大阪杯は2023年4月2日に阪神競馬場で行われる春の中距離王を決める一戦。2023年で第67回を迎え、豪華メンバーが集結。昨年はポタジェが制した。大阪杯の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・大阪杯の結果は!?
2023年の大阪杯を制したのは『ジャックドール(Jack d’Or)』。好スタートから先手を奪うとスターズオンアースの追撃をハナ差しのいで優勝。うれしいG1初勝利を果たした。
1着:ジャックドール
2着:スターズオンアース(ハナ)
3着:ダノンザキッド(クビ)
4着:マテンロウレオ(2馬身)
5着:マリアエレーナ(3/4馬身)
勝ちタイム:1:57.4
優勝騎手:武 豊
馬場:良
2023年・大阪杯の出走予定馬をチェック
2023年・大阪杯の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではスターズオンアースが6枠11番、ジャックドールは5枠9番、ヒシイグアスは7枠14番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
4月1日にJRAから発表された大阪杯の前日最終オッズです。
1番人気はスターズオンアースが3.7倍、2番人気はジャックドールで4.1倍、ヒシイグアスが6.7倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年3月30日にJRAより発表された大阪杯に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2023年の大阪杯の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- ヴェルトライゼンデ(川田将雅)
- キラーアビリティ(団野大成)
- ジェラルディーナ(岩田望来)
- ジャックドール(武豊)
- スターズオンアース(C.ルメール)
- ダノンザキッド(横山和生)
- ノースザワールド(北村友一)
- ノースブリッジ(岩田康誠)
- ヒシイグアス(松山弘平)
- ヒンドゥタイムズ(池添謙一)
- ポタジェ(坂井瑠星)
- マテンロウレオ(横山典弘)
- マリアエレーナ(浜中俊)
- モズベッロ(西村淳也)
- ラーグルフ(戸崎圭太)
- ワンダフルタウン(和田竜二)
- アラタ
- プログノーシス
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・大阪杯のデータ&出走馬紹介動画です。
2023年・大阪杯の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ジェラルディーナ・5歳牝馬
父:モーリス
母:ジェンティルドンナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・エリザベス女王杯
馬名の由来:女性名より
昨年秋にエリザベス女王杯を制し、有馬記念でも3着に入るなど完全開花を果たした。
母ジェンティルドンナの成績にどこまで近づけるか。
スターズオンアース・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:サザンスターズ
母父:Smart Strike
主な勝鞍:2022年・オークス
馬名の由来:地球上の星
2022年の最優秀3歳牝馬・スターズオンアースが大阪杯から始動する。
古馬と初対戦となるが、彼女なら優に超える可能性を十分に秘めている。
ジャックドール・5歳牡馬
父:モーリス
母:ラヴァリーノ
母父:Unbridled s Song
主な勝鞍:2022年・金鯱賞
馬名の由来:人名より+黄金(仏)
2022年はG2を2勝するもG1には手が届かなかった。
G1を勝てるだけのポテンシャルは間違いなく秘めている。
鞍上は引き続き武豊騎手。
ポタジェ・6歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
主な勝鞍:2022年・大阪杯
馬名の由来:家庭菜園(仏)
2023年で大阪杯は67回を迎えるが、未だ連覇を果たした馬はいない。
偉業なるか。
ヴェルトライゼンデ・6歳牡馬
父:ドリームジャーニー
母:マンデラ
母父:Acatenango
主な勝鞍:2023年・日経新春杯
馬名の由来:世界旅行者(独)
今年初戦となった日経新春杯を快勝。
ジャパンカップ3着の実力は本物。
鞍上は川田将雅騎手。
ヒシイグアス・7歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ラリズ
母父:Bernstein
主な勝鞍:2023年・中山記念
馬名の由来:冠名+アルゼンチンにある最大の滝
前走の中山記念では休み明けを感じさせない走りで復活を印象付けた。
悲願のG1制覇なるか。
ノースブリッジ・5歳牡馬
父:モーリス
母:アメージングムーン
母父:アドマイヤムーン
主な勝鞍:2023年・AJCC
馬名の由来:北+橋。人名より
アメリカジョッキークラブカップの走りは人馬の気持ちがこもった勝利に見えた。
あの走りができればG1でも。
ラーグルフ・4歳牡馬
父:モーリス
母:アバンドーネ
母父:ファルブラヴ
主な勝鞍:2023年・中山金杯
馬名の由来:ディートリッヒ伝説に登場する武器の名
今年に入り中山金杯優勝、中山記念2着と充実一途。
渾身の一発なるか。
ダノンザキッド・5歳牡馬
父:ジャスタウェイ
母:エピックラヴ
母父:Dansili
主な勝鞍:2020年・ホープフルステークス
馬名の由来:冠名+人名愛称
中山記念でゲート再審査の処分を受けたため、予定していたドバイターフに行けなくなり大阪杯に矛先を変えた。
今度こそスタートを決めて久々の勝利を。
キラーアビリティ・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:キラーグレイシス
母父:Congaree
主な勝鞍:2021年・ホープフルステークス
馬名の由来:素晴らしい能力、才能。母名、一族名より連想
4戦3勝の芝2000m戦で2つ目のG1タイトルを狙う。
主な回避馬
プログノーシス・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ヴェルダ
母父:Observatory
主な勝鞍:2023年・金鯱賞
馬名の由来:予知(ギリシャ語)
右トモに少し疲れがみえることから大阪杯を回避。
今後は香港で行われるクイーンエリザベス2世カップの参戦も含めて、方針が検討される。
スタニングローズ・4歳牝馬
父:キングカメハメハ
母:ローザブランカ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2022年・秋華賞
馬名の由来:魅力的な薔薇
前走の中山記念の疲労が抜けきらないため大阪杯をパスしヴィクトリアマイルに向かう予定。
ソーヴァリアント・5歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2022年・チャレンジカップ
馬名の由来:とても勇敢
大阪杯に出走予定だったが気持ちの高ぶりがおさまらない状況で、精神面のリフレッシュが必要と判断され回避を決めた。
前哨戦・参考レース
1着:イクイノックス
2着:ボルドグフーシュ(2-1/2馬身)
3着:ジェラルディーナ(1-1/2馬身)
勝ちタイム:2:32.4
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:ヴェルトライゼンデ
2着:キングオブドラゴン(クビ)
3着:プラダリア(クビ)
勝ちタイム:2:14.2
優勝騎手:D.イーガン
馬場:稍重
1着:ノースブリッジ
2着:エヒト(3/4馬身)
3着:ユーバーレーベン(3/4馬身)
勝ちタイム:2;13.5
優勝騎手:岩田 康誠
馬場:良
1着:ドウデュース
2着:マテンロウレオ(3-1/2馬身)
3着:プラダリア(クビ)
勝ちタイム:2:10.9
優勝騎手:武 豊
馬場:良
1着:ヒンドゥタイムズ
2着:カテドラル(ハナ)
3着:バジオウ(1/2馬身)
勝ちタイム:1:49.7
優勝騎手:B.ムルザバエフ
馬場:重
1着:ヒシイグアス
2着:ラーグルフ(3/4馬身)
3着:ドーブネ(クビ)
勝ちタイム:1:47.1
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良
1着:プログノーシス
2着:フェーングロッテン(3/4馬身)
3着:アラタ(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1:59.8
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・大阪杯の出走馬参考レース動画です。
出走予定馬の過去のレースを振り返り、馬券の参考にしよう!
大阪杯2023の予想オッズ
2023年・大阪杯の予想オッズはこのように予想しています。
昨年の牝馬クラシック2冠を制し最優秀3歳牝馬のタイトルを手にしているスターズオンアースが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- スターズオンアース(3.0)
- ヒシイグアス(4.0)
- ジャックドール(4.5)
- ジェラルディーナ(5.0)
- ヴェルトライゼンデ(7.0)
- キラーアビリティ(19.0)
- ダノンザキッド(23.5)
- マテンロウレオ(41.5)
- ノースブリッジ(44.0)
- マリアエレーナ(47.0)
- ラーグルフ(☆)
- ポタジェ(☆)
- ヒンドゥタイムズ(☆)
- ワンダフルタウン(☆)
- ノースザワールド(☆)
- モズベッロ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
大阪杯の日程・賞金
2023年4月2日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:2億円
年齢:4歳以上 距離:2,000m(芝・右)
2017年からG1に昇格。
G2時代からメンバーが揃い、好レースになることが多い。
今年も見ごたえある一戦になることを期待したい。
大阪杯・プレイバック
2017年の大阪杯を制したのは『キタサンブラック(Kitasan Black)』。直線で早めに先頭に立つとそのまま後続の追撃を完封。前年の年度代表馬が王者の力を見せつけ、大阪杯G1昇格後最初のタイトルを手中にした。
その後も天皇賞春秋制覇やラストランとなる有馬記念制覇など現役最後までファンを楽しませる活躍を見せてくれた。
1着:キタサンブラック
2着:ステファノス(3/4馬身)
3着:ヤマカツエース(1/2馬身)
4着:マカヒキ(1-1/2馬身)
5着:アンビシャス(アタマ)
勝ちタイム:1.58.9
勝利騎手:武 豊
馬場:良