天皇賞春は2021年5月2日に阪神競馬場で行われる長距離王決定戦。天皇賞春は2021年で第163回を迎え、スタミナ自慢が集う。昨年はフィエールマンが制した。天皇賞春の出走予定馬・日程・賞金・昨年の結果などをチェックしてみよう。
2021年・天皇賞春の出走予定馬をチェック
2021年の天皇賞春の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アリストテレス(C.ルメール)
- ウインマリリン(横山武史)
- オセアグレイト(横山典弘)
- オーソリティ()
- カレンブーケドール(戸崎圭太)
- ジャコマル()
- ディアスティマ()
- ディバインフォース()
- ディープボンド(和田竜二)
- マカヒキ()
- メイショウテンゲン()
- ユーキャンスマイル(藤岡佑介)
- ワールドプレミア()
2021年・天皇賞春の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ワールドプレミア・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:マンデラ
母父:Acatenango
主な勝鞍:2019年・菊花賞
馬名の由来:世界規模での上映会を目指して
昨年は故障の影響もあり秋2戦しか使えず不完全燃焼の年となった。
得意の長距離戦で2つ目のG1タイトルを狙う。
ディープボンド・4歳牡馬
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2021年・阪神大賞典
馬名の由来:深い絆
阪神大賞典を5馬身の差をつけ圧勝。
新たな長距離王候補。
アリストテレス・4歳牡馬
父:エピファネイア
母:ブルーダイアモンド
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2020年・小牧特別
馬名の由来:人名より
菊花賞ではコントレイルにクビ差まで迫り競馬ファンを驚かせた。
4歳世代の強さを示したいところ。
カレンブーケドール・5歳牝馬
父:ディープインパクト
母:ソラリア
母父:Scat Daddy
主な勝鞍:2019年・スイートピーステークス
馬名の由来:冠名+黄金の花束(仏)。勝利の大輪を咲かせてほしい
今年初戦となった日経賞でも7度目の2着となかなか勝ち切れない。
そろそろ咲かせよ、勝利の大輪を。
ウインマリリン・4歳牝馬
父:スクリーンヒーロー
母:コスモチェーロ
母父:Fusaichi Pegasus
主な勝鞍:2021年・日経賞
馬名の由来:冠名+女性名
日経賞を制し2つ目の重賞ゲット。
引き続き横山武史騎手とのコンビで初の長距離戦に挑む。
オーソリティ・4歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:ロザリンド
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2020年・アルゼンチン共和国杯
馬名の由来:権威。威信。牡馬三冠を達成した父のような活躍を願って
ダイヤモンドステークスでは2着と敗れたものの勝ち馬とはクビ差で適性は示した。
父がなしえなかった天皇賞春制覇へ。
マカヒキ・8歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ウィキウィキ
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2016年・日本ダービー
馬名の由来:ハワイの収穫祭
8歳にして初の長距離戦に挑む2016年のダービー馬。
何かきっかけがつかめれば。
ユーキャンスマイル・6歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:ムードインディゴ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2019年・ダイヤモンドステークス
馬名の由来:笑ってごらん
今年初戦となった阪神大賞典で2着。
やはり長距離は走る。
オセアグレイト・5歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:ブルーダヌーブ
母父:Bahri
主な勝鞍:2020年・ステイヤーズステークス
馬名の由来:オセアニアより+偉大
昨年のステイヤーズステークス勝ち馬。
引き続き横山典弘騎手とのコンビで一発逆転を狙う。
メイショウテンゲン・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:メイショウベルーガ
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2019年・弥生賞
馬名の由来:冠名+天元。碁盤の中心点のこと
近走不振。
前哨戦
1着:グロンディオーズ
2着:オーソリティ(クビ)
3着:ポンデザール(5馬身)
勝ちタイム:3.31.2
優勝騎手:三浦 皇成
馬場:良
1着:ディープボンド
2着:ユーキャンスマイル(5馬身)
3着:ナムラドノヴァン(3/4馬身)
勝ちタイム:3.07.3
優勝騎手:和田 竜二
馬場:重
1着:ウインマリリン
2着:カレンブーケドール(1/2馬身)
3着:ワールドプレミア(クビ)
勝ちタイム:2.33.3
優勝騎手:横山 武史
馬場:良
天皇賞春の日程・賞金
2021年5月2日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:1億5,000万円
年齢:4歳以上 距離:3,200m(芝・右)
京都競馬場で行われる芝G1最長距離の戦いとなる天皇賞春。
2021年は京都競馬場改修のため阪神競馬場で開催される。
優勝馬に贈られる天皇盾をめぐる争いが繰り広げれられる。
前哨戦となる阪神大賞典、日経賞の勝ち馬には天皇賞春の優先出走権が与えられている。
過去の勝ち馬には錚々たる名前が並ぶ。
長距離では圧倒的な強さを見せたメジロマックイーン。
見ごたえある三強対決を制したマヤノトップガン。
種牡馬としても大活躍の三冠馬・ディープインパクト。
何かを起こしてくれると期待させた黄金船・ゴールドシップ。
レコードタイムで天皇賞春連覇を達成したキタサンブラックなど日本競馬を彩った名馬が勝利してきた。
秋には東京2000mで行われる天皇賞秋が開催されている。
天皇賞春・プレイバック
2017年の天皇賞春を制したのは『キタサンブラック(Kitasan Black)』。ディープインパクトが持っていたレコードタイムを0.9秒更新する驚愕の走りで後続を完封。天皇賞春・連覇を果たし現役最強馬の座を不動のものとした。
2着には1-1/4馬身差でシュヴァルグラン、さらにクビ差の3着にはサトノダイヤモンドが入った。
1着:キタサンブラック
2着:シュヴァルグラン(1-1/4馬身)
3着:サトノダイヤモンド(クビ)
4着:アドマイヤデウス(クビ)
5着:アルバート(3馬身)
勝ちタイム:3:12.5(レコード)
勝利騎手:武豊
馬場:良