エリザベス女王杯は2023年11月12日に京都競馬場で行われる秋の最強牝馬決定戦。エリザベス女王杯は2023年で第48回を迎え、昨年はジェラルディーナが制した。エリザベス女王杯の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2023年・エリザベス女王杯の結果は!?
2023年のエリザベス女王杯を制したのは『ブレイディヴェーグ(Brede Weg)』。抜群の瞬発力でライバルたちを差し切り優勝。キャリアわずか5戦でうれしいG1初勝利を果たした。
1着:ブレイディヴェーグ
2着:ルージュエヴァイユ(3/4馬身)
3着:ハーパー(クビ)
4着:ライラック(1/2馬身)
5着:ジェラルディーナ(クビ)
勝ちタイム:2:12.6
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
2023年・エリザベス女王杯の出走予定馬をチェック
2023年・エリザベス女王杯の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではブレイディヴェーグが1枠1番、ハーパーは2枠3番、ジェラルディーナは4枠7番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
11月11日にJRAから発表されたエリザベス女王杯の前日最終オッズです。
1番人気はブレイディヴェーグが2.4倍、2番人気はジェラルディーナで4.7倍、ハーパーが8.6倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年11月9日にJRAより発表されたエリザベス女王杯に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2023年のエリザベス女王杯の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アートハウス(坂井瑠星)
- イズジョーノキセキ(岩田康誠)
- ククナ(浜中俊)
- ゴールドエクリプス(岩田望来)
- サリエラ(T.マーカンド)
- ジェラルディーナ(R.ムーア)
- シンリョクカ(木幡初也)
- ディヴィーナ(M.デムーロ)
- ハーパー(川田将雅)
- ビッグリボン(西村淳也)
- ブレイディヴェーグ(C.ルメール)
- マリアエレーナ(三浦皇成)
- ライラック(戸崎圭太)
- ルージュエヴァイユ(松山弘平)
- ローゼライト(和田竜二)
2023年・エリザベス女王杯の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ジェラルディーナ・5歳牝馬
父:モーリス
母:ジェンティルドンナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・エリザベス女王杯
馬名の由来:女性名より
昨年秋はエリザベス女王杯を制し有馬記念でも3着に入るなど活躍したが、今年に入って4戦して未だ馬券圏内ゼロ。
鞍上に新コンビとなるR.ムーア騎手を迎え、復活Vを狙う。
2019年、2020年を制したラッキーライラック以来の連覇なるか。
ブレイディヴェーグ(Brede Weg)
ブレイディヴェーグ・3歳牝馬
父:ロードカナロア
母:インナーアージ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・3歳以上1勝クラス
馬名の由来:広い道(オランダ語)
ローズステークス2着で秋華賞の優先出走権を手にしていたが、コース適性と状態を考慮しエリザベス女王杯に参戦を決めた。
彼女の決め手は先輩たちに脅威を与えるはず。
ディヴィーナ(Divina)
ディヴィーナ・5歳牝馬
父:モーリス
母:ヴィルシーナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・府中牝馬ステークス
馬名の由来:神がかっている(西)
府中牝馬ステークスではハナ差の大接戦を制しうれしい重賞初制覇を果たした。
勝負強さは母のヴィルシーナ譲り。
ハーパー(Harper)
ハーパー・3歳牝馬
父:ハーツクライ
母:セレスタ
母父:Jump Start
主な勝鞍:2023年・クイーンカップ
馬名の由来:ハープを弾く人
牝馬クラシック3戦すべてに参戦し、オークス2着など安定した成績で世代トップクラスの力を見せた。
リバティアイランドがいないここなら。
サリエラ(Saliera)
サリエラ・4歳牝馬
父:ディープインパクト
母:サロミナ
母父:Lomitas
主な勝鞍:2023年・白富士ステークス
馬名の由来:ローマ神話の女神と海神が象られた黄金の塩入れ。母名より連想
重賞にはまだ手が届いていないが、ローズステークス2着や目黒記念3着など惜しい競馬を見せている。
初コンビとなるマーカンド騎手のアシストが活躍のきっかけとなれば。
ルージュエヴァイユ(Rouge Eveil)
ルージュエヴァイユ・4歳牝馬
父:ジャスタウェイ
母:ナッシングバットドリームズ
母父:Frankel
主な勝鞍:2022年・ユートピアステークス
馬名の由来:冠名+覚醒(仏)
エプソムカップ、府中牝馬ステークスを連続2着。
近走は脚質に幅が出てきて、どんな競馬にも対応できそう。
ライラック・4歳牝馬
父:オルフェーヴル
母:ヴィーヴァブーケ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・フェアリーステークス
馬名の由来:北海道の代表的な花の名
昨年の2着馬。
前走の府中牝馬ステークスでは好位から競馬を進め3着と健闘。
マリアエレーナ(Maria Elena)
マリアエレーナ・5歳牝馬
父:クロフネ
母:テンダリーヴォイス
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・小倉記念
馬名の由来:メキシコのワルツ調の曲名
どんな競馬場でも大崩れせず、堅実な走りをするタイプ。
前走のオールカマーでも2着のタイトルホルダーとタイム差なしの4着と健闘。
前哨戦・参考レース
小倉記念
3着:ゴールドエクリプス
4着:マリアエレーナ
6着:ククナ
勝ちタイム:1:57.8
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
新潟記念
7着:サリエラ
勝ちタイム:1:59.0
優勝騎手:北村 宏司
馬場:良
ローズステークス
2着:ブレイディヴェーグ
勝ちタイム:1:43.0(レコード)
優勝騎手:岩田 望来
馬場:良
オールカマー
4着:マリアエレーナ
6着:ジェラルディーナ
勝ちタイム:2:12.0
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
京都大賞典
8着:ビッグリボン
勝ちタイム:2:25.3
優勝騎手:池添 謙一
馬場:重
府中牝馬ステークス
1着:ディヴィーナ
2着:ルージュエヴァイユ
3着:ライラック
9着:イズジョーノキセキ
10着:シンリョクカ
勝ちタイム:1:46.1
優勝騎手:M.デムーロ
馬場:良
秋華賞
3着:ハーパー
勝ちタイム:川田 将雅
優勝騎手:2:01.1
馬場:稍重
エリザベス女王杯2023の予想オッズ
2023年・エリザベス女王杯の予想オッズはこのように予想しています。
引き続きルメール騎手とのコンビでG1初勝利を狙うブレイディヴェーグが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ブレイディヴェーグ(3.0)
- ハーパー(4.0)
- ジェラルディーナ(5.5)
- ディヴィーナ(8.5)
- サリエラ(11.0)
- ルージュエヴァイユ(16.0)
- ライラック(21.0)
- マリアエレーナ(33.0)
- ゴールドエクリプス(44.5)
- ビッグリボン(48.0)
- アートハウス(☆)
- ククナ(☆)
- シンリョクカ(☆)
- ローゼライト(☆)
- イズジョーノキセキ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
エリザベス女王杯の日程・賞金
2023年11月12日(日)京都競馬場
格:G1 1着本賞金:1億3,000万円
年齢:3歳以上牝馬 距離:2,200m(芝・右)
エリザベス女王杯・プレイバック
2020年のエリザベス女王杯を制したのは『ラッキーライラック(Lucky Lilac)』。早め先頭から押し切り後続を完封。人気に応える走りで連覇達成を果たした。
1着:ラッキーライラック
2着:サラキア(クビ)
3着:ラヴズオンリーユー(クビ)
4着:ウインマリリン(1-3/4馬身)
5着:センテリュオ(3/4馬身)
勝ちタイム:2.10.3
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良