高松宮記念は2022年3月27日に中京競馬場で行われる春のG1戦の始まりを告げる戦い。2022年で第52回を迎え、スピード自慢が集結する。昨年はダノンスマッシュが制した。高松宮記念の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2022年・高松宮記念の結果は!?
2022年の高松宮記念を制したのは『ナランフレグ(Naran Huleg)』。0.1秒差に5頭がひしめく大混戦を制し、見事春のスプリント王に輝いた。
1着:ナランフレグ
2着:ロータスランド(クビ)
3着:キルロード(ハナ)
4着:トゥラヴェスーラ(クビ)
5着:メイケイエール(クビ)
勝ちタイム:1.08.3
優勝騎手:丸田 恭介
馬場:重
2022年・高松宮記念の出走予定馬をチェック
2022年・高松宮記念の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではレシステンシアが4枠7番、グレナディアガーズは8枠18番、メイケイエールは8枠17番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
3月26日にJRAから発表された高松宮記念の前日最終オッズです。
1番人気はレシステンシアで2.9倍、2番人気はメイケイエールが5.2倍、3番人気にはグレナディアガーズが6.1倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2022年3月24日にJRAより発表された高松宮記念に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2022年の高松宮記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- エイティーンガール(秋山真一郎)
- キルロード(菊沢一樹)
- クリノガウディー(松岡正海)
- グレナディアガーズ(福永祐一)
- サリオス(石橋脩)
- サンライズオネスト(武豊)
- シャインガーネット(田辺裕信)
- ジャンダルム(荻野極)
- ダイアトニック(岩田康誠)
- ダイメイフジ(小沢大仁)
- トゥラヴェスーラ(鮫島克駿)
- ナランフレグ(丸田恭介)
- ファストフォース(柴山雄一)
- メイケイエール(池添謙一)
- ライトオンキュー(横山典弘)
- レイハリア(亀田温心)
- レシステンシア(横山武史)
- ロータスランド(岩田望来)
- カイザーメランジェ(未定)
- ヴェントヴォーチェ(未定)
2022年・高松宮記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
レシステンシア・5歳牝馬
父:ダイワメジャー
母:マラコスタムブラダ
母父:Lizard Island
主な勝鞍:2019年・阪神ジュベナイルフィリーズ
馬名の由来:アルゼンチンにある州都の名。母の生産国より連想
2歳女王のタイトルを手にした後はG1で5度の2着を経験。
もう銀メダルはいらない。
渇望する勝利の味を確かめろ。
メイケイエール・4歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:シロインジャー
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2021年・チューリップ賞
馬名の由来:冠名+応援
3歳時は暴走少女で鞍上を手こずらせたが、4歳初戦となったシルクロードステークスでは馬具の工夫の影響もあってかなんとか道中我慢できて勝利することができた。
潜在能力はG1級。
力さえ出し切れれば。
グレナディアガーズ・4歳牡馬
父:Frankel
母:ウェイヴェルアベニュー
母父:Harlington
主な勝鞍:2020年・朝日杯フューチュリティステークス
馬名の由来:イングランドの擲弾兵近衛連隊
2020年の2歳マイル王で、前走の阪神カップで1年ぶりの勝利を挙げたグレナディアガーズが初の電撃戦参戦を表明した。
上手く流れに乗れれば最後の決め手が生きるはず。
鞍上は福永祐一騎手。
サリオス・5歳牡馬
父:ハーツクライ
母:サロミナ
母父:Lomitas
主な勝鞍:2019年・朝日杯フューチュリティステークス
馬名の由来:ローマ神話に登場する戦闘の踊りの発明者。母名より連想
昨年の香港マイル(3着)以来の実戦を迎えるサリオスが初の1200m挑戦を決めた。
距離短縮で復活なるか。
ダイアトニック・7歳牡馬
父:ロードカナロア
母:トゥハーモニー
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2019年・スワンステークス
馬名の由来:7音構成の音階。母名より連想
前哨戦の阪急杯では内をすくって差し切りV。
2020年の高松宮記念では不利泣いて3着。
引き続き岩田康誠騎手とのコンビで忘れ物を取りに行く。
ロータスランド・5歳牝馬
父:Point of Entry
母:Little Miss Muffet
母父:Scat Daddy
主な勝鞍:2022年・京都牝馬ステークス
馬名の由来:桃源郷
今年初戦となった京都牝馬ステークスを制し2つ目の重賞タイトルゲット&岩田望来騎手に重賞初勝利をプレゼントした。
引き続きのコンビ結成でG1勝利もプレゼントできるか。
ジャンダルム・7歳牡馬
父:Kitten’s Joy
母:ビリーヴ
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2022年・オーシャンステークス
馬名の由来:アルプス山脈の名峰「アイガー」の絶壁の名
前哨戦のオーシャンステークスを先行抜け出しで勝利。
2003年の高松宮記念覇者のビリーヴとの母子制覇なるか。
シャインガーネット・5歳牝馬
父:オルフェーヴル
母:ベルベットローブ
母父:Gone West
主な勝鞍:2020年・ファルコンステークス
馬名の由来:輝くガーネット
中京コースはファルコンステークスで重賞初勝利を収め、シルクロードステークスでも2着に入るなど相性良し。
G1の舞台で大いに輝け。
エイティーンガール・6歳牝馬
父:ヨハネスブルグ
母:センターグランタス
母父:アグネスタキオン
主な勝鞍:2021年・京阪杯
馬名の由来:18+少女
短距離重賞を2勝している快速牝馬。
昨年7着のリベンジへ。
レイハリア・4歳牝馬
父:ロードカナロア
母:ライトリーチューン
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2021年・キーンランドカップ
馬名の由来:愛する人の思い出(ハワイ語)。フラダンスの曲名。父名より連想
葵ステークス、キーンランドカップを連勝した勢いで挑んだ前走の京成杯では、レースの流れに全く乗れず最下位の16着に沈んだ。
引き続き亀田温心騎手とのコンビでG1に初挑戦する。
ライトオンキュー・7歳牡馬
父:Shamardal
母:グレイトタイミング
母父:Raven’s Pass
主な勝鞍:2019年・京阪杯
馬名の由来:思った通りに
昨年は4番人気に支持されるも重馬場に苦しみ17着と大敗。
このところ順調さを欠いている点が気がかり。
クリノガウディー・6歳牡馬
父:スクリーンヒーロー
母:クリノビリオネア
母父:ディアブロ
主な勝鞍:2021年・安土城ステークス
馬名の由来:冠名+人名より
前哨戦
1着:ピクシーナイト
2着:レシステンシア(2馬身)
3着:シヴァージ(アタマ)
勝ちタイム:1.07.1
優勝騎手:福永 祐一
馬場:良
1着:メイケイエール
2着:シャインガーネット(1馬身)
3着:ナランフレグ(クビ)
勝ちタイム:1.08.1
優勝騎手:池添 謙一
馬場:良
1着:ロータスランド
2着:スカイグルーヴ(1/2馬身)
3着:タンタラス(1馬身)
勝ちタイム:1.19.7
優勝騎手:岩田 望来
馬場:良
1着:ダイアトニック
2着:トゥラヴェスーラ(クビ)
3着:サンライズオネスト(2馬身)
勝ちタイム:1.19.9
優勝騎手:岩田 康誠
馬場:良
1着:ジャンダルム
2着:ナランフレグ(3/4馬身)
3着:ビアンフェ(アタマ)
勝ちタイム:1.07.9
優勝騎手:荻野 極
馬場:良
高松宮記念2022の予想オッズ
2022年・高松宮記念の予想オッズはこのように予想しています。
昨年の2着馬で、横山武史騎手との新コンビでリベンジに燃えるレシステンシアが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- レシステンシア(2.0)
- メイケイエール(3.5)
- グレナディアガーズ(4.0)
- サリオス(11.0)
- ダイアトニック(13.5)
- ナランフレグ(21.0)
- トゥラヴェスーラ(23.5)
- ジャンダルム(30.0)
- エイティーンガール(45.0)
- ロータスランド(☆)
- レイハリア(☆)
- クリノガウディー(☆)
- サンライズオネスト(☆)
- シャインガーネット(☆)
- ファストフォース(☆)
- ライトオンキュー(☆)
- キルロード(☆)
- ダイメイフジ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
高松宮記念の日程・賞金
2022年3月27日(日)中京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億7,000万円
年齢:4歳以上 距離:1,200m(芝・左)
中京競馬場で行われる芝のG1戦、高松宮記念。春の古馬短距離路線のチャンピオン決定戦の位置づけとなっている。
1996年から1200mで行われており、距離短縮されてからはキンシャサノキセキが唯一の連覇を果たしている。
G1戦ということもあって、過去の勝ち馬には時代を彩ったスピード自慢の名が並ぶ。近年ではカレンチャンやロードカナロア、コパノリチャードなど多くの短距離重賞を制した馬がいる。
2015年には香港から遠征してきたエアロヴェロシティが勝利したのも記憶に新しい。
高松宮記念・プレイバック
2021年の高松宮記念を制したのは『ダノンスマッシュ(Danon Smash)』。直線ではライバルをねじ伏せるように伸びて優勝。うれしい国内G1初制覇を果たした。
1着:ダノンスマッシュ
2着:レシステンシア(クビ)
3着:インディチャンプ(クビ)
4着:トゥラヴェスーラ(3/4馬身)
5着:モズスーパーフレア(1/2馬身)
勝ちタイム:1.09.2
優勝騎手:川田 将雅
馬場:重