宝塚記念は2022年6月26日に阪神競馬場で行われる春のグランプリホースを決める一戦。宝塚記念は2022年で第63回を迎え、昨年はクロノジェネシスが連覇を果たした。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2022年・宝塚記念の結果は!?
2022年の宝塚記念を制したのは『タイトルホルダー(Titleholder)』。超ハイペースを2番手で進めると、直線でもまったく脚が衰えずそのまま後続を完封。驚愕レコードで勝利し、3つ目のG1タイトルを手にした。
1着:タイトルホルダー
2着:ヒシイグアス(2馬身)
3着:デアリングタクト(2馬身)
4着:ディープボンド(ハナ)
5着:マイネルファンロン(1-3/4馬身)
勝ちタイム:2.09.7(レコード)
優勝騎手:横山 和生
馬場:良
2022年・宝塚記念の出走予定馬をチェック
2022年・宝塚記念の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではタイトルホルダーが3枠6番、エフフォーリアは2枠4番、ディープボンドは7枠15番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
6月25日にJRAから発表された宝塚記念の前日最終オッズです。
1番人気はエフフォーリアで3.5倍、2番人気はタイトルホルダーで4.8倍、ディープボンドが6.6倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2022年6月23日にJRAより発表された宝塚記念に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2022年の宝塚記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- タイトルホルダー(横山和生)
- エフフォーリア(横山武史)
- ポタジェ(吉田隼人)
- デアリングタクト(松山弘平)
- ディープボンド(和田竜二)
- パンサラッサ(吉田豊)
- メロディーレーン(団野大成)
- ヒシイグアス(D.レーン)
- オーソリティ(C.ルメール)
- アリーヴォ(武豊)
- アイアンバローズ(石橋脩)
- アフリカンゴールド(国分恭介)
- ウインマリリン(松岡正海)
- ギベオン(西村淳也)
- キングオブコージ(横山典弘)
- グロリアムンディ(福永祐一)
- ステイフーリッシュ(坂井瑠星)
- マイネルファンロン(M.デムーロ)
- ヒートオンビート(池添謙一)
- サンレイポケット(鮫島克駿)
2022年・宝塚記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
エフフォーリア・4歳牡馬
父:エピファネイア
母:ケイティーズハート
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2021年・有馬記念
馬名の由来:強い幸福感(ギリシャ語)。母名より連想
前走:大阪杯・9着(1番人気)
2021年の年度代表馬。
今年初戦となった大阪杯ではゲート内で顔をぶつけた影響もあってか9着と大敗した。
本来の走りはこんなものじゃない。
春の大一番で最高の走りを。
タイトルホルダー・4歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
主な勝鞍:2022年・天皇賞春
馬名の由来:選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので
前走:天皇賞春・1着(2番人気)
圧巻の長距離王・タイトルホルダーも参戦を表明。
引き続き横山和生騎手とのコンビで3つ目のG1タイトルを狙い撃つ。
パンサラッサ・5歳牡馬
父:ロードカナロア
母:ミスペンバリー
母父:モンジュー
主な勝鞍:2022年・ドバイターフ
馬名の由来:かつての地球に存在した唯一の海。父名(海の神)より連想
前走:ドバイターフ・1着(2番人気)
ドバイでG1を制したパンサラッサが宝塚記念を表明。
世界を魅了した逃走劇が阪神で見られるか。
ポタジェ・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ジンジャーパンチ
母父:Awesome Again
主な勝鞍:2022年・大阪杯
馬名の由来:家庭菜園(仏)
前走:大阪杯・1着(8番人気)
今年の大阪杯を制し、晴れてG1馬の仲間入りを果たした。
阪神コースでG1連勝と行きたいところ。
ディープボンド・5歳牡馬
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・阪神大賞典
馬名の由来:深い絆
前走:天皇賞春・2着(1番人気)
昨年の有馬記念で2着に入った走りは記憶に新しい。
もうG1・2着は御免だ。
オーソリティ・5歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:ロザリンド
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2021年・アルゼンチン共和国杯
馬名の由来:権威。威信。牡馬三冠を達成した父のような活躍を願って
前走:ドバイシーマクラシック・3着(2番人気)
今年の2戦はいずれも海外で走り、ネオムターフカップ優勝、ドバイシーマクラシック3着と世界の競馬ファンを魅了した。
今度は日本のG1で結果を残したい。
デアリングタクト・5歳牝馬
父:エピファネイア
母:デアリングバード
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2020年・オークス
馬名の由来:大胆な+Tactics(戦法)より。大胆な戦法。父、母名より連想
前走:ヴィクトリアマイル・6着(5番人気)
2020年の無敗牝馬三冠馬がヴィクトリアマイルから宝塚記念挑戦プランを表明。
長期ブランク明け2戦目でどんな走りを見せてくれるか。
ステイフーリッシュ・7歳牡馬
父:ステイゴールド
母:カウアイレーン
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・ドバイゴールドカップ
馬名の由来:常識に囚われるな。有名なスピーチから。父名より連想
前走:ドバイゴールドカップ・1着(2番人気)
今年はサウジアラビア、ドバイを転戦し重賞を連勝。
ここらで国内G1のタイトルも手にしておきたい。
アリーヴォ・4歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:エスメラルディーナ
母父:Harlan’s Holiday
主な勝鞍:2022年・小倉大賞典
馬名の由来:到達する(伊)。父名より連想
前走:大阪杯・3着(7番人気)
大阪杯では上がり最速の脚で追い込み0.1秒差の3着に健闘した。
まだまだ成長の余地十分。
キングオブコージ・6歳牡馬
父:ロードカナロア
母:ファイノメナ
母父:Galileo
主な勝鞍:2022年・AJCC
馬名の由来:ナンバーワン+人名より
前走:大阪杯・11着(6番人気)
前走の大阪杯では横山典弘騎手曰く、「(スタート前に)舌縛りが外れて付け直した時に大きく気分を害した」とのこと。
いいリズムで競馬に挑めれば。
アフリカンゴールド・7歳せん馬
父:ステイゴールド
母:ブリクセン
母父:Gone West
主な勝鞍:2022年・京都記念
馬名の由来:アフリカの黄金
前走:大阪杯・7着(11番人気)
12番人気で制した京都記念と同じ舞台で波乱の再現を。
ヒシイグアス・6歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ラリズ
母父:Bernstein
主な勝鞍:2021年・中山記念
馬名の由来:冠名+アルゼンチンにある最大の滝
前走:大阪杯・4着(5番人気)
今年初戦となった大阪杯では0.3秒差の4着で、またしてもあと一歩G1に手が届かなかった。
久々となるレーン騎手とのコンビで悲願達成なるか。
アイアンバローズ・5歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:パレスルーマー
母父:Royal Anthem
主な勝鞍:2021年・緑風ステークス
馬名の由来:鉄+冠名
前走:天皇賞春・5着(3番人気)
長距離重賞で2度の2着。
スタミナを生かせる展開になれば。
メロディーレーン・6歳牝馬
父:オルフェーヴル
母:メーヴェ
母父:Motivator
主な勝鞍:2021年・古都ステークス
馬名の由来:椿の品種の一つ
前走:天皇賞春・16着(9番人気)
ファン投票17位で出走権をゲットしたターフを彩る小さなヒロイン。
一つでも上の着順を目指して躍動せよ。
マイネルファンロン・7歳牡馬
父:ステイゴールド
母:マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
主な勝鞍:2021年・新潟記念
馬名の由来:冠名+繁栄(中国語)
新潟記念を制したときは12番人気、今年のAJCCでも11番人気で2着に入るなど人気薄で激走するタイプ。
人気薄のM.デムーロも怖い。
前哨戦・参考レース
1着:パンサラッサ
2着:カラテ(2-1/2馬身)
3着:アドマイヤハダル(クビ)
勝ちタイム:1.46.4
優勝騎手:吉田 豊
馬場:良
1着:ポタジェ
2着:レイパパレ(クビ)
3着:アリーヴォ(ハナ)
勝ちタイム:1.58.4
優勝騎手:吉田 隼人
馬場:良
1着:タイトルホルダー
2着:ディープボンド(7馬身)
3着:テーオーロイヤル(1馬身)
勝ちタイム:3.16.2
優勝騎手:横山 和生
馬場:稍重
1着:ヴェルトライゼンデ
2着:ジェラルディーナ(1/2馬身)
3着:サンレイポケット(アタマ)
勝ちタイム:1.57.7
優勝騎手:D.レーン
馬場:良
宝塚記念2022の予想オッズ
2022年・宝塚記念の予想オッズはこのように予想しています。
天皇賞春を圧勝した新・長距離王タイトルホルダーが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- タイトルホルダー(3.0)
- エフフォーリア(3.5)
- ディープボンド(5.0)
- デアリングタクト(8.5)
- オーソリティ(11.0)
- パンサラッサ(13.5)
- ヒシイグアス(18.0)
- アリーヴォ(21.0)
- ポタジェ(23.0)
- ステイフーリッシュ(45.0)
- キングオブコージ(☆)
- マイネルファンロン(☆)
- アフリカンゴールド(☆)
- ウインマリリン(☆)
- グロリアムンディ(☆)
- アイアンバローズ(☆)
- メロディーレーン(☆)
- ギベオン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
宝塚記念の日程・賞金
2022年6月26日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:2億円
年齢:3歳以上 距離:2,200m(芝・右)
上半期の締めくくりを飾るG1として競馬ファンに知られており、過去多くの名馬が勝ち馬に名を刻んできている。
近年ではオルフェーヴルやゴールドシップ、リスグラシュー、クロノジェネシスなどファンの多い馬が勝利している。
宝塚記念・プレイバック
2021年の宝塚記念を制したのは『クロノジェネシス(Chrono Genesis)』。1番人気に応える堂々とした走りで後続に2馬身半の差をつけ快勝。ゴールドシップ以来となる宝塚記念連覇を達成した。
1着:クロノジェネシス
2着:ユニコーンライオン(2-1/2馬身)
3着:レイパパレ(クビ)
4着:カレンブーケドール(2馬身)
5着:キセキ(2-1/2馬身)
勝ちタイム:2.10.9
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良