ジャパンカップは2023年11月26日に東京競馬場で行われる日本と世界の強豪馬が共演するG1戦。ジャパンカップは2023年で第43回を迎え、高額賞金を求め強豪が集う。昨年はヴェラアズールが制した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2023年・ジャパンカップの結果は!?
2023年のジャパンカップを制したのは『イクイノックス(Equinox)』。1.3倍の断然人気に応える圧倒的なパフォーマンスで他馬を置き去りにし圧勝。後続に4馬身の差をつけ、G1・6連勝の偉業達成となった。
1着:イクイノックス
2着:リバティアイランド(4馬身)
3着:スターズオンアース(1馬身)
4着:ドウデュース(3/4馬身)
5着:タイトルホルダー(2馬身)
勝ちタイム:2:21.8
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
2023年・ジャパンカップの出走予定馬をチェック
2023年・ジャパンカップの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではイクイノックスが1枠2番、リバティアイランドは1枠1番、スターズオンアースは8枠17番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
※:チェスナットコートに騎乗予定だった田中学騎手が負傷のため、田辺裕信騎手に乗り替わる。
11月25日にJRAから発表されたジャパンカップの前日最終オッズです。
1番人気はイクイノックスが1.4倍、2番人気はリバティアイランドで4.0倍、ドウデュースが16.2倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年11月23日にJRAより発表されたジャパンカップに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
※:パンサラッサは3走前の香港カップ(479kg)と比べると+11kgとなっています。
2023年のジャパンカップの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- イクイノックス(C.ルメール)
- インプレス(三浦皇成)
- ウインエアフォルク(藤田菜七子)
- ヴェラアズール(H.ドイル)
- クリノメガミエース(吉村智洋)
- ショウナンバシット(M.デムーロ)
- スタッドリー(T.マーカンド)
- スターズオンアース(W.ビュイック)
- タイトルホルダー(横山和生)
- ダノンベルーガ(J.モレイラ)
- チェスナットコート(田中学)
- ディープボンド(和田竜二)
- ドウデュース(戸崎圭太)
- トラストケンシン(荻野極)
- パンサラッサ(吉田豊)
- フォワードアゲン(黛弘人)
- リバティアイランド(川田将雅)
- イレジン(M.ヴェロン)
- エヒト
- コンティニュアス
- テーオーロイヤル
2023年・ジャパンカップの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
イクイノックス・4歳牡馬
父:キタサンブラック
母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・有馬記念
馬名の由来:昼と夜の長さがほぼ等しくなる時
秋シーズンはジャパンカップを最大目標にローテーションが組まれることが発表された。
ドバイシーマクラシックに優勝した日本調教馬には同年のジャパンカップを勝つと200万米ドルの褒賞金が出るため是非とも勝ちたいところ。
ドウデュース・4歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母父:Vindication
主な勝鞍:2022年・日本ダービー
馬名の由来:する+テニス用語(勝利目前の意味)
今年は京都記念を制したものの、ドバイターフを左前肢ハ行で回避し春シーズンを棒に振ってしまった。
天皇賞秋では本来の走りが見せられなかったが、引き続き戸崎圭太騎手とのコンビで復活Vを狙う。
タイトルホルダー・5歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
主な勝鞍:2022年・天皇賞春
馬名の由来:選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので
始動戦のオールカマーでは2着に敗れるも収穫の多いレースだった。
春の悔しさをビッグレース勝利で払しょくできるか。
鞍上は引き続き横山和生騎手。
リバティアイランド・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:ヤンキーローズ
母父:All American
主な勝鞍:2023年・牝馬三冠(桜花賞、オークス、秋華賞)
馬名の由来:米、アッパーニューヨーク湾の自由の女神像が建っている島
今年の牝馬三冠・リバティアイランドが正式に参戦を表明。
G1・4連勝と波に乗る女傑が古馬相手にどんな走りを見せられるか。
スターズオンアース・4歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:サザンスターズ
母父:Smart Strike
主な勝鞍:2022年・オークス
馬名の由来:地球上の星
春は勝利にこそ手が届かなかったが、力があるところは十分に示せた。
オークスを制した東京芝2400mで完全復活だ。
パンサラッサ・6歳牡馬
父:ロードカナロア
母:ミスペンバリー
母父:モンジュー
主な勝鞍:2023年・サウジカップ
馬名の由来:かつての地球に存在した唯一の海。父名(海の神)より連想
チャンピオンズカップにも登録があるが、吉田豊騎手とのコンビでジャパンカップに参戦すると発表された。
距離の壁を越えてどんな逃げっぷりを見せてくれるのか。
ディープボンド・6歳牡馬
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・阪神大賞典
馬名の由来:深い絆
これまで多くのG1レースに挑戦してきたが、意外にも6歳にして今回が初のジャパンカップ参戦となる。
日本ダービー(5着)以来の東京コースでディープボンドらしさを発揮できるか。
イレジン・5歳せん馬
父:Manduro
母:Inanga
母父:Oasis Dream
主な勝鞍:2023年・ガネー賞(G1)
これまでガネー賞とロワイヤルオーク賞を制し2つのG1タイトルを手にしているイレジン。
鞍上は今夏のワールドオールスタージョッキーズで勝利しているM.ヴェロン騎手になる可能性が高い。
主な回避馬
コンティニュアス・3歳牡馬
父:Heart’s Cry
母:Fluff
母父:Galileo
主な勝鞍:2023年・英セントレジャー(G1)
ジャパンカップに参戦予定だったコンティニュアスは11月15日朝に、歩様が乱れたため回避することが発表された。
前哨戦・参考レース
2着:タイトルホルダー
11着:エヒト
15着:チェスナットコート
勝ちタイム:2:12.0
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
3着:ディープボンド
7着:ヴェラアズール
12着:インプレス
勝ちタイム:2:25.3
優勝騎手:池添 謙一
馬場:重
1着:リバティアイランド
勝ちタイム:2:01.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:稍重
1着:イレジン
勝ちタイム:2:17.99
優勝騎手:M.ヴェロン
馬場:稍重
11着:ショウナンバシット
勝ちタイム:3:03.1
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:イクイノックス
4着:ダノンベルーガ
7着:ドウデュース
8着:エヒト
勝ちタイム:1:55.2(レコード)
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
10着:テーオーロイヤル
勝ちタイム:2:29.9
優勝騎手:J.モレイラ
馬場:良
ジャパンカップ2023の予想オッズ
2023年・ジャパンカップの予想オッズはこのように予想しています。
G1・6連勝を目指す世界トップホース・イクイノックスが1番人気に支持されると予想します。
上位2頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- イクイノックス(1.3)
- リバティアイランド(2.5)
- スターズオンアース(13.0)
- ドウデュース(15.5)
- タイトルホルダー(18.0)
- ダノンベルーガ(23.0)
- パンサラッサ(48.0)
- ディープボンド(59.5)
- ヴェラアズール(68.0)
- イレジン(☆)
- インプレス(☆)
- ショウナンバシット(☆)
- チェスナットコート(☆)
- ウインエアフォルク(☆)
- フォワードアゲン(☆)
- トラストケンシン(☆)
- スタッドリー(☆)
- クリノメガミエース(☆)
☆印は100倍以上と予想しています。
ジャパンカップの日程・賞金
2023年11月26日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:5億円
年齢:3歳以上 距離:2,400m(芝・左)
ジャパンカップ・プレイバック
2020年のジャパンカップを制したのは『アーモンドアイ(Almond Eye)』。三頭の三冠馬が揃った超豪華一戦でも彼女の強さが際立つ内容で差し切りV。見事有終の美を飾った。
1着:アーモンドアイ
2着:コントレイル(1-1/4馬身)
3着:デアリングタクト(クビ)
4着:カレンブーケドール(ハナ)
5着:グローリーヴェイズ(クビ)
勝ちタイム:2.23.0
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良