有馬記念は2024年12月22日に中山競馬場で行われる一年の締め括りの大一番。有馬記念は2024年で第69回を迎え、昨年はドウデュースが制した。有馬記念の出走予定馬・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2024年・有馬記念の出走予定馬をチェック
2024年の有馬記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- アーバンシック(C.ルメール)
- ジャスティンパレス(坂井瑠星)
- シャフリヤール(C.デムーロ)
- シュトルーヴェ(鮫島克駿)
- スタニングローズ(R.ムーア)
- スターズオンアース(川田将雅)
- ダノンデサイル(横山典弘)
- ダノンベルーガ(松山弘平)
- ディープボンド(幸英明)
- ドウデュース(武豊)
- ハヤヤッコ(吉田豊)
- プログノーシス(三浦皇成)
- ブローザホーン(菅原明良)
- ベラジオオペラ(横山和生)
- レガレイラ(戸崎圭太)
- ローシャムパーク(T.マーカンド)
- カラテ(杉原誠人)
- ホウオウビスケッツ(岩田康誠)
- メイショウタバル(浜中俊)
- アラタ(大野拓弥)
- ショウナンラプンタ(未定)
- ニシノレヴナント(未定)
2024年・有馬記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ドウデュース・5歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母父:Vindication
主な勝鞍:2022年・日本ダービー
馬名の由来:する+テニス用語(勝利目前の意味)
昨年はケガ明けの武豊騎手とのコンビで有馬記念を制し競馬ファンを魅了した。
今年の秋は天皇賞秋、ジャパンカップを制し、このレースがラストランとなる予定。
2002年、2003年を制したシンボリクリスエス以来の連覇&史上3頭目となる同一年度での秋古馬3冠の大偉業を達成し花道を飾れるか。
有馬記念当日に引退式(午後5時10分頃に開始予定)が行われることも発表となっている。
ダノンデサイル・3歳牡馬
父:エピファネイア
母:トップデサイル
母父:Congrats
主な勝鞍:2024年・日本ダービー
馬名の由来:冠名+母名の一部
今年のダービー馬・ダノンデサイルが参戦を表明。
菊花賞ではレースの流れが悪く、思い通りの競馬ができなかっただけに、今度こそ力を出し切ってほしい。
アーバンシック・3歳牡馬
父:スワーヴリチャード
母:エッジースタイル
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2024年・菊花賞
馬名の由来:洗練された。母名より連想
セントライト記念、菊花賞を連勝中のアーバンシックも参戦を決めた。
菊花賞→有馬記念連勝となれば2016年サトノダイヤモンド以来、8年ぶりとなる。
鞍上にルメール騎手を確保しており、陣営の期待度はかなり高い。
シャフリヤール・6歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ドバイマジェスティ
母父:Essence of Dubai
主な勝鞍:2021年・日本ダービー
馬名の由来:偉大な王(ペルシャ語)
昨年は香港ヴァーズ参戦のため現地入りするも獣医師の事前チェックで出走が認められず、急遽帰国し有馬記念参戦となったが0.3秒差の5着と健闘。
今年はブリーダーズカップターフ(3着)の後はしっかり有馬記念を目標に仕上げられてきているため、昨年以上のパフォーマンスを見せてもおかしくない。
スタニングローズ・5歳牝馬
父:キングカメハメハ
母:ローザブランカ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2024年・エリザベス女王杯
馬名の由来:魅力的な薔薇
前走のエリザベス女王杯では積極的な競馬で押し切り、2022年の秋華賞以来となるG1・2勝目を挙げた。
ここがラストランとなる予定で、魅力的な薔薇が最後にもう一花咲かせられるか。
ブローザホーン・5歳牡馬
父:エピファネイア
母:オートクレール
母父:デュランダル
主な勝鞍:2024年・宝塚記念
馬名の由来:その角笛を吹け
宝塚記念では重馬場を物ともせず上がり最速タイの決め手で差し切りG1初制覇を収めた。
この秋は京都大賞典から始動しジャパンカップ、そして大目標の有馬記念に参戦予定だ。
ホウオウビスケッツ・4歳牡馬
父:マインドユアビスケッツ
母:ホウオウサブリナ
母父:ルーラーシップ
主な勝鞍:2024年・函館記念
馬名の由来:冠名+父名の一部
函館記念で重賞初制覇を果たすと、その後毎日王冠2着、天皇賞秋3着と成長著しい4歳馬。
昨年の日本ダービーで0.2秒差の6着に来ており、距離もこなせそう。
ディープボンド・7歳牡馬
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・阪神大賞典
馬名の由来:深い絆
今年で4年連続の有馬記念参戦となる。
2021年の有馬記念では0.1秒差の2着に来ている。
主な回避馬
テーオーロイヤル・6歳牡馬
父:リオンディーズ
母:メイショウオウヒ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2024年・天皇賞春
馬名の由来:冠名+王にふさわしい
有馬記念に出走予定だったテーオーロイヤルは左前脚中筋のダメージが引かないため無理をせず回避。
来年に備えるとのこと。
有馬記念の日程・賞金
2024年12月22日(日)中山競馬場
格:G1 1着本賞金:5億円
年齢:3歳以上 距離:2,500m(芝・右)
春のグランプリ・宝塚記念はブローザホーンが制していた。
有馬記念・プレイバック
2023年の有馬記念を制したのは『ドウデュース(Do Deuce)』。スタートで少し後手を踏み後方からのレースとなったが、3コーナーから徐々に進出。直線鋭く伸びて差し切った。ドウデュースはこれでG1・3勝目。武豊騎手は通算4度目の有馬記念制覇となった。
1着:ドウデュース
2着:スターズオンアース(1/2馬身)
3着:タイトルホルダー(1馬身)
4着:ジャスティンパレス(アタマ)
5着:シャフリヤール(クビ)
勝ちタイム:2:30.9
優勝騎手:武 豊
馬場:良