ジャパンカップは2022年11月27日に東京競馬場で行われる日本と世界の強豪馬が共演するG1戦。ジャパンカップは2022年で第42回を迎え、高額賞金を求め強豪が集う。昨年はコントレイルが制した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2022年・ジャパンカップの結果は!?
2022年のジャパンカップを制したのは『ヴェラアズール(Vela Azul)』。わずかな隙間から一瞬で抜け出しファンを魅了。3連勝で一気にG1馬に上り詰めた。
1着:ヴェラアズール
2着:シャフリヤール(3/4馬身)
3着:ヴェルトライゼンデ(クビ)
4着:デアリングタクト(1/2馬身)
5着:ダノンベルーガ(2-1/2馬身)
勝ちタイム:2:23.7
優勝騎手:R.ムーア
馬場:良
2022年・ジャパンカップの出走予定馬をチェック
2022年・ジャパンカップの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではシャフリヤールが7枠15番、ダノンベルーガは7枠14番、ヴェラアズールは3枠6番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
11月26日にJRAから発表されたジャパンカップの前日最終オッズです。
1番人気はダノンベルーガとシャフリヤールが4.5倍、3番人気はヴェラアズールで4.6倍、ヴェルトライゼンデが9.5倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2022年11月24日にJRAより発表されたジャパンカップに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2022年のジャパンカップの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- オネスト(C.ルメール)
- グランドグローリー(M.ギュイヨン)
- シムカミル(G.ブノワ)
- テュネス(B.ムルザバエフ)
- ヴェラアズール(R.ムーア)
- ヴェルトライゼンデ(D.レーン)
- カラテ(菅原明良)
- シャドウディーヴァ(松山弘平)
- シャフリヤール(C.デムーロ)
- ダノンベルーガ(川田将雅)
- デアリングタクト(T.マーカンド)
- テーオーロイヤル(菱田裕二)
- トラストケンシン(丸田恭介)
- ハーツイストワール(武豊)
- ボッケリーニ(浜中俊)
- ユニコーンライオン(国分優作)
- ユーバーレーベン(M.デムーロ)
- リッジマン(石川裕紀人)
- ウインマイティー
- ウインマリリン
- ゴールドスミス
- ブルーム
- マジカルラグーン
2022年・ジャパンカップの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
シャフリヤール・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ドバイマジェスティ
母父:Essence of Dubai
主な勝鞍:2021年・日本ダービー
馬名の由来:偉大な王(ペルシャ語)
2021年のダービー馬・シャフリヤールが登録していた凱旋門賞をパスしジャパンカップ参戦を表明した。
昨年3着のリベンジへ。
ダノンベルーガ・3歳牡馬
父:ハーツクライ
母:コーステッド
母父:Tizway
主な勝鞍:2022年・共同通信杯
馬名の由来:冠名+クジラ目の哺乳類
G1には手が届いていないが、天皇賞秋の走りを見ても3歳世代を代表する力の持ち主なのは間違いない。
今度こそビッグタイトルを。
デアリングタクト・5歳牝馬
父:エピファネイア
母:デアリングバード
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2020年・オークス
馬名の由来:大胆な+Tactics(戦法)より。大胆な戦法。父、母名より連想
デアリングタクトがエリザベス女王杯(6着)から中1週で参戦することが決まった。
初コンビとなるマーカンド騎手の剛腕に刺激を受けて激走なるか。
ボッケリーニ・6歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2022年・目黒記念
馬名の由来:人名より
ジャパンカップが初のG1挑戦となる。
近走の安定感は魅力的。
ユーバーレーベン・4歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
主な勝鞍:2021年・オークス
馬名の由来:生き残る(独)
近走不振ながらオークス以来の勝利を目指す。
ヴェラアズール・5歳牡馬
父:エイシンフラッシュ
母:ヴェラブランカ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2022年・京都大賞典
馬名の由来:青い帆(西)。母名より連想
重賞初挑戦となった京都大賞典では後続に2馬身半の差をつけ勝利を収めた。
芝転向後の5戦はいずれも上がり最速タイムを計測している。
ハーツイストワール・6歳牡馬
父:ハーツクライ
母:レツィーナ
母父:キャプテンスティーヴ
主な勝鞍:2022年・札幌日経オープン
馬名の由来:父名の一部+歴史(仏)
前走のアルゼンチン共和国杯は直線でアクシデントがあったものの、しぶとく伸びて2着。
スムーズに運べれば一発あるかも。
テーオーロイヤル・4歳牡馬
父:リオンディーズ
母:メイショウオウヒ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2022年・ダイヤモンドステークス
馬名の由来:冠名+王にふさわしい
春はダイヤモンドステークスで重賞初制覇を果たし、天皇賞春でも3着と健闘した。
スタミナ生かし頂点目指す。
ヴェルトライゼンデ・5歳牡馬
父:ドリームジャーニー
母:マンデラ
母父:Acatenango
主な勝鞍:2022年・鳴尾記念
馬名の由来:世界旅行者(独)
東京2400m戦はダービーで3着の経験あり。
カラテ・6歳牡馬
父:トゥザグローリー
母:レディーノパンチ
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2022年・新潟記念
馬名の由来:空手
左回りを求めて初の2400m戦に挑戦する。
会心の一撃なるか。
グランドグローリー・6歳牝馬
父:Olympic Glory
母:Madonna Lily
母父:Daylami
主な勝鞍:2021年・ジャンロマネ賞
昨年のジャパンカップ5着のグランドグローリーが今年も参戦。
凱旋門賞では日本馬4頭に先着する5着だった。
シムカミル・3歳牡馬
父:Tamayuz
母:Swertia
母父:Pivotal
主な勝鞍:2022年・ニエル賞
ドウデュースを下しG2・ニエル賞を制したシムカミル。
G1ではパリ大賞2着などビッグレースでも活躍している。
オネスト・3歳牡馬
父:Frankel
母:Onshore
母父:Sea The Stars
主な勝鞍:2022年・パリ大賞
今年のパリ大賞勝ち馬で、愛チャンピオンステークスでも2着に入るなどG1で活躍するオネストも参戦。
凱旋門賞では重い馬場に苦しんで10着に沈んだだけに、軽い馬場を希望している。
テュネス・3歳牡馬
父:Guiliani
母:Tijuana
母父:Toylsome
主な勝鞍:2022年・バイエルン大賞
不良馬場で開催されたバイエルン大賞では後続を突き放し10馬身差の大楽勝。
時計勝負に対応できれば。
主な回避馬
アルピニスタ・5歳牝馬
父:Frankel
母:Alwilda
母父:Hernando
主な勝鞍:2022年・凱旋門賞
今年の凱旋門賞馬がジャパンカップ参戦プランを発表していたが、来日前の調整中に故障を発生。
このまま引退し繁殖入りが決まった。
ドウデュース・3歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母父:Vindication
主な勝鞍:2022年・日本ダービー
馬名の由来:する+テニス用語(勝利目前の意味)
帰国初戦にジャパンカップを視野に入れていたが、万全の状態に持っていけないと判断され回避を決めた。
今後は来年のドバイターフを最大の目標にローテーションを組んでいく予定とのこと。
イクイノックス・3歳牡馬
父:キタサンブラック
母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・天皇賞秋
馬名の由来:昼と夜の長さがほぼ等しくなる時
ジャパンカップ参戦も視野に入れていたが、有馬記念に進むと発表された。
ジャパンカップ2022の予想オッズ
2022年・ジャパンカップの予想オッズはこのように予想しています。
昨年の3着馬で天皇賞秋5着からの巻き返しを図るシャフリヤールが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- シャフリヤール(2.5)
- ダノンベルーガ(3.0)
- ヴェラアズール(5.0)
- ヴェルトライゼンデ(10.5)
- デアリングタクト(14.5)
- ユーバーレーベン(21.0)
- オネスト(23.5)
- ボッケリーニ(26.5)
- テュネス(30.0)
- ハーツイストワール(32.0)
- テーオーロイヤル(42.5)
- カラテ(☆)
- グランドグローリー(☆)
- ユニコーンライオン(☆)
- シムカミル(☆)
- シャドウディーヴァ(☆)
- リッジマン(☆)
- トラストケンシン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
ジャパンカップの日程・賞金
2022年11月27日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:4億円
年齢:3歳以上 距離:2,400m(芝・左)
ジャパンカップ・プレイバック
2020年のジャパンカップを制したのは『アーモンドアイ(Almond Eye)』。三頭の三冠馬が揃った超豪華一戦でも彼女の強さが際立つ内容で差し切りV。見事有終の美を飾った。
1着:アーモンドアイ
2着:コントレイル(1-1/4馬身)
3着:デアリングタクト(クビ)
4着:カレンブーケドール(ハナ)
5着:グローリーヴェイズ(クビ)
勝ちタイム:2.23.0
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良