チューリップ賞は2022年3月5日に阪神競馬場で行われる桜花賞への最重要ステップレース。チューリップ賞は2022年で第29回を迎え、昨年はメイケイエールとエリザベスタワーが同着で優勝した。チューリップ賞の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2022年・チューリップ賞の結果は!?
2022年のチューリップ賞を制したのは『ナミュール(Namur)』。前走の悔しさを晴らす鋭い決め手で差し切り重賞初V。桜花賞へ向けて最高のスタートを切った。
1着:ナミュール
2着:ピンハイ(1-1/2馬身)
3着:サークルオブライフ(クビ)
4着:サウンドビバーチェ(クビ)
5着:ウォーターナビレラ(3/4馬身)
勝ちタイム:1.33.2
優勝騎手:横山 武史
馬場:良
2022年・チューリップ賞の出走予定馬をチェック
2022年・チューリップ賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではサークルオブライフが2枠3番、ナミュールは4枠6番、ウォーターナビレラは5枠9番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2022年のチューリップ賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アンジェリーナ(横山典弘)
- ウォーターナビレラ(武豊)
- オーソレミオ(横山和生)
- サウンドビバーチェ(石橋脩)
- サークルオブライフ(M.デムーロ)
- ジャマン(松山弘平)
- シークルーズ(三浦皇成)
- ステルナティーア(福永祐一)
- スプリットザシー(団野大成)
- ツッチーフェイス(小沢大仁)
- ナミュール(横山武史)
- ピンハイ(高倉稜)
- ラリュエル(川田将雅)
- ルピナスリード(池添謙一)
- ルージュスティリア(岩田望来)
- ホウオウバニラ(未定)
2022年・チューリップ賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
サークルオブライフ・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:シーブリーズライフ
母父:アドマイヤジャパン
主な勝鞍:2021年・阪神ジュベナイルフィリーズ
馬名の由来:命の輪。母名、母母名より連想
2歳女王が参戦予定。
マイル戦は3戦3勝。
女王の座は譲らない。
ウォーターナビレラ・3歳牝馬
父:シルバーステート
母:シャイニングサヤカ
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2021年・ファンタジーステークス
馬名の由来:冠名+蝶々のように羽ばたく(ハングル)
ファンタジーステークスで重賞勝利を果たし、阪神ジュベナイルフィリーズでも0.2秒差の3着と健闘した。
引き続き武豊騎手とのコンビで前哨戦に挑む。
ステルナティーア・3歳牝馬
父:ロードカナロア
母:ラルケット
母父:ファルブラヴ
主な勝鞍:2021年・2歳新馬
馬名の由来:イタリア、プッリャ州にある自治体
サウジアラビアロイヤルカップ2着の実績あり。
前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは初遠征の影響もあってか馬体重が-10kgと大幅に減っていた。
2度目の遠征を無事こなせればもっと走れる。
ナミュール・3歳牝馬
父:ハービンジャー
母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2021年・赤松賞
馬名の由来:サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市。母名より連想
1番人気で挑んだ阪神ジュベナイルフィリーズは上がり最速タイムで追い込むも0.2秒差の4着に敗れた。
新コンビとなる横山武史騎手を背に重賞制覇を狙う。
サウンドビバーチェ・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:スクービドゥー
母父:Johan Cruyff
主な勝鞍:2022年・菜の花賞
馬名の由来:冠名+快速に(音楽用語)
菜の花賞を制し2勝目を挙げた。
バネの利いたいい走りが魅力。
ラリュエル・3歳牝馬
父:ディープインパクト
母:カウアイレーン
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2021年・2歳新馬
馬名の由来:小道(仏)
クイーンカップでは0.4秒差の4着。
初コンビとなる川田騎手と桜の切符を狙う。
シークルーズ・3歳牝馬
父:モーリス
母:ベストクルーズ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2022年・春菜賞
馬名の由来:海+母名の一部
春菜賞で2勝目をゲット。
G1・阪神ジュベナイルフィリーズ12着のリベンジへ。
ルピナスリード・3歳牝馬
父:ダイワメジャー
母:ルパンII
母父:Medaglia d’Oro
主な勝鞍:2021年・2歳未勝利
馬名の由来:マメ科の植物+母母名の一部。大いなる活躍を期待して。母名より連想
エルフィンステークス4着馬。
オーソレミオ・3歳牝馬
父:ディープインパクト
母:レディオブキャメロット
母父:モンジュー
主な勝鞍:2022年・3歳未勝利
馬名の由来:ナポリ民謡名
アンジェリーナ・3歳牝馬
父:レッドスパーダ
母:チラリ
母父:チチカステナンゴ
主な勝鞍:2022年・3歳未勝利
馬名の由来:人名より
主な回避馬
ロン・3歳牝馬
父:シルバーステート
母:アモーレヴォレ
母父:アグネスデジタル
主な勝鞍:2021年・野路菊ステークス
馬名の由来:円形(仏)
新馬、野路菊ステークスを圧勝で連勝していたロンだったが右前脚屈腱炎を発症。
予定していたチューリップ賞を回避し休養に充てる。
秋ごろ復帰の予定あり。
チューリップ賞2022の予想オッズ
2022年・チューリップ賞の予想オッズはこのように予想しています。
M.デムーロ騎手とのコンビで今年の初戦を迎える2歳女王サークルオブライフが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- サークルオブライフ(1.7)
- ナミュール(3.5)
- ウォーターナビレラ(4.5)
- ステルナティーア(12.0)
- ルージュスティリア(20.0)
- アンジェリーナ(46.5)
- ラリュエル(☆)
- サウンドビバーチェ(☆)
- オーソレミオ(☆)
- ルピナスリード(☆)
- スプリットザシー(☆)
- シークルーズ(☆)
- ジャマン(☆)
- ツッチーフェイス(☆)
- ホウオウバニラ(☆)
- ピンハイ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
チューリップ賞の日程・賞金
2022年3月5日(土)阪神競馬場
格:G2 1着本賞金:5,200万円
年齢:3歳牝馬 距離:1,600m(芝・右)
チューリップ賞は3着までの馬に桜花賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。
本番の桜花賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。
毎年豪華メンバーがそろうこともあり、2018年からG2に格上げとなった。
近年ではウオッカやブエナビスタといった歴史的名馬や、チューリップ賞後に春のクラシックを勝つハープスターやシンハライトなどといった馬が勝ち馬に名を連ねる。
チューリップ賞・プレイバック
2018年のチューリップ賞を制したのは『ラッキーライラック(Lucky Lilac)』。1.8倍の人気に応える走りで快勝。2歳女王の貫録を見せつけた。
その後の牝馬クラシックはアーモンドアイの後塵を拝したが、古馬になりエリザベス女王杯を連覇し大阪杯を制すなど世代を代表する活躍を見せた。
1着:ラッキーライラック
2着:マウレア(2馬身)
3着:リリーノーブル(クビ)
4着:サラキア(2馬身)
5着:レッドランディーニ(クビ)
勝ちタイム:1.33.4
優勝騎手:石橋 脩
馬場:良