天皇賞春は2022年5月1日に阪神競馬場で行われる長距離王決定戦。天皇賞春は2022年で第165回を迎え、スタミナ自慢が集う。昨年はワールドプレミアが制した。天皇賞春の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2022年・天皇賞春の結果は!?
2022年の天皇賞春を制したのは『タイトルホルダー(Titleholder)』。外枠から先手を奪うと直線では他馬を寄せ付けず圧勝。後続に7馬身の差をつけ長距離王のタイトルを手中にした。
1着:タイトルホルダー
2着:ディープボンド(7馬身)
3着:テーオーロイヤル(1馬身)
4着:ヒートオンビート(3-1/2馬身)
5着:アイアンバローズ(2馬身)
勝ちタイム:3.16.2
優勝騎手:横山 和生
馬場:稍重
2022年・天皇賞春の出走予定馬をチェック
2022年・天皇賞春の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではディープボンドが8枠18番、タイトルホルダーは8枠16番、テーオーロイヤルは4枠7番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
4月30日にJRAから発表された天皇賞春の前日最終オッズです。
1番人気はディープボンドで2.7倍、2番人気はタイトルホルダーで5.2倍、テーオーロイヤルが7.0倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2022年4月28日にJRAより発表された天皇賞春に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2022年の天皇賞春の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アイアンバローズ(石橋脩)
- ヴァルコス(三浦皇成)
- クレッシェンドラヴ(内田博幸)
- シルヴァーソニック(川田将雅)
- タイトルホルダー(横山和生)
- タガノディアマンテ(幸英明)
- ディバインフォース(田辺裕信)
- ディープボンド(和田竜二)
- テーオーロイヤル(菱田裕二)
- トーセンカンビーナ(藤岡康太)
- ハヤヤッコ(武豊)
- ハーツイストワール(C.ルメール)
- ヒートオンビート(池添謙一)
- マイネルファンロン(松岡正海)
- マカオンドール(松山弘平)
- メロディーレーン(岩田望来)
- ユーキャンスマイル(藤岡佑介)
- ロバートソンキー(伊藤工真)
2022年・天皇賞春の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
タイトルホルダー・4歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
主な勝鞍:2021年・菊花賞
馬名の由来:選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので
昨年の菊花賞馬。
長距離のタイトルは譲らない。
ディープボンド・5歳牡馬
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2021年・阪神大賞典
馬名の由来:深い絆
昨年の2着馬。
有馬記念でも0.1秒差の2着でビッグタイトルに手が届かなかった。
今年こそ。
テーオーロイヤル・4歳牡馬
父:リオンディーズ
母:メイショウオウヒ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2022年・ダイヤモンドステークス
馬名の由来:冠名+王にふさわしい
ダイヤモンドステークスを2馬身半で圧勝。
4連勝の勢いは本物。
引き続き鞍上は菱田騎手。
マカオンドール・4歳牡馬
父:ゴールドシップ
母:ミリオンウィッシーズ
母父:Darshaan
主な勝鞍:2022年・万葉ステークス
馬名の由来:金のアゲハ蝶(仏)
ゴールドシップ産駒のマカオンドールが長距離G1に参戦する。
父譲りのスタミナで高い壁を越えて行け。
タガノディアマンテ・6歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:タガノレヴェントン
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2020年・万葉ステークス
馬名の由来:冠名+ダイヤモンド(西)
2020年のステイヤーズステークスや今年の京都記念で2着に入った経験あり。
引き続き幸騎手とのコンビで4度目のG1に挑戦する。
アイアンバローズ・5歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:パレスルーマー
母父:Royal Anthem
主な勝鞍:2021年・緑風ステークス
馬名の由来:鉄+冠名
ステイヤーズステークス2着から阪神大賞典2着と、長距離重賞を連続好走。
長距離適性開眼。
シルヴァーソニック・6歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:エアトゥーレ
母父:トニービン
主な勝鞍:2021年・ジューンステークス
馬名の由来:音速の銀
ステイヤーズステークスと阪神大賞典で3着に入っている。
勝つにはあと一押し欲しいところ。
ヒートオンビート・5歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:マルセリーナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2021年・美濃ステークス
馬名の由来:リズムに乗って
前走の日経賞では0.1秒差の3着と健闘。
掲示板を2度しか外していない堅実さが売り。
ユーキャンスマイル・7歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:ムードインディゴ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2019年・ダイヤモンドステークス
馬名の由来:笑ってごらん
天皇賞春は今年で4年連続での出走となる。
2020年の4着以上の結果を目指す。
主な回避馬
アリストテレス・5歳牡馬
父:エピファネイア
母:ブルーダイアモンド
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2021年・AJCC
馬名の由来:人名より
今年初戦に参戦予定だった日経賞前に外傷を負ったため天皇賞春も無理せず取りやめ。
今後は目黒記念を目標にするとのこと。
前哨戦・参考レース
1着:ディバインフォース
2着:アイアンバローズ(1/2馬身)
3着:シルヴァーソニック(1-1/2馬身)
勝ちタイム:3.47.6
優勝騎手:田辺 裕信
馬場:良
1着:テーオーロイヤル
2着:ランフォザローゼス(2-1/2馬身)
3着:トーセンカンビーナ(1/2馬身)
勝ちタイム:3.30.1
優勝騎手:菱田 裕二
馬場:良
1着:ディープボンド
2着:アイアンバローズ(3/4馬身)
3着:シルヴァーソニック(1-1/2馬身)
勝ちタイム:3.05.0
優勝騎手:和田 竜二
馬場:良
1着:タイトルホルダー
2着:ボッケリーニ(クビ)
3着:ヒートオンビート(クビ)
勝ちタイム:2.35.4
優勝騎手:横山 和生
馬場:稍重
天皇賞春2022の予想オッズ
2022年・天皇賞春の予想オッズはこのように予想しています。
阪神大賞典を連覇し、長距離王の座を手中にしようとするディープボンドが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ディープボンド(1.6)
- タイトルホルダー(3.5)
- テーオーロイヤル(6.5)
- アイアンバローズ(13.0)
- マカオンドール(18.0)
- シルヴァーソニック(23.5)
- タガノディアマンテ(36.0)
- ヒートオンビート(47.5)
- ハーツイストワール(☆)
- ロバートソンキー(☆)
- ハヤヤッコ(☆)
- クレッシェンドラヴ(☆)
- ヴァルコス(☆)
- ユーキャンスマイル(☆)
- ディバインフォース(☆)
- メロディーレーン(☆)
- トーセンカンビーナ(☆)
- マイネルファンロン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
天皇賞春の日程・賞金
2022年5月1日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:2億円
年齢:4歳以上 距離:3,200m(芝・右)
京都競馬場で行われる芝G1最長距離の戦いとなる天皇賞春。
2022年は京都競馬場改修のため阪神競馬場で開催される。
優勝馬に贈られる天皇盾をめぐる争いが繰り広げれられる。
前哨戦となる阪神大賞典、日経賞の勝ち馬には天皇賞春の優先出走権が与えられている。
過去の勝ち馬には錚々たる名前が並ぶ。
長距離では圧倒的な強さを見せたメジロマックイーン。
見ごたえある三強対決を制したマヤノトップガン。
種牡馬としても大活躍の三冠馬・ディープインパクト。
何かを起こしてくれると期待させた黄金船・ゴールドシップ。
レコードタイムで天皇賞春連覇を達成したキタサンブラックなど日本競馬を彩った名馬が勝利してきた。
秋には東京2000mで行われる天皇賞秋が開催されている。
天皇賞春・プレイバック
2017年の天皇賞春を制したのは『キタサンブラック(Kitasan Black)』。ディープインパクトが持っていたレコードタイムを0.9秒更新する驚愕の走りで後続を完封。天皇賞春・連覇を果たし現役最強馬の座を不動のものとした。
2着には1-1/4馬身差でシュヴァルグラン、さらにクビ差の3着にはサトノダイヤモンドが入った。
1着:キタサンブラック
2着:シュヴァルグラン(1-1/4馬身)
3着:サトノダイヤモンド(クビ)
4着:アドマイヤデウス(クビ)
5着:アルバート(3馬身)
勝ちタイム:3:12.5(レコード)
勝利騎手:武豊
馬場:良