桜花賞は2023年4月9日に阪神競馬場で行われる牝馬クラシックの1戦目。桜花賞は2023年で第83回を迎え、桜の女王の栄冠を求め乙女が熾烈なバトルを繰り広げる。昨年はスターズオンアースが制した。出走予定馬・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・桜花賞の出走予定馬をチェック
2023年の桜花賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- エミュー(M.デムーロ)
- キタウイング(杉原誠人)
- コナコースト(鮫島克駿)
- コンクシェル(丸山元気)
- ジューンオレンジ(富田暁)
- シングザットソング(岩田望来)
- シンリョクカ(吉田豊)
- ダルエスサラーム(幸英明)
- ドゥアイズ(吉田隼人)
- ドゥーラ(戸崎圭太)
- トーセンローリエ(横山和生)
- ハーパー(C.ルメール)
- ヒップホップソウル(未定)
- ブトンドール(池添謙一)
- ペリファーニア(横山武史)
- ムーンプローブ(北村友一)
- メイクアスナッチ(未定)
- モズメイメイ(和田竜二)
- モリアーナ(武藤雅)
- ユリーシャ(松山弘平)
- ライトクオンタム(武豊)
- ラヴェル(坂井瑠星)
- リバティアイランド(川田将雅)
- リバーラ(今村聖奈)
2023年・桜花賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
リバティアイランド・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:ヤンキーローズ
母父:All American
主な勝鞍:2022年・阪神ジュベナイルフィリーズ
馬名の由来:米、アッパーニューヨーク湾の自由の女神像が建っている島
1頭別次元の走りで阪神ジュベナイルフィリーズを圧勝し、2歳女王の座に輝いた。
世代最強の座は譲らない。
前哨戦を使わず川田騎手とのコンビで直行するとのこと。
ライトクオンタム・3歳牝馬
父:ディープインパクト
母:イルミナント
母父:Quality Road
主な勝鞍:2023年・シンザン記念
馬名の由来:光量子。宇宙で一番速い光の粒子
2戦2勝でシンザン記念を制した才女。
ディープインパクトのラストクロップが桜の舞台で舞い踊る。
ハーパー・3歳牝馬
父:ハーツクライ
母:セレスタ
母父:Jump Start
主な勝鞍:2023年・クイーンカップ
馬名の由来:ハープを弾く人
初の輸送やレース中にぶつけられるなどいろいろな条件をクリアしながらクイーンカップで重賞初Vを果たした。
血統的にもまだまだ伸びしろ十分で楽しみ一杯。
モズメイメイ・3歳牝馬
父:リアルインパクト
母:インラグジュアリー
母父:Frankel
主な勝鞍:2023年・チューリップ賞
馬名の由来:冠名+人名愛称
チューリップ賞では逃げてハナ差の大接戦を制し重賞馬の仲間入りを果たした。
前哨戦の走りを本番でも見せられるか。
シンリョクカ・3歳牝馬
父:サトノダイヤモンド
母:レイカーラ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:心力歌
阪神ジュベナイルフィリーズでは12番人気と決して評価は高くなかったが、しぶとい走りで2着と大健闘を見せた。
まだまだこれから良くなりそう。
ただ賞金的に出走が微妙なのが気がかり。
ラヴェル・3歳牝馬
父:キタサンブラック
母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2022年・アルテミスステークス
馬名の由来:人名より。母名より連想
アルテミスステークスの勝ち馬。
阪神ジュベナイルフィリーズでは道中力んで走ったため大敗(11着)したが、課題を修正できれば逆転可能。
シングザットソング・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:ザガールインザットソング
母父:My Golden Song
主な勝鞍:2023年・フィリーズレビュー
馬名の由来:あの歌を歌って
フィリーズレビューでは接戦を制し重賞初制覇を果たした。
1600mの経験値も十分。
キタウイング・3歳牝馬
父:ダノンバラード
母:キタノリツメイ
母父:アイルハヴアナザー
主な勝鞍:2023年・フェアリーステークス
馬名の由来:北+翼
重賞2勝は立派な実績。
決め手が生きる展開になれば怖い。
トーセンローリエ・3歳牝馬
父:サトノクラウン
母:トーセンナチュラル
母父:メイショウサムソン
主な勝鞍:2023年・アネモネステークス
馬名の由来:冠名+月桂樹
3連勝でアネモネステークスを制覇。
この勢いは本物。
桜花賞の日程・賞金
2023年4月9日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:1億4,000万円
年齢:3歳牝馬 距離:1,600m(芝・右)
牝馬二冠目は5月に東京競馬場で開催されるG1・オークス!
桜花賞・プレイバック
2021年の桜花賞を制したのは『ソダシ(Sodashi)』。残り1ハロンで先頭に立つとそのまま後続の追撃をクビ差しのぎ切りレコードタイムで優勝。白毛のヒロインが無傷の5連勝で2つ目のG1タイトルを獲得した。
1着:ソダシ
2着:サトノレイナス(クビ)
3着:ファインルージュ(1/2馬身)
4着:アカイトリノムスメ(クビ)
5着:アールドヴィーヴル(3馬身)
勝ちタイム:1.31.1(レコード)
優勝騎手:吉田 隼人
馬場:良