グランヴィノス・3歳牡馬
父:キタサンブラック
母:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:大金星(ポルトガル語)
1番人気で挑んだ京都2歳ステークスでは直線で反応できず6着に敗れた。
血統的にこれから伸びていくタイプだろう。
弥生賞の日程・賞金
2023年3月5日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:5,400万円
年齢:3歳 距離:2,000m(芝・右)
弥生賞は3着までの馬に皐月賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。本番の皐月賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。2020年から正式名称が「弥生賞ディープインパクト記念」に変更された。
過去には後の3冠馬ミスターシービーやシンボリルドルフ、ディープインパクトが弥生賞を制していた。近年では、アドマイヤムーンやヴィクトワールピサ、サトノクラウンが海外のG1を制したり、ロジユニヴァースやマカヒキがその年のダービー馬になった。
弥生賞・プレイバック
2016年の弥生賞を制したのは『マカヒキ(Makahiki)』。人気馬3頭の見ごたえある戦いは上がり最速で駆け抜けたマカヒキに軍配が上がった。その後、日本ダービーを制し凱旋門賞にも挑戦した。
1着:マカヒキ
2着:リオンディーズ(クビ)
3着:エアスピネル(2馬身)
4着:タイセイサミット(5馬身)
5着:アドマイヤエイカン(3/4馬身)
勝ちタイム:1.59.9
勝利騎手:C.ルメール
馬場:良