凱旋門賞は2022年10月2日にフランス・パリロンシャン競馬場で行われるヨーロッパの芝・最強馬決定戦。凱旋門賞は2022年で第101回を迎え、昨年はトルカータータッソが制した。出走予定馬・オッズ・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2022年・凱旋門賞の出走予定馬をチェック
2022年・凱旋門賞の枠順が発表されました。
日本から参戦するタイトルホルダーが馬番11番ゲート番10番、ドウデュースは馬番19番ゲート番3番、ディープボンドは馬番6番ゲート番5番、ステイフーリッシュは馬番8番ゲート番20番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2022年・凱旋門賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ドウデュース・3歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母父:Vindication
主な勝鞍:2022年・日本ダービー
馬名の由来:する+テニス用語(勝利目前の意味)
武豊騎手とのコンビで日本ダービーを制したドウデュースが参戦を表明している。
松島オーナーの悲願、「武豊騎手と凱旋門賞を勝つ」が実現するか?
タイトルホルダー・4歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
主な勝鞍:2022年・宝塚記念
馬名の由来:選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので
昨年の菊花賞制覇を皮切りに、今年に入り天皇賞春を7馬身差圧勝、さらに宝塚記念を驚愕レコードVなど充実著しい4歳馬。
希望溢れる先行力で世界を驚かせてほしい。
ディープボンド・5歳牡馬
父:キズナ
母:ゼフィランサス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・阪神大賞典
馬名の由来:深い絆
昨年は前哨戦のフォワ賞を制すも、凱旋門賞は馬場に苦しみ14着と大敗した。
今年は川田将雅騎手とのコンビで前哨戦を使わず直行で挑戦することが発表された。
ステイフーリッシュ・7歳牡馬
父:ステイゴールド
母:カウアイレーン
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・ドバイゴールドカップ
馬名の由来:常識に囚われるな。有名なスピーチから。父名より連想
今年の春に海外重賞を連勝したステイフーリッシュがルメール騎手とのコンビで参戦することが表明された。
凱旋門賞と相性がいいステイゴールド産駒が台風の目となるか。
ルクセンブルク・3歳牡馬
父:Camelot
母:Attire
母父:Danehill Dancer
主な成績:2022年・愛チャンピオンステークス(1着)
2歳時にフューチュリティトロフィーを制し、3歳になって愛チャンピオンステークスを制した。
2400m戦は未知の距離だが、斤量が軽いアドバンテージを生かせそう。
アルピニスタ・5歳牝馬
父:Frankel
母:Alwilda
母父:Hernando
主な成績:2022年・ヨークシャーオークス(1着)
ヨークシャーオークスやバイエルン大賞などG1・5連勝中のアルピニスタも注目の一頭。
2400m戦ではまったく崩れていない。
トルカータータッソ・5歳牡馬
父:Adlerflug
母:Tijuana
母父:Toylsome
主な成績:2021年・凱旋門賞(1着)
昨年の覇者。
今年もキングジョージ2着など力は健在。
エネイブル以来の連覇なるか。
ヴァデニ・3歳牡馬
父:Churchill
母:Vaderana
母父:Monsun
主な成績:2022年・仏ダービー(1着)
地元フランスの大将格・ヴァデニ。
スミヨン騎手とのコンビは日本馬にとって脅威となる。
オネスト・3歳牡馬
父:Frankel
母:Onshore
母父:Sea The Stars
主な成績:2022年・パリ大賞(1着)
パリ大賞の勝ち馬で、前走の愛チャンピオンステークスでも2着に入っている。
ウエストオーバー・3歳牡馬
父:Frankel
母:Mirabilis
母父:Lear Fan
主な成績:2022年・愛ダービー(1着)
英ダービーでは前が詰まり3着に敗れたものの、続く愛ダービーでは鬱憤を晴らすかのような圧勝でG1初制覇を果たしている。
キングジョージでは暴走気味に先行し6頭中5着に沈んだのは気がかりだが…。
凱旋門賞2022のオッズ
2022年・凱旋門賞のWilliam Hillで発表されているオッズです。
実際のオッズとは違いますが、ブックメーカーがどの馬を評価しているか参考にしてください。
- Alpinista(6.0)
- Luxembourg(6.0)
- Torquator Tasso(8.0)
- Vadeni(10.0)
- Titleholder・タイトルホルダー(11.0)
- Westover(11.0)
- Onesto(13.0)
- La Parisienne(15.0)
- Al Hakeem(34.0)
- Mishriff(34.0)
- Do Deuce・ドウデュース(34.0)
- Verry Elleegant(41.0)
- Mostahdaf(41.0)
- Mare Australis(41.0)
- Mendocino(51.0)
- Bubble Gift(67.0)
- Broome(67.0)
- True Testament(67.0)
- Grand Glory(67.0)
- West Wind Blows(67.0)
- Stay Foolish・ステイフーリッシュ(67.0)
- Deep Bond・ディープボンド(67.0)
- Sealiway(81.0)
- Alenquer(101.0)
- Le Destrier(501.0)
☆印は50倍以上と予想しています。
凱旋門賞のテレビ放送・馬券について
凱旋門賞はグリーンチャンネル&フジテレビで放送されます。
10月2日(日曜)22時00分から24時00分(予定)【無料放送】
進行:大澤 幹朗、田中 歩
解説:合田 直弘、木南 友輔
実況:小塚 歩
10月2日(日曜)22時00分から24時40分(予定)
注記:番組内にて凱旋門賞(G1)を生中継します。
2022年の凱旋門賞はJRAから発売されることが発表されています。
インターネット投票とUMACA投票(キャッシュレス)にて発売されます。
「即PAT会員」および「A-PAT会員」が対象となります。
発売開始時刻:10月2日(日曜)7時00分
発売締切時刻:発走予定時刻の2分前
当日に中央競馬の発売を行う「UMACA投票導入済み事業所」が対象となります。
発売開始時刻:10月2日(日曜)各事業所の発売開始時刻
発売締切時刻:10月2日(日曜)営業終了時刻まで
発売開始および締切時刻は、事業所により異なりますのでご注意ください。
凱旋門賞の賞金・日程
2022年10月2日(日)フランス・ロンシャン競馬場
総賞金:5,000,000ユーロ(約6億5,000万円)
1着賞金:2,857,000ユーロ(約3億8,000万円)
年齢:3歳以上 牡・牝 距離:2,400m(芝・右)
これまで多くの日本馬が挑戦してきた。
過去の日本馬の最高着順は2着。
1999年のエルコンドルパサー、2010年のナカヤマフェスタ、2012年・2013年のオルフェーヴルが2着に入っていた。
近年では2012年のオルフェーヴルの2着がもっとも勝利に近づいた年だった。
直線半ばで勝利を確信した人が多かったはず。
今年こそ日本馬の勝利を!
凱旋門賞・プレイバック
2012年の凱旋門賞を制したのは『ソレミア(Solemia)』。鮮やかな末脚で抜け出したオルフェーヴルだったが、残り100mの地点でまさかの失速。追い上げてきたソレミアにクビ差かわされ日本馬の悲願はお預けとなった。
1着:Solemia(ソレミア)
2着:Orfevre(オルフェーヴル)(クビ)
3着:Masterstroke(7馬身)
4着:Haya Landa(1馬身)
5着:Yellow And Green(1/2馬身)
勝ちタイム:2.37.68
勝利騎手:Olivier Peslier