アメリカジョッキークラブカップは2025年1月26日に中山競馬場で行われる冬の中距離G2戦。AJCCは2025年で第66回を迎え、昨年はチャックネイトが優勝した。AJCCの出走予定馬・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・アメリカジョッキークラブカップの出走予定馬をチェック
2025年のアメリカジョッキークラブカップの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは17頭となっています。
- アウスヴァール(横山和生)
- アケルナルスター(原優介)
- アラタ(大野拓弥)
- エヒト(未定)
- カラテ(杉原誠人)
- コスモキュランダ(横山武史)
- ダノンデサイル(戸崎圭太)
- チャックネイト(R.キング)
- ディープモンスター(浜中俊)
- ニシノレヴナント(田辺裕信)
- ビザンチンドリーム(A.ルメートル)
- ホウオウノーサイド(石橋脩)
- ホウオウリアリティ(菅原明良)
- ポタジェ(岩田望来)
- ボルドグフーシュ(吉田隼人)
- ボーンディスウェイ(木幡巧也)
- マイネルクリソーラ(津村明秀)
- マテンロウレオ(横山典弘)
- ライラック(石川裕紀人)
- レーベンスティール(C.ルメール)
2025年・アメリカジョッキークラブカップの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ダノンデサイル・4歳牡馬
父:エピファネイア
母:トップデサイル
母父:Congrats
主な勝鞍:2024年・日本ダービー
馬名の由来:冠名+母名の一部
昨年のダービー馬で、有馬記念でも3着に入ったダノンデサイルがAJCCから早くも始動する。
有馬記念後は放牧の予定だったが、現状のコンディションがよく、短期間で出走する事でどんな変化を感じることができるかを知るためにAJCCに挑戦することを決めたとのこと。
鞍上は主戦の横山典弘騎手に先約があるため戸崎圭太騎手が務める予定。
新たな挑戦でさらなる進化を求める。
レーベンスティール・5歳牡馬
父:リアルスティール
母:トウカイライフ
母父:トウカイテイオー
主な勝鞍:2024年・オールカマー
馬名の由来:生き様(独)。父名、母名より連想。生き様で魅了する馬になるように
これまでG1には手が届いていないが、重賞を3勝するなど中距離界で活躍中。
中山芝2200m戦は2戦2勝と相性抜群で、得意舞台から2025年をいい形で迎えたい。
ディープモンスター・7歳牡馬
父:ディープインパクト
母:シスタリーラヴ
母父:Bellamy Road
主な勝鞍:2023年・アンドロメダステークス
馬名の由来:父名の一部+怪物
2024年もチャレンジカップ2着、小倉記念3着とあと少しのところで重賞タイトルに手が届かなかった。
今年こそ。
ボルドグフーシュ・6歳牡馬
父:スクリーンヒーロー
母:ボルドグザグ
母父:Layman
主な勝鞍:2022年・一宮特別(2勝クラス)
馬名の由来:幸せな英雄(ハンガリー語)
1年半ぶりの実戦となった前走のチャレンジカップでは見せ場十分の走りで4着と元気な姿を見せてくれた。
鞍上に2022年の菊花賞(2着)以来となる吉田隼人騎手を迎え、さらなるステップアップを目指す。
ポタジェ・8歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
主な勝鞍:2022年・大阪杯
馬名の由来:家庭菜園(仏)
2022年の大阪杯覇者が約1年9ヶ月ぶりにターフに帰ってくる。
久々の実戦でどこまで状態が戻っているか。
ビザンチンドリーム・4歳牡馬
父:エピファネイア
母:ジャポニカーラ
母父:ジャングルポケット
主な勝鞍:2024年・きさらぎ賞
馬名の由来:ビザンチン帝国の夢
きさらぎ賞を制し、2024年の牡馬クラシック3戦を皆勤。
鞍上にルメートル騎手を新たに迎え、2つ目の重賞タイトルを狙う。
ライラック・6歳牝馬
父:オルフェーヴル
母:ヴィーヴァブーケ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・フェアリーステークス
馬名の由来:北海道の代表的な花の名
有馬記念を目指していたものの、出走枠に入れずこちらに回ってきた。
引き続き石川騎手とのコンビで2022年のフェアリーステークス以来となる約3年ぶりの勝利を狙う。
アメリカジョッキークラブカップの日程・賞金
2025年1月26日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:6,200万円
年齢:4歳以上 距離:2,200m(芝・右)
アメリカジョッキークラブカップは中山競馬場で行われる中距離G2戦。
過去にはメジロブライトやスペシャルウィークといった世代トップクラスの馬が制したりしていた。
近年ではマツリダゴッホやエアシェイディ、ネヴァブション、ヴェルデグリーンなどといった中山巧者が勝利することが多い。
アメリカジョッキークラブカップ・プレイバック
2020年のアメリカジョッキークラブカップを制したのは『ブラストワンピース(Blast Onepiece)』。2018年の有馬記念馬が凱旋門賞帰りの一戦を勝利で飾り、ファンの期待に答えて見せた。
2着には1-1/4馬身差でステイフーリッシュ、さらに1-3/4馬身差の3着にはラストドラフトが入った。
1着:ブラストワンピース
2着:ステイフーリッシュ(1-1/4馬身)
3着:ラストドラフト(1-3/4馬身)
4着:ミッキースワロー(3/4馬身)
5着:サトノクロニクル(2-1/2馬身)
勝ちタイム:2.15.0
優勝騎手:川田 将雅
馬場:稍重