【日本ダービー2025】結果・動画/クロワデュノールが世代の頂点に輝く

日本ダービー2025 クロワデュノール

日本ダービー2025の結果・動画をまとめた記事です。2025年の日本ダービーの着順は1着:クロワデュノール、2着:マスカレードボール、3着:ショウヘイとなりました。レースの詳しい結果、動画などをご覧ください。

2025年の日本ダービーはクロワデュノールが世代の頂点に輝く

2025年6月1日(日) | 2回東京12日 | 15:40 発走
第92回 日本ダービー(GI)芝・左 2400m
Tokyo Yushun(Japanese Derby) (G1)

2025年・日本ダービーの動画

JRA公式

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ジョッキーカメラ

クロワデュノール騎乗の北村友一騎手

マスカレードボール騎乗の坂井瑠星騎手

サトノシャイニング騎乗の武豊騎手

ジョバンニ騎乗の松山弘平騎手

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2025年・日本ダービーの結果

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1着:クロワデュノール
2着:マスカレードボール(3/4馬身)
3着:ショウヘイ(1-1/2馬身)
4着:サトノシャイニング(クビ)
5着:エリキング(1-1/4馬身)
6着:ミュージアムマイル
7着:エムズ
8着:ジョバンニ
9着:ファイアンクランツ
10着:リラエンブレム
11着:ホウオウアートマン
12着:カラマティアノス
13着:トッピボーン
14着:ファンダム
15着:ドラゴンブースト
16着:ニシノエージェント
17着:レディネス
18着:ファウストラーゼン

勝ちタイム:2:23.7
優勝騎手:北村 友一
馬場:良

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レース後のコメント

日本ダービー2025 クロワデュノール

1着 クロワデュノール(北村友一騎手)
「ありがとうございます。僕がダービージョッキーというよりも、クロワデュノールがダービー馬となれたことがうれしいですし、最高のエスコートができたことがうれしいです。ここに至るまでの過程すべてに意味があったと感じています。巡り合わせで勝たせていただいて、クロワデュノールとの縁があったこと、全部つながっていたんだと感じています。僕の思いは一点だけ、馬を信じること、自分を信じることだけです。人馬一体になれていた気がして、余計なことをしなくても馬がいいリズムで走ってくれていました。絶対に伸びると信じていましたし、手応え通りといえばその通りなんですけど、信じた結果がこうして結びついてよかったと思います。クロワデュノールという名前が、もっともっと世の中に知れ渡ってほしいと思います」

(斉藤崇史調教師)
「本当に良かった、ホッとしたというのが今の気持ちです。皐月賞に比べて、トレセンにいる時からいいなと思っていましたが、パドックに入ってきた時の感じもすごく良くて、これだけの舞台でお客さんも一杯でしたが落ち着いていましたし精神面の強い馬だなと思って競馬を迎えました。(皐月賞の)雪辱もそうですが、あれだけ人気していたのに負けてしまったので申し訳なかったですし、なんとか期待に応えられるようにと思って皐月賞からダービーまで一丸となってやってきたところで馬がそれに応えてくれました。負けていたのに今日も1番人気にしてもらって、ファンの皆さんにはありがたい気持ちです。北村騎手とは、追い切りだったり枠順が決まって競馬をどうしようかとか、いつにないくらい、クロノジェネシスの時には無かったくらい細かく話ができたと思います。ゲートの中で待たされた分、前かきしたりイライラするところはありましたが、一歩目を出てくれた事、楽に良いところを取れたので展開的には一番良いなと見ていました。本当に言う事ない展開だと思いましたし、これで少しずつふかしながら直線を向いたら大丈夫だろうなという気持ちでいました。あの形で抜け出した後に皐月賞は負けているので、今回は言い訳できないなと見ていましたが、坂も力強く上がってこられましたし、その後も力強い脚色でしたし大丈夫だなと思っていました。(ゴールの瞬間)本当に良かった、ホッとしたというのが第一で、その後安心しました。(ダービーを勝てて)嬉しいですけど、去年勝った安田翔伍さんが同い年で先に勝たれたので一歩遅れたなと思いましたが追いつけたかなとも思いましたのでまた次頑張ります。外国人騎手がGIを勝つ流れが続く中、色々あった中で北村さんとダービーを勝てて、何よりレース前にこれまでに無いくらいいっぱい話した中で勝てたというのも良かったかなと思います。(今後について)レースの選択肢として凱旋門賞に登録していますけど、本当に行くかどうか含めて、馬の状態を見ながらオーナーと相談して、これから決めていけばいいのかなと思います。皐月賞は負けてしまいましたが、ダービーで世代の頂点であることを証明できたかなと思いますし、まだまだ良くなる余地を残していて、もっともっと良くなる馬だと思いますので、期待して、応援してあげてください」

2着 マスカレードボール(坂井瑠星騎手)
「課題のテンションは我慢できていたし、状態も良く感じた。折り合いもスムーズでした。この枠から考えられるレースはできた。最後は脚を使ってくれたが、勝ち馬が強かった」

(手塚貴久調教師)
「枠なりの最高の競馬という感じはする。届きそうな雰囲気は合ったし、脚を使えているけど…。1コーナーでもう少し前に行きたかったけど、枠順の差ですね。勝った馬が強かったけど、うちのも強い。難しいですね。2着か…。勝ちたかったけどね。この敗戦で先に向けて更なる飛躍をしてもらいたい。世代を背負う馬になっているし、かなり強いと思います。秋はオーナーと相談してどうするか決めます。距離もあるしね」

3着 ショウヘイ(C.ルメール騎手)
「G1でいい競馬をしてくれた。こういう緩い馬場で走り方があまりよくなかった。バランスが良くなかったが3着まで頑張ってくれた。秋以降が楽しみ」

(友道康夫調教師)
「よく頑張りました。馬場が少し緩くてバランスを崩していたみたい。それでも伸びて3着。秋に頑張ってほしいです」

4着 サトノシャイニング(武豊騎手)
「頑張りました。1コーナーで来られたときにエキサイトしてしまった。残念だったね」

5着 エリキング(川田将雅騎手)
「とても具合良く今日を迎えられました。直線は素晴らしい走りを見せてくれて、能力の高さを示してくれました。次につながるいいレースができたと思います」

6着 ミュージアムマイル(D.レーン騎手)
「スタートの反応は良かったけど、スピードに乗るまで時間がかかり後ろになってしまった。リズム良く運べて、直線でも一生懸命頑張ってくれたけど、後ろからでは厳しかった」

(高柳大輔調教師)
「残念な結果です。二の脚をつけるのに手間取った。思っていたよりも後ろになって、この馬には厳しい流れになってしまった。あと、現時点では距離が長かったのかな、と思います」

7着 エムズ(戸崎圭太騎手)
「パドックで初めて乗せてもらいましたが、筋肉の質や背中のいい馬だと感じました。いい前向きさがあって、走る気もある感じでした。ゲートをスムーズに出て勝ち馬の後ろでスムーズに運べましたが、まだ緩さがあって勝負どころでもたついてしまいました。その辺が解消されてくれればと思います。直線はジリジリ伸びていました」

8着 ジョバンニ(松山弘平騎手)
「中団で折り合いがついて、我慢が利いていました。調教の時からそうでしたが、最後で体が浮いた走りになってしまって反応が鈍かったです。距離は大丈夫でした」

9着 ファイアンクランツ(佐々木大輔騎手)
「新馬戦のときと同じくらい落ち着いて臨めました。すんなりポジションも取れましたが、理想は勝ち馬の後ろにつけたかったですね。外を回した分、最後は甘くなりました」

10着 リラエンブレム(浜中俊騎手)
「スタートを上手に出て、馬のリズムでいけました。4コーナーではオッと思いましたが、そこから現状の成長度合いの差が出てしまいました。年を重ねればそこは縮まります」

11着 ホウオウアートマン(田辺裕信騎手)
「メンバー的にハナに行こうと思っていた。1コーナーの入り、道中のペースも陣営との打ち合わせ通りいけた。途中まで頑張っていたんだけど、最後で苦しくなった。きついローテでよく頑張った」

12着 カラマティアノス(池添謙一騎手)
「位置を取ろうと思ったけど初速が遅く無理せず中団で運びました。道中リズム良く運べましたが、3、4角で動ききれないところがあって、直線で余力もなかったです。このクラスの2400メートルではまだ足りないですが、もっと成長して非力さがなくなれば、と思います」

13着 トッピボーン(岩田望来騎手)
「使いづめで、完璧な状態でなかったのかもしれません。力をつけて、秋に改めてですね」

14着 ファンダム(北村宏司騎手)
「パドック、返し馬、ゲート裏と落ち着いていけました。馬が理解してくれて、指示通りにこなしてくれた。ゲートも周りに動いている馬がいましたがつられず、うまくスタートを決めてくれました。考えた通りの流れで、ここで運びたいというポジションを取れて理想的でしたが、やはり1600メートルを2回、1800メートルを使ってきて、今回条件が変わる中で力が入る時間が長かったですね。直線を向くまで余力を残せませんでした。それでも最後はよく走ってくれました」

(辻哲英調教師)
「毎日杯のように控えてもよかったけど、それでは勝ちに行く競馬ではなくて拾いに行く競馬になってしまうので。本質的には長いという感じはありますが、序盤リラックスできればもう少し頑張れたと思う。なんとか秋に立て直したい」

15着 ドラゴンブースト(丹内祐次騎手)
「ゲートの駐立が良くなかったけど、最後までよく伸びてくれました」

16着 ニシノエージェント(津村明秀騎手)
「現状、強い馬相手だと厳しい戦いでした。それでも、この舞台に連れてきてもらったことを感謝したいです。力をつけてくれるのが楽しみです。ちょっと距離も長かったかもしれません」

18着 ファウストラーゼン(M.デムーロ騎手)
「初めて乗ったので何ともいえないが、状態は悪くなかったと思う。競馬ではスタートからハミをとらず、向こう正面でまくろうとしたときも反応しなかった。3、4コーナーでも反応せず。こんな馬ではないよ」

勝ち馬プロフィール

日本ダービー2025 クロワデュノール

クロワデュノール(Croix du Nord)牡3/青鹿毛 斉藤 崇史(栗東)
父:キタサンブラック 母:ライジングクロス 母父:Cape Cross
馬名の由来:北十字星(フランス語)

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