ヴィクトリアマイルは2023年5月14日に東京競馬場で行われる春のマイル女王を決める一戦。ヴィクトリアマイルは2023年で第18回を迎え、昨年はソダシが制した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2023年・ヴィクトリアマイルの結果は!?
2023年のヴィクトリアマイルを制したのは『ソングライン(Songline)』。直線では連覇を狙うソダシを内からアタマ差かわして優勝。2022年の安田記念以来のG1制覇となった。
1着:ソングライン
2着:ソダシ(アタマ)
3着:スターズオンアース(3/4馬身)
4着:ディヴィーナ(1馬身)
5着:サウンドビバーチェ(1-3/4馬身)
勝ちタイム:1:32.2
優勝騎手:戸崎 圭太
馬場:良
2023年・ヴィクトリアマイルの出走予定馬をチェック
2023年・ヴィクトリアマイルの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではスターズオンアースが1枠2番、ソダシは8枠16番、ナミュールは6枠11番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
5月13日にJRAから発表されたヴィクトリアマイルの前日最終オッズです。
1番人気はスターズオンアースが2.8倍、2番人気はソダシで3.3倍、ナミュールが5.4倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年5月11日にJRAより発表されたヴィクトリアマイルに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
(参考:ソングラインは2走前に出走したセントウルステークスでは484kgで出走しており、その時と比べると+23kgとなっております)
2023年のヴィクトリアマイルの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アンドヴァラナウト(吉田隼人)
- イズジョーノキセキ(岩田康誠)
- クリノプレミアム(松岡正海)
- サウンドビバーチェ(松山弘平)
- サブライムアンセム(三浦皇成)
- スタニングローズ(坂井瑠星)
- スターズオンアース(C.ルメール)
- ステラリア(団野大成)
- ソダシ(D.レーン)
- ソングライン(戸崎圭太)
- ディヴィーナ(M.デムーロ)
- ナミュール(横山武史)
- ナムラクレア(浜中俊)
- ララクリスティーヌ(菅原明良)
- ルージュスティリア(川田将雅)
- ロータスランド(横山典弘)
- アヴェラーレ
- アートハウス
- メイケイエール
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・ヴィクトリアマイルのデータ&出走馬紹介動画です。
2023年・ヴィクトリアマイルの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ソダシ・5歳牝馬
父:クロフネ
母:ブチコ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・ヴィクトリアマイル
馬名の由来:純粋、輝き(サンスクリット)
この春はヴィクトリアマイルから安田記念参戦を予定している。
白毛のヒロインがさらなるビッグタイトル獲得を目指して。
スターズオンアース・4歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:サザンスターズ
母父:Smart Strike
主な勝鞍:2022年・オークス
馬名の由来:地球上の星
2022年の最優秀3歳牝馬・スターズオンアースが参戦を表明。
今年初戦となった大阪杯ではハナ差の2着ながら負けて強しの内容だった。
直線の長い東京コースなら楽しみ一杯。
ソングライン・5歳牝馬
父:キズナ
母:ルミナスパレード
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2022年・安田記念
馬名の由来:オーストラリアに伝わる道の名。祖先の足跡
昨年の安田記念勝ち馬。
連覇を狙った1351ターフスプリントでは10着と大敗しており影響は如何ほどか。
ナミュール・4歳牝馬
父:ハービンジャー
母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2022年・チューリップ賞
馬名の由来:サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市。母名より連想
東京新聞杯では牡馬相手に2着とマイル適性の高さを見せた。
今度こそG1タイトルを手にしたい。
ナムラクレア・4歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:サンクイーンII
母父:Storm Cat
主な勝鞍:2023年・シルクロードステークス
馬名の由来:冠名+女性名より
近走は1200m戦ばかりだが、もともと桜花賞3着などマイル戦でも実績あり。
挑戦の先に栄光はあるのか。
スタニングローズ・4歳牝馬
父:キングカメハメハ
母:ローザブランカ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2022年・秋華賞
馬名の由来:魅力的な薔薇
中山記念の疲れが取れきれなかったため大阪杯をパスしてヴィクトリアマイル参戦を決めた。
マイル戦は久々となるが2勝を挙げており適性は十分にある。
ルージュスティリア・4歳牝馬
父:ディープインパクト
母:ドライヴンスノー
母父:Storm Cat
主な勝鞍:2023年・長篠ステークス
馬名の由来:冠名+氷柱(ラテン語)。母名より連想
アートハウスが回避したため引き続き川田騎手が騎乗してもらえることに。
引き寄せた運を最大限に生かせ。
クリノプレミアム・6歳牝馬
父:オルフェーヴル
母:ダンシングクイーン
母父:Giant’s Causeway
主な勝鞍:2022年・中山牝馬ステークス
馬名の由来:冠名+賞
主な回避馬
メイケイエール・5歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:シロインジャー
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2022年・京王杯スプリングカップ
馬名の由来:冠名+応援
10日の最終追い切りを無事に済ませたが、11日の朝になりフレグモーネを発症したため予定していたヴィクトリアマイルは回避する。
今後は厩舎で治療を行い、放牧に出される予定。
アートハウス・4歳牝馬
父:スクリーンヒーロー
母:パールコード
母父:ヴィクトワールピサ
主な勝鞍:2022年・ローズステークス
馬名の由来:アートハウス
ヴィクトリアマイルに出走予定だったアートハウスは左腸骨々折したことが判明したため回避を決めた。
今後は6カ月以上の休養を要する見込み。
ウインシャーロット・5歳牝馬
父:スクリーンヒーロー
母:マリアヴェロニカ
母父:ジャングルポケット
主な勝鞍:2022年・オーロカップ
馬名の由来:冠名+女性名
左前脚に繋じん帯炎を発症。
全治6か月を要する見込み。
前哨戦・参考レース
1着:アートハウス
2着:アイコンテーラー(1-3/4馬身)
3着:マリアエレーナ(1-1/4馬身)
勝ちタイム:2:03.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:重
1着:ウインカーネリアン
2着:ナミュール(アタマ)
3着:プレサージュリフト(クビ)
勝ちタイム:1:31.8
優勝騎手:三浦 皇成
馬場:良
1着:ララクリスティーヌ
2着:ウインシャーロット(ハナ)
3着:ロータスランド(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1:20.4
優勝騎手:菅原 明良
馬場:良
1着:ファストフォース
2着:ナムラクレア(1馬身)
3着:トゥラヴェスーラ(1/2馬身)
勝ちタイム:1:11.5
優勝騎手:団野 大成
馬場:不良
1着:サウンドビバーチェ
2着:サブライムアンセム(1-1/4馬身)
3着:コスタボニータ(クビ)
勝ちタイム:1:33.9
優勝騎手:浜中 俊
馬場:稍重
1着:ステラリア
2着:ビッグリボン(ハナ)
3着:クリノプレミアム(アタマ)
勝ちタイム:1:47.9
優勝騎手:団野 大成
馬場:良
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2023年・ヴィクトリアマイルの出走馬参考レース動画です。
出走予定馬の過去のレースを振り返り、馬券の参考にしよう!
ヴィクトリアマイル2023の予想オッズ
2023年・ヴィクトリアマイルの予想オッズはこのように予想しています。
昨年の2冠馬でルメール騎手とのコンビで挑むスターズオンアースが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- スターズオンアース(2.0)
- ソダシ(4.5)
- ナミュール(7.5)
- ソングライン(11.0)
- ナムラクレア(14.5)
- スタニングローズ(22.5)
- ルージュスティリア(24.5)
- サウンドビバーチェ(28.0)
- ララクリスティーヌ(30.0)
- ステラリア(33.5)
- ロータスランド(40.5)
- クリノプレミアム(62.0)
- イズジョーノキセキ(81.0)
- アンドヴァラナウト(86.5)
- サブライムアンセム(☆)
- ディヴィーナ(☆)
☆印は100倍以上と予想しています。
ヴィクトリアマイルの日程・賞金
2023年5月14日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億3,000万円
年齢:4歳以上牝馬 距離:1,600m(芝・左)
中2週と間隔が詰まるが再び東京1600mが舞台設定の安田記念が開催される。
過去にヴィクトリアマイルと安田記念を同一年度で連勝した馬は2009年のウオッカのみとなっている。
ヴィクトリアマイル・プレイバック
2020年のヴィクトリアマイルを制したのは『アーモンドアイ(Almond Eye)』。ルメール騎手が手綱を執った1番人気のアーモンドアイが直線で他馬を圧倒する末脚を披露。後続を突き放す圧勝劇でG1・7勝目を挙げた。その後、アーモンドアイは天皇賞秋、ジャパンカップも制しG1・9勝の新記録で有終の美を飾った。
2着には4馬身差でサウンドキアラ、さらにクビ差の3着にはノームコアが入った。
1着:アーモンドアイ
2着:サウンドキアラ(4馬身)
3着:ノームコア(クビ)
4着:トロワゼトワル(1/2馬身)
5着:ダノンファンタジー(1/2馬身)
勝ちタイム:1.30.6
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良