紫苑ステークスは2023年9月9日に中山競馬場で行われ、関東から秋華賞へ向かう馬にとって重要な一戦。紫苑ステークスは2023年で第8回を迎え、昨年はスタニングローズが制した。紫苑Sの出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・紫苑ステークスの出走予定馬をチェック
2023年・紫苑ステークスの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではヒップホップソウルが2枠3番、グランベルナデットは7枠14番、モリアーナは1枠2番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2023年の紫苑ステークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アップトゥミー(田辺裕信)
- アマイ(佐々木大輔)
- エミュー(M.デムーロ)
- キミノナハマリア(C.ルメール)
- グランベルナデット(松山弘平)
- シランケド(国分恭介)
- ソレイユヴィータ(西村淳也)
- ダルエスサラーム(坂井瑠星)
- ニシノコウフク(永野猛蔵)
- ヒップホップソウル(横山武史)
- フィールザオーラ(三浦皇成)
- フルール(石橋脩)
- マーゴットミニモ(吉田豊)
- ミシシッピテソーロ(石川裕紀人)
- ミタマ(松若風馬)
- モリアーナ(横山典弘)
- ワイズゴールド(笹川翼)
- アグラシアド
- ルーチェロッサ
2023年・紫苑ステークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
グランベルナデット・3歳牝馬
父:キズナ
母:ラブリーベルナデット
母父:Wilburn
主な勝鞍:2023年・忘れな草賞
馬名の由来:偉大な、高貴な(仏)+母名の一部
忘れな草賞を制すもオークスは腸炎の疑いで回避していた。
秋こそ大輪を咲かせたい。
モリアーナ・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:ガルデルスリール
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2022年・コスモス賞
馬名の由来:スラブの伝承に登場する風の女神
春は賞金不足から使いたいレースが使えず苦しんだ。
きっちり賞金を加算しレース選択の幅を広げたい。
アップトゥミー・3歳牝馬
父:モーリス
母:ムードインディゴ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2023年・3歳以上1勝クラス
馬名の由来:私次第
初の2000m戦となった前走の3歳以上1勝クラスでは、先輩牝馬を相手にノーステッキで2馬身半の差をつけ圧勝した。
血統的にもこれから強くなっていくはず。
ミシシッピテソーロ・3歳牝馬
父:ダノンバラード
母:ハピネスフォーユー
母父:A.P. Indy
主な勝鞍:2023年・豊栄特別
馬名の由来:アメリカの河川+冠名
2勝クラスの豊栄特別を制し1年ぶりの勝利を挙げた。
これまでの3勝はいずれもマイル以下の距離で挙げており、2000mでどんな走りができるか。
ソレイユヴィータ・3歳牝馬
父:スクリーンヒーロー
母:スターペスミツコ
母父:カーネギー
主な勝鞍:2023年・松島特別
馬名の由来:太陽(仏)+生命(伊)
未勝利戦から2勝クラスまで3連勝中。
勢いそのままに重賞でも。
ヒップホップソウル・3歳牝馬
父:キタサンブラック
母:ダンスファンタジア
母父:ファルブラヴ
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:ブラックミュージックのジャンルのひとつ
フラワーカップ2着で、オークスでも14番人気ながら6着と健闘。
主な回避馬
ゴールデンハインド・3歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:オレゴンレディ
母父:Shamardal
主な勝鞍:2023年・フローラステークス
馬名の由来:「黄金の雌鹿」という名のイングランド王国の帆船。父名より連想
紫苑ステークスに出走予定だったゴールデンハインドは左前脚の故障のため回避。
秋華賞に直行の予定となった。
紫苑ステークス2023の予想オッズ
2023年・紫苑ステークスの予想オッズはこのように予想しています。
フラワーカップ2着でオークスでも6着と健闘したヒップホップソウルが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ヒップホップソウル(3.5)
- グランベルナデット(4.0)
- モリアーナ(5.5)
- エミュー(8.0)
- キミノナハマリア(10.0)
- ソレイユヴィータ(11.0)
- アップトゥミー(12.5)
- ミシシッピテソーロ(22.0)
- フィールザオーラ(30.0)
- ミタマ(35.0)
- マーゴットミニモ(42.0)
- アマイ(48.5)
- シランケド(☆)
- ダルエスサラーム(☆)
- フルール(☆)
- ニシノコウフク(☆)
- ワイズゴールド(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
紫苑ステークスの日程・賞金
2023年9月9日(土)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:5,200万円
年齢:3歳牝馬 距離:2,000m(芝・右)
紫苑ステークスの1着馬から3着馬にはG1・秋華賞への優先出走権が与えられる。
紫苑ステークス・プレイバック
2017年の紫苑ステークスを制したのは『ディアドラ(Deirdre)』。大外から脚を伸ばすと2着馬をハナ差かわして優勝。うれしい重賞初制覇を果たした。
その後、秋華賞や英国G1のナッソーステークスを制すなど国内外で大活躍する国際派へと変貌していく。
1着:ディアドラ
2着:カリビアンゴールド(ハナ)
3着:ポールヴァンドル(ハナ)
4着:ブラックオニキス(1-3/4馬身)
5着:ライジングリーズン(クビ)
勝ちタイム:1.59.8
優勝騎手:岩田 康誠
馬場:良