府中牝馬ステークスは2023年10月14日に東京競馬場で行われる注目牝馬が集うレース。府中牝馬ステークスは2023年で第71回を迎え、昨年はイズジョーノキセキが優勝した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・府中牝馬ステークスの出走予定馬をチェック
2023年・府中牝馬ステークスの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではルージュスティリアが3枠3番、ディヴィーナは5枠7番、プレサージュリフトは5枠6番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2023年の府中牝馬ステークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アンドヴァラナウト(鮫島克駿)
- イズジョーノキセキ(岩田康誠)
- エリカヴィータ(三浦皇成)
- コスタボニータ(松山弘平)
- シンリョクカ(吉田豊)
- ストーリア(菅原明良)
- ディヴィーナ(M.デムーロ)
- ファユエン(横山和生)
- フィアスプライド(北村宏司)
- プレサージュリフト(C.ルメール)
- ライラック(戸崎圭太)
- ルージュエヴァイユ(横山武史)
- ルージュスティリア(川田将雅)
2023年・府中牝馬ステークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
イズジョーノキセキ・6歳牝馬
父:エピファネイア
母:キングダンサー
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・府中牝馬ステークス
馬名の由来:馬主名より+人名より+奇跡
昨年は12番人気ながら上がり最速の脚で差し切り重賞初勝利を挙げた。
その後は勝ち切れていないものの、有馬記念4着やクイーンステークス5着などコンスタントに走っている。
2006年、2007年を制したデアリングハート以来の連覇なるか。
ディヴィーナ・5歳牝馬
父:モーリス
母:ヴィルシーナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・豊橋ステークス
馬名の由来:神がかっている(西)
勝ち切れなかったものの、中京記念と関屋記念で連続2着となり一時期の不調は完全に脱した。
マイルを超える距離は2021年6月の1勝クラス(3着)以来となるが、今の勢いなら克服できそう。
ライラック・4歳牝馬
父:オルフェーヴル
母:ヴィーヴァブーケ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・フェアリーステークス
馬名の由来:北海道の代表的な花の名
春の3戦は強豪牡馬に跳ね返され結果が残せなかった。
牝馬同士ならもっとやれていい。
ルージュスティリア・4歳牝馬
父:ディープインパクト
母:ドライヴンスノー
母父:Storm Cat
主な勝鞍:2023年・長篠ステークス
馬名の由来:冠名+氷柱(ラテン語)。母名より連想
前走の中京記念では4角で躓く不利が響いて3着ともったいない競馬になってしまった。
ただ、重賞クラスの力があるところは見せてくれたので挽回してくれるはず。
ルージュエヴァイユ・4歳牝馬
父:ジャスタウェイ
母:ナッシングバットドリームズ
母父:Frankel
主な勝鞍:2022年・ユートピアステークス
馬名の由来:冠名+覚醒(仏)
エプソムカップで2着に入り改めて素質の高さを示した。
脚質に幅が出るなど収穫の多かった一戦を糧にさらなる飛躍を。
コスタボニータ・4歳牝馬
父:イスラボニータ
母:レディイン
母父:Kendor
主な勝鞍:2023年・初音ステークス
馬名の由来:美しい海岸(西)。父名より連想
阪神牝馬ステークス、クイーンステークスで3着の実績あり。
東京1800mは得意な舞台。
プレサージュリフト・4歳牝馬
父:ハービンジャー
母:シュプリームギフト
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・クイーンカップ
馬名の由来:バレエにおける高難度のリフトのひとつ
今年の2戦はいずれもG3戦で3着と好走。
関屋記念に出走予定だったが、体調面を考慮し回避しているだけにその影響はあるのか。
府中牝馬ステークス2023の予想オッズ
2023年・府中牝馬ステークスの予想オッズはこのように予想しています。
川田騎手とのコンビで重賞初制覇を目指すルージュスティリアが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ルージュスティリア(4.0)
- ディヴィーナ(5.0)
- シンリョクカ(6.0)
- ストーリア(7.5)
- ルージュエヴァイユ(8.0)
- イズジョーノキセキ(11.0)
- プレサージュリフト(13.0)
- コスタボニータ(16.5)
- ライラック(18.0)
- フィアスプライド(21.0)
- アンドヴァラナウト(36.0)
- エリカヴィータ(☆)
- ファユエン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
府中牝馬ステークスの日程・賞金
2023年10月14日(土)東京競馬場
格:G2 1着本賞金:5,500万円
年齢:3歳以上牝馬 距離:1,800m(芝・左)
府中牝馬ステークスの1着馬にはG1・エリザベス女王杯への優先出走権が与えられる。
府中牝馬ステークス・プレイバック
2018年の府中牝馬ステークスを制したのは『ディアドラ(Deirdre)』。上がり32秒3の決め手でライバルたちを差し切り4つ目の重賞タイトルを手にした。その後は海外を主戦場にしG1・ナッソーステークスを制し、凱旋門賞挑戦することとなる。
2着にはクビ差でリスグラシュー、さらに1/2馬身差の3着にはフロンテアクイーンが入った。
1着:ディアドラ
2着:リスグラシュー(クビ)
3着:フロンテアクイーン(1/2馬身)
4着:ジュールポレール(1-1/4馬身)
5着:クロコスミア(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1.44.7
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良