フォワ賞は2019年9月15日にフランス・パリロンシャン競馬場で行われる古馬限定戦。フォワ賞は2019年で第65回を迎え、凱旋門賞の前哨戦としても有名。昨年はヴァルトガイストが制した。出走予定馬・日程・賞金などをチェックしてみよう。
2019年・フォワ賞の出走予定馬をチェック
2019年・フォワ賞の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
キセキ・5歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2017年・菊花賞
馬名の由来:奇跡
日本からキセキが参戦を表明した。
今年は大阪杯、宝塚記念とG1で連続2着ながら古馬トップクラスの力を見せてくれている。
フランスの馬場にフィットすれば勝負になるはず。
まだ見ぬ日本馬の凱旋門賞制覇へ向け、いい流れを前哨戦で作ってほしい。
鞍上にはC.スミヨン騎手が騎乗する予定となっている。
ヴァルトガイスト・5歳牡馬
父:Galileo
母:Waldlerche
母父:Monsun
主な勝鞍:2019年・ガネー賞
昨年のフォワ賞覇者のヴァルトガイストが今年も参戦する。
今年はガネー賞を勝つなど力は健在。
ウェイトゥパリス・6歳牡馬
父:Champs Elysees
母:Grey Way
母父:Cozzene
主な勝鞍:2019年・モーリスドニュイユ賞
前走G2のモーリスドニュイユ賞で重賞初制覇。
昨年のフォワ賞では4着に敗れている。
シルバーウェーヴ・7歳牡馬
父:Silver Frost
母:Miss Bio
母父:River Mist
主な勝鞍:2016年・サンクルー大賞
2016年にはサンクルー大賞やフォワ賞を制すなど活躍したものの、近年はそこまでの勢いは感じない。
今年はG2のシャンティイ大賞で2着に入った程度だ。
フォワ賞のテレビ放送について
フォワ賞はグリーンチャンネルで放送されますが有料放送となっています。
「ALL IN LINE!~世界の競馬~」内で放送されます。
フォワ賞の日程・賞金
第65回 フォワ賞(Prix Foy)
2019年9月15日(日)フランス・パリロンシャン競馬場
格:G2 1着賞金:74,100ユーロ(約900万円)
年齢:4歳以上牡・牝 距離:2,400m(芝・右)
フォワ賞は今年で65回目を迎える。過去にはアレフランスやモンジューなどといった欧州の名馬などが勝ち馬に名を連ねている。
日本馬では1999年にエルコンドルパサーが、2012・2013年にはオルフェーヴルがフォワ賞を制して凱旋門賞に挑戦した。
他にもナカヤマフェスタやヒルノダムールが2着に入るなど日本馬と相性のいいレースと言える。
昨年はクリンチャーが挑んだが6着と結果を残せなかった。
フォワ賞・プレイバック
2013年のフォワ賞を制したのは「オルフェーヴル(Orfevre)」。楽な手応えで抜け出し、後続に3馬身の差をつける圧勝で前哨戦を飾って見せた。
1着:Orfevre(オルフェーヴル)
2着:Very Nice Name(3馬身)
3着:Pirika(3/4馬身)
4着:Going Somewhere(3/4馬身)
5着:Stellar Wind(ハナ)
勝ちタイム:2.41.47
勝利騎手:Christophe Soumillon
フォワ賞の後には大目標の凱旋門賞が待っている。今年はキセキの他にブラストワンピースとフィエールマンも参戦を表明している。