中山記念は2022年2月27日に中山競馬場で行われる各方面からメンバーが集うG2戦。中山記念は2022年で第95回を迎え、昨年はヒシイグアスが勝利した。中山記念の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2022年・中山記念の結果は!?
2022年の中山記念を制したのは『パンサラッサ(Panthalassa)』。後続に影も踏ませぬ逃走劇で後続を完封。2馬身半の差をつけ悠々逃げ切った。
1着:パンサラッサ
2着:カラテ(2-1/2馬身)
3着:アドマイヤハダル(クビ)
4着:ガロアクリーク(2馬身)
5着:ウインイクシード(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1.46.4
優勝騎手:吉田 豊
馬場:良
2022年・中山記念の出走予定馬をチェック
2022年・中山記念の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではダノンザキッドが8枠15番、アドマイヤハダルは6枠12番、パンサラッサは3枠5番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2月26日にJRAから発表された中山記念の前日最終オッズです。
1番人気はダノンザキッドで2.7倍、2番人気はアドマイヤハダルが5.0倍、3番人気にはパンサラッサが5.5倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2022年の中山記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- アドマイヤハダル(横山武史)
- ウインイクシード(松岡正海)
- カラテ(菅原明良)
- ガロアクリーク(田辺裕信)
- コントラチェック(丸山元気)
- ゴーフォザサミット(北村宏司)
- ソッサスブレイ(柴田大知)
- ダノンザキッド(川田将雅)
- トーラスジェミニ(西村淳也)
- パンサラッサ(吉田豊)
- ヒュミドール(M.デムーロ)
- マルターズディオサ(戸崎圭太)
- ルフトシュトローム(石橋脩)
- レッドサイオン(木幡育也)
- ワールドウインズ(田中勝春)
- ワールドリバイバル(津村明秀)
- エブリワンブラック(未定)
2022年・中山記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ダノンザキッド・4歳牡馬
父:ジャスタウェイ
母:エピックラヴ
母父:Dansili
主な勝鞍:2020年・ホープフルステークス
馬名の由来:冠名+人名愛称
2020年の2歳中距離王が中山記念から始動する。
昨年は勝利こそなかったもののマイルチャンピオンシップや弥生賞で3着に入るなど存在感は示してくれた。
引き続き川田騎手とのコンビで幸先の良いスタートを切りたい。
パンサラッサ・5歳牡馬
父:ロードカナロア
母:ミスペンバリー
母父:モンジュー
主な勝鞍:2021年・福島記念
馬名の由来:かつての地球に存在した唯一の海。父名(海の神)より連想
福島記念を4馬身差で逃げ切ったインパクトは大きかった。
昨年7着の時とは違う姿を見せてくれそうだ。
ヒュミドール・6歳せん馬
父:オルフェーヴル
母:アヴェクトワ
母父:チチカステナンゴ
主な勝鞍:2020年・ノベンバーステークス
馬名の由来:葉巻を保管する為の箱
サウジ遠征も視野に入れていたが最終的には中山記念挑戦を決めた。
重賞は福島記念や小倉記念で2着の実績がある。
鞍上には初コンビとなるM.デムーロ騎手を迎える予定。
カラテ・6歳牡馬
父:トゥザグローリー
母:レディーノパンチ
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2021年・東京新聞杯
馬名の由来:空手
勇退される高橋祥泰調教師にとってラストの重賞挑戦。
最後のチャンスをものにできるか。
アドマイヤハダル・4歳牡馬
父:ロードカナロア
母:スウェアトウショウ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2021年・若葉ステークス
馬名の由来:冠名+ケンタウルス座のベータ星より
皐月賞4着の実績あり。
叩き3走目でさらなる前進を。
コントラチェック・6歳牝馬
父:ディープインパクト
母:リッチダンサー
母父:Halling
主な勝鞍:2021年・オーシャンステークス
馬名の由来:ダンスステップの一種。母名より連想
オーシャンステークスやターコイズステークスなど中山コースで3つの重賞を制している。
定年の藤沢和雄調教師に重賞のプレゼントを。
ウインイクシード・8歳牡馬
父:マンハッタンカフェ
母:イクスキューズ
母父:ボストンハーバー
主な勝鞍:2019年・ワールドオールスタージョッキーズ第2戦
馬名の由来:冠名+限界を超える
昨年の3着馬。
中山は得意コース。
ガロアクリーク・5歳牡馬
父:キンシャサノキセキ
母:ゴールドレリック
母父:Kingmambo
主な勝鞍:2020年・スプリングステークス
馬名の由来:カナダの金鉱山より
このコースはスプリングステークスで重賞制覇した舞台。
久々の実戦でどこまで状態が戻っているか。
トーラスジェミニ・6歳牡馬
父:キングズベスト
母:エリモエトワール
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2021年・七夕賞
馬名の由来:おうし座とふたご座
ルフトシュトローム・5歳牡馬
父:キンシャサノキセキ
母:ハワイアンウインド
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2020年・ニュージーランドトロフィー
馬名の由来:気流(独)
中山記念2022の予想オッズ
2022年・中山記念の予想オッズはこのように予想しています。
マイルチャンピオンシップ3着以来の実戦を迎える2歳中距離王ダノンザキッドが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ダノンザキッド(1.8)
- カラテ(5.0)
- アドマイヤハダル(5.5)
- パンサラッサ(7.5)
- コントラチェック(15.0)
- マルターズディオサ(25.0)
- ガロアクリーク(28.5)
- ウインイクシード(32.0)
- ヒュミドール(36.0)
- トーラスジェミニ(☆)
- ルフトシュトローム(☆)
- ワールドリバイバル(☆)
- レッドサイオン(☆)
- ソッサスブレイ(☆)
- ゴーフォザサミット(☆)
- ワールドウインズ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
中山記念の日程・賞金
2022年2月27日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:6,700万円
年齢:4歳以上 距離:1,800m(芝・右)
中山記念は創設当時は芝3200mで施行されていたり、年2回開催されていたころもあった。現在の1800mに変更されたのは1957年。2017年からは1着馬に大阪杯への優先出走権が与えられる。
過去の勝ち馬にはサクラローレルやサイレンススズカ、ヴィクトワールピサなどの思い出深い馬や、近年ではジャスタウェイ、ヌーヴォレコルト、ドゥラメンテ、ウインブライトといった海外でも活躍したG1馬が勝ち馬に名を連ねる。
中山記念・プレイバック
2019年の中山記念を制したのは「ウインブライト(Win Bright)」。G1馬がズラリと並ぶ豪華メンバーを退け中山記念連覇を果たした。日本国内では中山コースを得意としたがG1にはあと一歩手が届かなかったが、香港でG1を2勝するなど個性的な活躍する馬だった。
1着:ウインブライト
2着:ラッキーライラック(クビ)
3着:ステルヴィオ(アタマ)
4着:スワーヴリチャード(1-1/4馬身)
5着:エポカドーロ(アタマ)
勝ちタイム:1.45.5
優勝騎手:松岡 正海
馬場:良