チューリップ賞は2020年3月7日に阪神競馬場で行われる桜花賞への最重要ステップレース。チューリップ賞は2020年で第27回を迎え、昨年はダノンファンタジーが優勝した。チューリップ賞の出走予定馬・予想オッズ・賞金・日程・昨年の結果などをチェックしてみよう。
2020年・チューリップ賞の結果は!?
2020年のチューリップ賞を制したのは『マルターズディオサ(Maltese Diosa)』。外から鋭く伸びて差し切り勝ち。重賞初制覇を飾った。
2着にはハナ差でクラヴァシュドール、さらに1-1/4馬身差の3着にはレシステンシアが入った。
1着:マルターズディオサ
2着:クラヴァシュドール(ハナ)
3着:レシステンシア(1-1/4馬身)
4着:イズジョーノキセキ(1/2馬身)
5着:スマートリアン(クビ)
勝ちタイム:1.33.3
優勝騎手:田辺 裕信
馬場:良
2020年・チューリップ賞の出走予定馬をチェック
2020年・チューリップ賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではレシステンシアが3枠4番、クラヴァシュドールは1枠1番、ウーマンズハートは5枠7番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2020年・チューリップ賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- イズジョーノキセキ(岩田康誠)
- ウーマンズハート (藤岡康太)
- クラヴァシュドール(M.デムーロ)
- シャンドフルール(武豊)
- ショウリュウハル(松若風馬)
- スマイルカナ(丹内祐次)
- スマートリアン(幸英明)
- チェーンオブラブ(石橋脩)
- ピーエムピンコ(和田竜二)
- フルートフルデイズ(藤岡佑介)
- マルターズディオサ(田辺裕信)
- メデタシメデタシ(坂井瑠星)
- モズアーントモー(松山弘平)
- レシステンシア(北村友一)
- エーポス(池添謙一)
- ギルデッドミラー(福永祐一)
2020年・チューリップ賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
レシステンシア・3歳牝馬
父:ダイワメジャー
母:マラコスタムブラダ
母父:Lizard Island
主な勝鞍:2019年・阪神ジュベナイルフィリーズ
馬名の由来:アルゼンチンにある州都の名。母の生産国より連想
昨年の二歳女王が参戦の可能性を示した。
前哨戦を使うならチューリップ賞で、桜花賞へ直行するかは状態次第とのこと。
マルターズディオサ・3歳牝馬
父:キズナ
母:トップオブドーラ
母父:Grand Slam
主な勝鞍:2019年・サフラン賞
馬名の由来:冠名+女神(西)
阪神ジュベナイルフィリーズでは勝ち馬には五馬身千切られたが2着を死守し賞金を加算した。
賞金的には桜花賞出走が可能なだけにどのような仕上げで参戦してくるか。
クラヴァシュドール・3歳牝馬
父:ハーツクライ
母:パスオブドリームズ
母父:Giant’s Causeway
主な勝鞍:2019年・2歳新馬
馬名の由来:金の鞭(仏)
勝ち星は新馬戦のみだがサウジアラビアロイヤルカップ2着、阪神ジュベナイルフィリーズ3着と重賞でも惜しいレースを続けている。
鞍上にM.デムーロ騎手を新コンビとして迎える予定。
ウーマンズハート・3歳牝馬
父:ハーツクライ
母:レディオブパーシャ
母父:Shamardal
主な勝鞍:2019年・新潟2歳ステークス
馬名の由来:女心
阪神ジュベナイルフィリーズでは彼女本来の末脚を繰り出せず4着どまりだった。
女心は難しい…。
スマイルカナ・3歳牝馬
父:ディープインパクト
母:エーシンクールディ
母父:Distorted Humor
主な勝鞍:2020年・フェアリーステークス
馬名の由来:笑顔+人名
フェアリーステークスでは逃げて直線で後続を突き放すパフォーマンスを見せ圧勝した。
重賞連勝で本番に迎えるか。
シャンドフルール・3歳牝馬
父:キズナ
母:バイコースタル
母父:Gone West
主な勝鞍:2019年・千両賞
馬名の由来:花畑(仏)
千両賞を逃げ切った舞台で重賞制覇を狙う。
チェーンオブラブ・3歳牝馬
父:ハーツクライ
母:フェアエレン
母父:Street Cry
主な勝鞍:2019年・2歳未勝利
馬名の由来:愛の連鎖
フェアリーステークスでは7番人気ながら2着に入り賞金を加算した。
余裕あるローテーションを組むためにもここでも結果が欲しい。
ショウリュウハル・3歳牝馬
父:ジャスタウェイ
母:ショウリュウムーン
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2019年・白菊賞
馬名の由来:冠名+春
11月の白菊賞で2勝目を挙げるも無理せず休養にあてた。
一線級の相手にどこまでやれるか。
スマートリアン・3歳牝馬
父:キズナ
母:スマートオーシャン
母父:Mr. Greeley
主な勝鞍:2019年・2歳未勝利
馬名の由来:冠名+絆(仏)
エルフィンステークス3着馬。
重賞初挑戦でどこまで。
ピーエムピンコ・3歳牝馬
父:リアルインパクト
母:ローズカリーナ
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2020年・3歳未勝利
馬名の由来:冠名+ピンクのバラの娘。母名より連想
チューリップ賞2020の予想オッズ
2020年・チューリップ賞の予想オッズはこのように予想しています。
レコードタイムで二歳女王に輝いているレシステンシアが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- レシステンシア(2.0)
- クラヴァシュドール(4.0)
- ウーマンズハート(5.5)
- スマイルカナ(9.0)
- マルターズディオサ(12.0)
- ギルデッドミラー(20.0)
- シャンドフルール(35.0)
- チェーンオブラブ(45.0)
- ショウリュウハル(☆)
- ピーエムピンコ(☆)
- スマートリアン(☆)
- メデタシメデタシ(☆)
- モズアーントモー(☆)
- イズジョーノキセキ(☆)
- エーポス(☆)
- フルートフルデイズ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
チューリップ賞の日程・賞金
2020年3月7日(土)阪神競馬場
格:G2 1着本賞金:5,200万円
年齢:3歳牝馬 距離:1,600m(芝・右)
チューリップ賞は3着までの馬に桜花賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。
本番の桜花賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。
毎年豪華メンバーがそろうこともあり、2018年からG2に格上げとなった。
近年ではウオッカやブエナビスタといった歴史的名馬や、チューリップ賞後に春のクラシックを勝つハープスターやシンハライトなどといった馬が勝ち馬に名を連ねる。
チューリップ賞・プレイバック
2019年のチューリップ賞を制したのは「ダノンファンタジー(Danon Fantasy)」。二歳女王が1.3倍の断然人気に答え、未勝利から続く連勝を4に伸ばした。
1着:ダノンファンタジー
2着:シゲルピンクダイヤ(1馬身)
3着:ノーブルスコア(ハナ)
4着:ドナウデルタ(アタマ)
5着:シェーングランツ(1-3/4馬身)
勝ちタイム:1.34.1
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良