ヴィクトリアマイルは2024年5月12日に東京競馬場で行われる春のマイル女王を決める一戦。ヴィクトリアマイルは2024年で第19回を迎え、昨年はソングラインが制した。出走予定馬・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・ヴィクトリアマイルの出走予定馬をチェック
2024年のヴィクトリアマイルの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- ウンブライル(川田将雅)
- キタウイング(杉原誠人)
- コンクシェル(岩田望来)
- サウンドビバーチェ(松山弘平)
- スタニングローズ(西村淳也)
- テンハッピーローズ(津村明秀)
- ドゥアイズ(鮫島克駿)
- ナミュール(武豊)
- ハーパー(池添謙一)
- フィアスプライド(C.ルメール)
- フィールシンパシー(横山琉人)
- マスクトディーヴァ(J.モレイラ)
- ミッキーゴージャス(未定)
- モリアーナ(横山典弘)
- ライラック(戸崎圭太)
- ルージュリナージュ(横山和生)
2024年・ヴィクトリアマイルの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ナミュール・5歳牝馬
父:ハービンジャー
母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2023年・マイルチャンピオンシップ
馬名の由来:サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市。母名より連想
マイルチャンピオンシップ覇者で、ドバイターフでも2着と健闘したナミュールがヴィクトリアマイルを視野に調整が進められるとのこと。
昨年は7着に敗れているが、今年は一味違う姿を見せてくれそうだ。
マスクトディーヴァ・4歳牝馬
父:ルーラーシップ
母:マスクオフ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2024年・阪神牝馬ステークス
馬名の由来:仮面の歌姫
前哨戦の阪神牝馬ステークスでは断然人気に応え快勝。
最後の決め手はG1級。
今度こそG1タイトルを手に入れたい。
コンクシェル・4歳牝馬
父:キズナ
母:ザナ
母父:Galileo
主な勝鞍:2024年・中山牝馬ステークス
馬名の由来:ピンク色の美しい真珠を生み出す母貝
3勝クラス、中山牝馬ステークスを連勝中。
1600m戦も勝利実績があり不安なし。
フィアスプライド・6歳牝馬
父:ディープインパクト
母:ストロベリーフェア
母父:Kingmambo
主な勝鞍:2023年・ターコイズステークス
馬名の由来:断固としたプライド
今年初戦となった中山牝馬ステークスでは向正面から捲っていく積極的な競馬をしたが、外を回った分最後は疲れてしまって9着に終わった。
マイル戦に戻って決め手を生かせる流れになればもっとやれるはず。
ウンブライル・4歳牝馬
父:ロードカナロア
母:ラルケット
母父:ファルブラヴ
主な勝鞍:2022年・もみじステークス
馬名の由来:イタリア北部のアルプス山中にある峠
重賞勝ちこそ無いものの、NHKマイルカップ2着や前走の阪神牝馬ステークス2着などビッグレースで上位に顔を出している。
兄・ステルヴィオのようにG1タイトルを手にできるか。
モリアーナ・4歳牝馬
父:エピファネイア
母:ガルデルスリール
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2023年・紫苑ステークス
馬名の由来:スラブの伝承に登場する風の女神
久々のマイル戦となった前走の阪神牝馬ステークスでは上がり最速タイの決め手で3着。
決め手を生かせる流れになれば。
ハーパー・4歳牝馬
父:ハーツクライ
母:セレスタ
母父:Jump Start
主な勝鞍:2023年・クイーンカップ
馬名の由来:ハープを弾く人
ここ2走は相手が悪かった。
牝馬限定戦に限ればまったく崩れていないだけに巻き返しの余地十分。
ミッキーゴージャス・4歳牝馬
父:ミッキーロケット
母:ミッキークイーン
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2024年・愛知杯
馬名の由来:冠名+豪華な
大阪杯では強豪牡馬相手に大敗したが、牝馬同士ならもっとやれるはず。
ヴィクトリアマイルの日程・賞金
2024年5月12日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億3,000万円
年齢:4歳以上牝馬 距離:1,600m(芝・左)
中2週と間隔が詰まるが再び東京1600mが舞台設定の安田記念が開催される。
過去にヴィクトリアマイルと安田記念を同一年度で連勝した馬は2009年のウオッカと2023年のソングラインが達成している。
ヴィクトリアマイル・プレイバック
2020年のヴィクトリアマイルを制したのは『アーモンドアイ(Almond Eye)』。ルメール騎手が手綱を執った1番人気のアーモンドアイが直線で他馬を圧倒する末脚を披露。後続を突き放す圧勝劇でG1・7勝目を挙げた。その後、アーモンドアイは天皇賞秋、ジャパンカップも制しG1・9勝の新記録で有終の美を飾った。
2着には4馬身差でサウンドキアラ、さらにクビ差の3着にはノームコアが入った。
1着:アーモンドアイ
2着:サウンドキアラ(4馬身)
3着:ノームコア(クビ)
4着:トロワゼトワル(1/2馬身)
5着:ダノンファンタジー(1/2馬身)
勝ちタイム:1.30.6
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良