日経賞は2022年3月26日に中山競馬場で行われる天皇賞春の前哨戦。日経賞は2022年で第70回を迎え、昨年はウインマリリンが勝利した。日経賞の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2022年・日経賞の出走予定馬をチェック
2022年・日経賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではタイトルホルダーが6枠11番、アサマノイタズラは7枠12番、ウインキートスは8枠14番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2022年の日経賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- アサマノイタズラ(横山武史)
- ウインキートス(丹内祐次)
- エフェクトオン(菅原明良)
- クレッシェンドラヴ(内田博幸)
- サクラアリュール(丸山元気)
- スマイル(石橋脩)
- タイトルホルダー(横山和生)
- ディバインフォース(田辺裕信)
- トラストケンシン(和田竜二)
- ハヤヤッコ(大野拓弥)
- ヒートオンビート(池添謙一)
- ボッケリーニ(浜中俊)
- ラストドラフト(三浦皇成)
- ランフォザローゼス(田中勝春)
- ワイドエンペラー(津村明秀)
- アリストテレス(未定)
- ルビーカサブランカ(未定)
- ロバートソンキー(未定)
2022年・日経賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
タイトルホルダー・4歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
主な勝鞍:2021年・菊花賞
馬名の由来:選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので
有馬記念5着後に右後肢に不安が出たため今春のローテをいったん白紙にしていたが、思ったより回復が早かったため日経賞参戦を決断した。
天皇賞春へ向けていいスタートを決められるか。
鞍上は引き続き横山和生騎手。
ディバインフォース・6歳牡馬
父:ワークフォース
母:ツクバビューティ
母父:ゼンノロブロイ
主な勝鞍:2021年・ステイヤーズステークス
馬名の由来:神聖な力
昨年ステイヤーズステークスを制し重賞を初制覇。
中山芝2500mは【0-2-1-1】と安定した成績を残している。
アサマノイタズラ・4歳牡馬
父:ヴィクトワールピサ
母:ハイタッチクイーン
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2021年・セントライト記念
馬名の由来:浅間のいたずら
今年初戦となったAJCCでは外から鋭く追い込み4着に入るなど、やはり中山コースでは良く走る。
イタズラ心に火がつくぞ。
鞍上には横山武史騎手を迎える予定。
ウインキートス・5歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:イクスキューズ
母父:ボストンハーバー
主な勝鞍:2021年・目黒記念
馬名の由来:冠名+ありがとう(フィンランド語)
目黒記念を制し、オールカマー2着など昨年は牡馬相手にいい競馬を見せてくれた。
不利があって15着に沈んだ昨年のリベンジへ。
ヒートオンビート・5歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:マルセリーナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2021年・美濃ステークス
馬名の由来:リズムに乗って
重賞勝ちこそないものの目黒記念やチャレンジカップで2着の実績がある。
リズムに乗ってそろそろタイトルを手にしたい。
ボッケリーニ・6歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
主な勝鞍:2020年・中日新聞杯
馬名の由来:人名より
今年初戦となったAJCCでは0.3秒差の3着と健闘。
距離は未知数。
ランフォザローゼス・6歳せん馬
父:キングカメハメハ
母:ラストグルーヴ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2018年・2歳新馬
馬名の由来:薔薇のために走れ
前走のダイヤモンドステークスでは11番人気ながら2着と激走。
蛯名正義きゅう舎に転厩初戦でどんな走りをみせてくれるか。
スマイル・6歳牡馬
父:ダイワメジャー
母:アシュレイリバー
母父:Mr. Greeley
主な勝鞍:2022年・迎春ステークス
馬名の由来:笑顔
中山は全4勝を挙げている得意コース。
クレッシェンドラヴ・8歳牡馬
父:ステイゴールド
母:ハイアーラヴ
母父:Sadler’s Wells
主な勝鞍:2020年・七夕賞
馬名の由来:だんだん強く(音楽用語)+母名の一部
重賞2勝馬だが、近走は精彩を欠く。
エフェクトオン・6歳牡馬
父:ディープインパクト
母:オヴァンボクイーン
母父:Kalatos
主な勝鞍:2021年・阿武隈ステークス
馬名の由来:ある結果を引き起こすための効果
ハヤヤッコ・6歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:マシュマロ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2019年・レパードステークス
馬名の由来:速くて白い
主な回避馬
アリストテレス・5歳牡馬
父:エピファネイア
母:ブルーダイアモンド
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2021年・AJCC
馬名の由来:人名より
22日の調教中に放馬して、右前脚の内側に外傷を負い回避を決めた。
今後については未定となっている
オーソクレース・4歳牡馬
父:エピファネイア
母:マリアライト
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2021年・アイビーステークス
馬名の由来:「不屈の精神」「目標の達成」の意味を持つパワーストーン
日経賞を目指していたオーソクレースが右前脚の浅屈腱炎を発症。
今後は未定となっている。
マイネルファンロン・7歳牡馬
父:ステイゴールド
母:マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
主な勝鞍:2021年・新潟記念
馬名の由来:冠名+繁栄(中国語)
中間の調整中に外傷を負い日経賞までに万全な状態が整わないと判断されたため回避を決めた。
日経賞2022の予想オッズ
2022年・日経賞の予想オッズはこのように予想しています。
昨年の菊花賞馬で有馬記念でも5着に入っているタイトルホルダーが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- タイトルホルダー(1.4)
- アサマノイタズラ(5.5)
- ウインキートス(8.5)
- ヒートオンビート(12.0)
- ディバインフォース(16.5)
- ロバートソンキー(20.0)
- ボッケリーニ(33.0)
- クレッシェンドラヴ(☆)
- エフェクトオン(☆)
- ハヤヤッコ(☆)
- ランフォザローゼス(☆)
- ルビーカサブランカ(☆)
- スマイル(☆)
- ラストドラフト(☆)
- ワイドエンペラー(☆)
- サクラアリュール(☆)
- トラストケンシン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
日経賞の日程・賞金
2022年3月26日(土)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:6,700万円
年齢:4歳以上 距離:2,500m(芝・右)
日経賞は創設当時は芝3200mで施行されていたが、1967年より現在の中山競馬場の2500mで開催されるようになった。2014年からは1着馬に天皇賞春への優先出走権が与えられている。
2017年からG1・大阪杯が同じような時期に開催されるようになり、すこし寂しいメンバーでの開催になっている。
過去の勝ち馬にはシンボリルドルフやメジロライアンといった歴史を彩った馬や、近年ではマツリダゴッホやフェノーメノ、ゴールドアクターといったG1馬が勝ち馬に名を連ねている。
日経賞・プレイバック
2020年の日経賞を制したのは『ミッキースワロー(Mikki Swallow)』。直線でグイグイと伸び、ゴール前の坂を上がったところで完全に抜け出して優勝。
2着には1-1/4馬身でモズベッロ、さらにクビ差の3着にはスティッフェリオが入った。
1着:ミッキースワロー
2着:モズベッロ(1-1/4馬身)
3着:スティッフェリオ(クビ)
4着:サンアップルトン(1-1/4馬身)
5着:アイスバブル(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2.32.9
優勝騎手:横山 典弘
馬場:良