チューリップ賞は2021年3月6日に阪神競馬場で行われる桜花賞への最重要ステップレース。チューリップ賞は2021年で第28回を迎え、昨年はマルターズディオサが優勝した。チューリップ賞の出走予定馬・予想オッズ・日程・賞金・昨年の結果などをチェックしてみよう。
目次
2021年・チューリップ賞の結果は!?
2021年のチューリップ賞を制したのは『メイケイエール(Meikei Yell)&エリザベスタワー(Elizabeth Tower)』。手に汗握る接戦は長い写真判定の結果同着との判断。3着のストゥーティまでが桜花賞への切符を手にした。
1着同着:メイケイエール
1着同着:エリザベスタワー(同着)
3着:ストゥーティ(クビ)
4着:タガノディアーナ(ハナ)
5着:シャーレイポピー(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1.33.8
優勝騎手:武豊、川田将雅
馬場:稍重
2021年・チューリップ賞の出走予定馬をチェック
2021年・チューリップ賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではメイケイエールが1枠1番、テンハッピーローズは6枠8番、エリザベスタワーは5枠5番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2021年のチューリップ賞の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- エイシンピクセル(団野大成)
- エリザベスタワー(川田将雅)
- シャドウエリス(岩田望来)
- シャーレイポピー(福永祐一)
- ストゥーティ(松山弘平)
- タイニーロマンス(内田博幸)
- タガノディアーナ(和田竜二)
- テンハッピーローズ(池添謙一)
- バリコノユメ(藤懸貴志)
- マリーナ(岩田康誠)
- メイケイエール(武豊)
- レアシャンパーニュ(幸英明)
2021年・チューリップ賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
メイケイエール・3歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:シロインジャー
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2020年・ファンタジーステークス
馬名の由来:冠名+応援
重賞2勝馬で賞金は十分持ち合わせている。
荒ぶる気性を引き続き騎乗する武豊騎手がうまく抑え込めれば。
テンハッピーローズ・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:フェータルローズ
母父:タニノギムレット
主な勝鞍:2020年・2歳新馬
馬名の由来:冠名+幸福+母名の一部
アルテミスステークス3着の実績あり。
ストゥーティ・3歳牝馬
父:モーリス
母:リラヴァティ
母父:ゼンノロブロイ
主な勝鞍:2020年・2歳新馬
馬名の由来:ありがとう(シンハラ語)。母名より連想
ここ2走は1勝クラスで3着続き。
もう一押し欲しい。
バリコノユメ・3歳牝馬
父:ウインバリアシオン
母:サルサファンタジア
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2021年・3歳新馬
馬名の由来:父名より+夢
引き続き藤懸騎手とのコンビで重賞初挑戦。
エリザベスタワー・3歳牝馬
父:Kingman
母:ターフドンナ
母父:Doyen
主な勝鞍:2020年・2歳新馬
馬名の由来:ビッグベンの正式名
1番人気で挑んだエルフィンステークスでは直線で伸び切れずまさかの9着。
格上挑戦で権利を狙う。
鞍上には川田騎手が抜擢された。
レアシャンパーニュ・3歳牝馬
父:エピファネイア
母:ロゼシャンパーニュ
母父:ゼンノロブロイ
主な勝鞍:2020年・2歳新馬
馬名の由来:稀少なシャンパーニュ
こぶし賞では0.2秒差の3着。
マイル経験は豊富。
タガノディアーナ・3歳牝馬
父:リオンディーズ
母:アルーア
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2020年・2歳未勝利
馬名の由来:冠名+ローマ神話に登場する月の女神
主な回避馬
ユーバーレーベン・3歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:マイネテレジア
母父:ロージズインメイ
主な勝鞍:2020年・2歳新馬
馬名の由来:生き残る(独)
チューリップ賞に向けて調整されていたが中間に疝痛を発症したため無理せず回避。
今後はフラワーカップを目標にするとのこと。
チューリップ賞2021の予想オッズ
2021年・チューリップ賞の予想オッズはこのように予想しています。
重賞2勝&G1・4着と断然の実績が光るメイケイエールが1番人気に支持されると予想します。
上位3頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- メイケイエール(1.5)
- テンハッピーローズ(4.5)
- エリザベスタワー(6.5)
- ストゥーティ(12.0)
- タガノディアーナ(15.5)
- シャーレイポピー(28.0)
- マリーナ(35.0)
- レアシャンパーニュ(48.0)
- バリコノユメ(☆)
- タイニーロマンス(☆)
- エイシンピクセル(☆)
- シャドウエリス(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
チューリップ賞の日程・賞金
2021年3月6日(土)阪神競馬場
格:G2 1着本賞金:5,200万円
年齢:3歳牝馬 距離:1,600m(芝・右)
チューリップ賞は3着までの馬に桜花賞の優先出走権が付与されるトライアル戦。
本番の桜花賞と同じコースで行われるため例年有力馬が多く参戦する。
毎年豪華メンバーがそろうこともあり、2018年からG2に格上げとなった。
近年ではウオッカやブエナビスタといった歴史的名馬や、チューリップ賞後に春のクラシックを勝つハープスターやシンハライトなどといった馬が勝ち馬に名を連ねる。
チューリップ賞・プレイバック
2020年のチューリップ賞を制したのは『マルターズディオサ(Maltese Diosa)』。外から鋭く伸びて差し切り勝ち。重賞初制覇を飾った。
2着にはハナ差でクラヴァシュドール、さらに1-1/4馬身差の3着にはレシステンシアが入った。
1着:マルターズディオサ
2着:クラヴァシュドール(ハナ)
3着:レシステンシア(1-1/4馬身)
4着:イズジョーノキセキ(1/2馬身)
5着:スマートリアン(クビ)
勝ちタイム:1.33.3
優勝騎手:田辺 裕信
馬場:良