ヴィクトリアマイルは2020年5月17日に東京競馬場で行われる春のマイル女王を決める一戦。ヴィクトリアマイルは2020年で第15回を迎え、昨年はノームコアが制した。出走予定馬・予想オッズ・賞金・日程・昨年の結果などをチェックしてみよう。
目次
2020年・ヴィクトリアマイルの結果は!?
2020年のヴィクトリアマイルを制したのは『アーモンドアイ(Almond Eye)』。ルメール騎手が手綱を執った1番人気のアーモンドアイが直線で他馬を圧倒する末脚を披露。後続を突き放す圧勝劇でG1・7勝目を挙げた。
2着には4馬身差でサウンドキアラ、さらにクビ差の3着にはノームコアが入った。
1着:アーモンドアイ
2着:サウンドキアラ(4馬身)
3着:ノームコア(クビ)
4着:トロワゼトワル(1/2馬身)
5着:ダノンファンタジー(1/2馬身)
勝ちタイム:1.30.6
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
2020年・ヴィクトリアマイルの出走予定馬をチェック
2020年・ヴィクトリアマイルの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではアーモンドアイが6枠12番、サウンドキアラは8枠18番、ラヴズオンリーユーは1枠1番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
4枠8番のディメンシオンは右前肢跛行のため、5枠9番のセラピアはフレグモーネのため出走取消となりました。
3枠6番のトーセンブレスは大野拓弥騎手が負傷のため柴田善臣騎手に乗り替わる。
5月16日にJRAから発表されたヴィクトリアマイルの前日最終オッズです。
1番人気はアーモンドアイで1.7倍、2番人気はラヴズオンリーユーが8.0倍、3番人気にはプリモシーンが10.2倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2020年5月14日にJRAより発表されたヴィクトリアマイルに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2020年・ヴィクトリアマイルの出走予定馬を掲載しています。(カッコの中は想定騎手)
フルゲートは18頭となっています。
- アーモンドアイ(C.ルメール)
- アルーシャ(北村宏司)
- コントラチェック(武豊)
- サウンドキアラ(松山弘平)
- サトノガーネット(吉田豊)
- シゲルピンクダイヤ(和田竜二)
- シャドウディーヴァ(池添謙一)
- スカーレットカラー(石橋脩)
- セラピア(田辺裕信)
- ダノンファンタジー(川田将雅)
- ディメンシオン(松田大作)
- トロワゼトワル(三浦皇成)
- トーセンブレス(大野拓弥)
- ノームコア(横山典弘)
- ビーチサンバ(福永祐一)
- プリモシーン(D.レーン)
- メジェールスー(岡田祥嗣)
- ラヴズオンリーユー(M.デムーロ)
- テーオービクトリー(太宰啓介)
2020年・ヴィクトリアマイルの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
アーモンドアイ・5歳牝馬
父:ロードカナロア
母:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2019年・ドバイターフ
馬名の由来:美人とされる顔の目の形
現役最強牝馬がヴィクトリアマイル参戦を表明。
引き続きルメール騎手とのコンビで7つ目のG1タイトルを狙う。
ノームコア・5歳牝馬
父:ハービンジャー
母:クロノロジスト
母父:クロフネ
主な勝鞍:2019年・ヴィクトリアマイル
馬名の由来:究極の普通
昨年のマイル女王が連覇を狙う。
東京マイルは2戦2勝と相性抜群。
ラヴズオンリーユー・4歳牝馬
父:ディープインパクト
母:ラヴズオンリーミー
母父:Storm Cat
主な勝鞍:2019年・オークス
馬名の由来:みんなへの愛を込めて。母名より連想
今年初戦にドバイシーマクラシック参戦を予定していたが中止の憂き目にあう。
馬の状態次第でヴィクトリアマイル挑戦も。
サウンドキアラ・5歳牝馬
父:ディープインパクト
母:サウンドバリアー
母父:アグネスデジタル
主な勝鞍:2020年・阪神牝馬ステークス
馬名の由来:冠名+「輝く」の意味を持つ人名より
今年に入り重賞三連勝と本格化。
四連勝でG1奪取なるか。
ダノンファンタジー・4歳牝馬
父:ディープインパクト
母:ライフフォーセール
母父:Not For Sale
主な勝鞍:2018年・阪神ジュベナイルフィリーズ
馬名の由来:冠名+幻想。幻想的な走りを期待して
2歳女王に輝くものの3歳クラシック路線では無冠に終わった。
得意のマイルで復活を。
スカーレットカラー・5歳牝馬
父:ヴィクトワールピサ
母:ヴェントス
母父:ウォーエンブレム
主な勝鞍:2019年・府中牝馬ステークス
馬名の由来:鮮やかな紅色
東京コースは彼女の決め手がもっとも生きるベストコース。
シゲルピンクダイヤ・4歳牝馬
父:ダイワメジャー
母:ムーンライトベイ
母父:High Chaparral
主な勝鞍:2018年・2歳未勝利
馬名の由来:冠名+宝石名「ピンクダイヤ」
最後の脚は世代屈指。
コントラチェック・4歳牝馬
父:ディープインパクト
母:リッチダンサー
母父:Halling
主な勝鞍:2019年・ターコイズステークス
馬名の由来:ダンスステップの一種。母名より連想
ターコイズステークスでは古馬を下し2つ目の重賞タイトルを獲得。
4歳になりさらなる成長を。
トロワゼトワル・5歳牝馬
父:ロードカナロア
母:セコンドピアット
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2019年・京成杯オータムハンデキャップ
馬名の由来:三ツ星(仏)
芝1600mの日本レコードホルダー。
東京コースで三ツ星の走りを見せられるか。
プリモシーン・5歳牝馬
父:ディープインパクト
母:モシーン
母父:Fastnet Rock
主な勝鞍:2018年・関屋記念
馬名の由来:最高(伊)+場面
昨年はクビ差の2着と涙をのんだ。
悔しさをバネに。
主な回避馬
グランアレグリア・4歳牝馬
父:ディープインパクト
母:タピッツフライ
母父:Tapit
主な勝鞍:2019年・桜花賞
馬名の由来:大歓声(西)
放牧先で熱発し調整に狂いが生じたためヴィクトリアマイルを回避。
今後は安田記念に直行する。
前哨戦
1着:コントラチェック
2着:エスポワール(1-3/4馬身)
3着:シゲルピンクダイヤ(2馬身)
勝ちタイム:1.32.2
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:プリモシーン
2着:シャドウディーヴァ(1/2馬身)
3着:クリノガウディー(ハナ)
勝ちタイム:1.33.0
優勝騎手:M.デムーロ
馬場:良
1着:サウンドキアラ
2着:プールヴィル(1-1/4馬身)
3着:メイショウグロッケ(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1.23.2
優勝騎手:松山 弘平
馬場:重
1着:サウンドキアラ
2着:スカーレットカラー(1-1/2馬身)
3着:ディメンシオン(クビ)
勝ちタイム:1.32.9
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良
ヴィクトリアマイル2020の予想オッズ
2020年・ヴィクトリアマイルの予想オッズはこのように予想しています。
ルメール騎手とのコンビで7つ目のG1タイトルを狙うアーモンドアイが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- アーモンドアイ(1.6)
- サウンドキアラ(5.0)
- ラヴズオンリーユー(6.0)
- ノームコア(11.0)
- プリモシーン(15.0)
- スカーレットカラー(20.0)
- コントラチェック(22.0)
- ダノンファンタジー(25.0)
- ビーチサンバ(30.0)
- シゲルピンクダイヤ(45.0)
- セラピア(☆)
- シャドウディーヴァ(☆)
- ディメンシオン(☆)
- アルーシャ(☆)
- トロワゼトワル(☆)
- メジェールスー(☆)
- サトノガーネット(☆)
- テーオービクトリー(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
ヴィクトリアマイルの日程・賞金
2020年5月17日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億500万円
年齢:4歳以上牝馬 距離:1,600m(右・左)
ヴィクトリアマイル・プレイバック
2019年のヴィクトリアマイルを制したのは『ノームコア(Normcore)』。短期免許で来日中のレーン騎手に導かれレコードタイムでG1初制覇を果たした。
2着にはクビ差でプリモシーン、さらに半馬身差の3着にはクロコスミアが入った。
1着:ノームコア
2着:プリモシーン(クビ)
3着:クロコスミア(1/2馬身)
4着:ラッキーライラック(ハナ)
5着:アエロリット(1-1/2馬身)
勝ちタイム:1.30.5(レコード)
優勝騎手:D.レーン
馬場:良