チューリップ賞は2023年3月4日に阪神競馬場で行われる桜花賞への最重要ステップレース。チューリップ賞は2023年で第30回を迎え、昨年はナミュールが優勝した。チューリップ賞の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・チューリップ賞の出走予定馬をチェック
2023年・チューリップ賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではドゥーラが4枠8番、キタウイングは1枠2番、ペリファーニアは8枠17番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2023年のチューリップ賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アリスヴェリテ(坂井瑠星)
- アンリーロード(池添謙一)
- エクローサ(藤岡康太)
- カフジキアッキエレ(国分恭介)
- キタウイング(杉原誠人)
- コナコースト(鮫島克駿)
- サーマルソアリング(岩田望来)
- ダルエスサラーム(幸英明)
- ドゥーラ(戸崎圭太)
- バースクライ(浜中俊)
- ペリファーニア(横山武史)
- マラキナイア(松山弘平)
- モズメイメイ(武豊)
- ルカン(横山典弘)
- ルミノメテオール(M.デムーロ)
- レミージュ(荻野極)
- ワレハウミノコ(富田暁)
2023年・チューリップ賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ドゥーラ・3歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:イシス
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・札幌2歳ステークス
馬名の由来:父名より
札幌2歳ステークスの覇者。
阪神ジュベナイルフィリーズでは上がり最速タイムで追い込むも6着どまり。
新コンビとなる戸崎騎手がどんな手綱さばきをみせるか。
キタウイング・3歳牝馬
父:ダノンバラード
母:キタノリツメイ
母父:アイルハヴアナザー
主な勝鞍:2023年・フェアリーステークス
馬名の由来:北+翼
阪神ジュベナイルフィリーズでは大敗したが、重賞2勝の実績は立派。
まだまだ貪欲に勝利を目指す。
モズメイメイ・3歳牝馬
父:リアルインパクト
母:インラグジュアリー
母父:Frankel
主な勝鞍:2023年・こぶし賞
馬名の由来:冠名+人名愛称
こぶし賞では最後まで脚色が衰えず逃げ切りV。
マイル戦は2戦2勝と相性◎。
ペリファーニア・3歳牝馬
父:モーリス
母:ケイティーズハート
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2022年・2歳新馬
馬名の由来:誇り(ギリシャ語)。兄名より連想
エフフォーリアの半妹・ペリファーニアが重賞レースに初参戦する。
兄のようにクラシック戦線で活躍するためにもここでしっかり結果を残したい。
ダルエスサラーム・3歳牝馬
父:ダイワメジャー
母:ザズー
母父:Tapit
主な勝鞍:2023年・紅梅ステークス
馬名の由来:アラビア語で平和の家、平和の地が由来のタンザニア最大の都市名
紅梅ステークスでは好位から抜け出し2勝目を挙げた。
阪神マイルコースは未勝利戦で勝利を挙げている。
チューリップ賞2023の予想オッズ
2023年・チューリップ賞の予想オッズはこのように予想しています。
札幌2歳ステークスの覇者で阪神ジュベナイルフィリーズ6着からの巻き返しを図るドゥーラが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ドゥーラ(2.5)
- キタウイング(4.5)
- ペリファーニア(5.0)
- モズメイメイ(8.0)
- アリスヴェリテ(13.0)
- コナコースト(16.5)
- ルミノメテオール(19.0)
- ダルエスサラーム(25.5)
- バースクライ(28.5)
- アンリーロード(48.0)
- マラキナイア(☆)
- サーマルソアリング(☆)
- カフジキアッキエレ(☆)
- レミージュ(☆)
- エクローサ(☆)
- ルカン(☆)
- ワレハウミノコ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
チューリップ賞の日程・賞金
2023年3月4日(土)阪神競馬場
格:G2 1着本賞金:5,200万円
年齢:3歳牝馬 距離:1,600m(芝・右)
チューリップ賞は3着までの馬に桜花賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。
本番の桜花賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。
毎年豪華メンバーがそろうこともあり、2018年からG2に格上げとなった。
近年ではウオッカやブエナビスタといった歴史的名馬や、チューリップ賞後に春のクラシックを勝つハープスターやシンハライトなどといった馬が勝ち馬に名を連ねる。
チューリップ賞・プレイバック
2018年のチューリップ賞を制したのは『ラッキーライラック(Lucky Lilac)』。1.8倍の人気に応える走りで快勝。2歳女王の貫録を見せつけた。
その後の牝馬クラシックはアーモンドアイの後塵を拝したが、古馬になりエリザベス女王杯を連覇し大阪杯を制すなど世代を代表する活躍を見せた。
1着:ラッキーライラック
2着:マウレア(2馬身)
3着:リリーノーブル(クビ)
4着:サラキア(2馬身)
5着:レッドランディーニ(クビ)
勝ちタイム:1.33.4
優勝騎手:石橋 脩
馬場:良