
アイルランドトロフィーは2025年10月12日に東京競馬場で行われ、エリザベス女王杯の前哨戦に位置づけされている牝馬限定のG2戦。アイルランドトロフィーは府中牝馬ステークスから名称が変更され、2025年が記念すべき第1回開催となる。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・アイルランドトロフィーの出走予定馬をチェック
2025年のアイルランドトロフィーの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
- アドマイヤマツリ(武豊)
- アンゴラブラック(戸崎圭太)
- アンリーロード(荻野極)
- カナテープ(佐々木大輔)
- キャットファイト(大野拓弥)
- サフィラ(松山弘平)
- セキトバイースト(浜中俊)
- セフィロ(横山和生)
- ドゥアイズ(三浦皇成)
- ピースオブザライフ(菊沢一樹)
- フィールシンパシー(横山琉人)
- ホウオウラスカーズ(木幡巧也)
- ボンドガール(C.ルメール)
- ライラック(石川裕紀人)
- ラヴァンダ(岩田望来)
- リラボニート(横山武史)
- エープラス
2025年・アイルランドトロフィーの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
カナテープ・6歳牝馬
父:ロードカナロア
母:ティッカーテープ
母父:Royal Applause
主な勝鞍:2025年・関屋記念(G3)
馬名の由来:父名より+母名の一部
関屋記念では上がり最速のタイムで追い上げ接戦を制して重賞初勝利を挙げた。
左回りでは安定した成績を残しており、距離も問題なし。
重賞連勝なるか。
ボンドガール・4歳牝馬
父:ダイワメジャー
母:コーステッド
母父:Tizway
主な勝鞍:2023年・2歳新馬
馬名の由来:強く賢く美しい女性たちの呼称
前走の関屋記念では勝ち馬にクビ差届かなかったものの、斤量差(勝ち馬のカナテープは54kg、ボンドガールは56kg)を考慮すれば勝ちに等しい内容だった。
重賞で6度の2着があるシルバーコレクター。
勝利を渇望する彼女の走りから目が離せない。
アドマイヤマツリ・4歳牝馬
父:キタサンブラック
母:アドマイヤナイト
母父:アドマイヤムーン
主な勝鞍:2025年・福島牝馬ステークス(G3)
馬名の由来:冠名+祭り
福島牝馬ステークスでうれしい重賞初勝利を挙げると、続くヴィクトリアマイルでも0.3秒差の7着と善戦。
1800m戦は【4-2-0-0】と安定感抜群の距離。
鞍上には初コンビとなる武豊騎手を迎える予定とのこと。
セキトバイースト・4歳牝馬
父:デクラレーションオブウォー
母:ベアフットレディ
母父:Footstepsinthesand
主な勝鞍:2025年・府中牝馬ステークス(G3)
馬名の由来:赤兎馬+東
春に都大路ステークス、府中牝馬ステークスを連勝し重賞馬の仲間入りを果たした。
引き続き2戦2勝の浜中騎手とのコンビで重賞連勝を狙う。
サフィラ・4歳牝馬
父:ハーツクライ
母:サロミナ
母父:Lomitas
主な勝鞍:2025年・阪神牝馬ステークス(G2)
馬名の由来:サファイア(ポルトガル語)。宝石言葉は「成功」
阪神牝馬ステークスでは戦前の9番人気を覆す走りで重賞初勝利を収めた。
血統的にもまだ成長の余地を残しているはず。
アンゴラブラック・4歳牝馬
父:キズナ
母:ブラックモリオン
母父:ルーラーシップ
主な勝鞍:2025年・バーデンバーデンカップ(3勝クラス)
馬名の由来:ナミブ砂漠で採石される御影石
1勝クラスから怒涛の3連勝で一気に条件クラスを突破。
重賞初挑戦でどこまでやれるか。
ホウオウラスカーズ・7歳牝馬
父:ディープインパクト
母:ビーコンターン
母父:Shamardal
主な勝鞍:2025年・京成杯オータムハンデ(G3)
馬名の由来:冠名+人名より
京成杯オータムハンデキャップでは13番人気と戦前は低評価だったが、上がり最速タイムで追い込んで勝利し大金星を挙げた。
脚質的に展開待ちになるとは思われるが、ハマれば前走の再現も。
ラヴァンダ・4歳牝馬
父:シルバーステート
母:ゴッドパイレーツ
母父:ベーカバド
主な勝鞍:2025年・仲秋ステークス(3勝クラス)
馬名の由来:ラベンダー(伊)
フローラステークス2着、阪神牝馬ステークスや府中牝馬ステークスで3着に入るなどこれまでに重賞で何度も上位争いを演じてきている。
前走の仲秋ステークスでは休み明けの影響か、着差はわずかだったが勝ち切ったところは評価できる。
今回は使われた効果が見込めそうだ。
アイルランドトロフィー2025の予想オッズ

2025年・アイルランドトロフィーの予想オッズはこのように予想しています。
武豊騎手との新コンビで重賞2勝目を狙うアドマイヤマツリが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- アドマイヤマツリ(3.5)
- ボンドガール(4.0)
- カナテープ(5.0)
- セキトバイースト(5.5)
- ラヴァンダ(12.5)
- サフィラ(14.0)
- アンゴラブラック(19.0)
- リラボニート(28.5)
- ホウオウラスカーズ(41.0)
- ライラック(☆)
- セフィロ(☆)
- ドゥアイズ(☆)
- アンリーロード(☆)
- キャットファイト(☆)
- フィールシンパシー(☆)
- ピースオブザライフ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
アイルランドトロフィーの日程・賞金

2025年10月12日(日)東京競馬場
格:G2 1着本賞金:5,500万円
年齢:3歳以上牝馬 距離:1,800m(芝・左)
アイルランドトロフィーの1着馬にはエリザベス女王杯への優先出走権が与えられる。
アイルランドトロフィー・プレイバック

2024年の府中牝馬ステークスを制したのは『ブレイディヴェーグ(Brede Weg)』。11か月振りの実戦が不安視され2番人気だったものの、終わってみれば末脚は健在で上がり最速タイムタイの決め手でライバルたちを差し切り優勝。G1馬が格の違いを見せつける一戦となった。
1着:ブレイディヴェーグ
2着:シンティレーション(1-1/4馬身)
3着:マスクトディーヴァ(1/2馬身)
4着:フィアスプライド(3/4馬身)
5着:ルージュリナージュ(3/4馬身)
勝ちタイム:1:44.7
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良


