フェブラリーステークスは2022年2月20日に東京競馬場で行われるダートマイルG1。フェブラリーステークスは2022年で第39回を迎え、昨年はカフェファラオが制した。フェブラリーSの出走予定馬・結果・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2022年・フェブラリーステークスの結果は!?
2022年のフェブラリーステークスを制したのは『カフェファラオ(Cafe Pharoah)』。直線で追いだされるとライバルたちを置き去りにする末脚を炸裂。後続に2馬身半の差をつけコパノリッキー以来の連覇を果たした。
1着:カフェファラオ
2着:テイエムサウスダン(2-1/2馬身)
3着:ソダシ(1/2馬身)
4着:ソリストサンダー(クビ)
5着:タイムフライヤー(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1.33.8
優勝騎手:福永 祐一
馬場:重
2022年・フェブラリーステークスの出走予定馬をチェック
2022年・フェブラリーステークスの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではカフェファラオが3枠6番、レッドルゼルは3枠5番、ソダシは6枠11番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2月19日にJRAから発表されたフェブラリーステークスの前日最終オッズです。
1番人気はソダシで4.7倍、2番人気はレッドルゼルが5.1倍、3番人気にはカフェファラオが5.3倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2022年2月17日にJRAより発表されたフェブラリーステークスに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2022年のフェブラリーステークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- アルクトス(田辺裕信)
- インティ(武豊)
- エアスピネル(M.デムーロ)
- カフェファラオ(福永祐一)
- ケイティブレイブ(菅原明良)
- サンライズノヴァ(松若風馬)
- サンライズホープ(大野拓弥)
- スワーヴアラミス(松田大作)
- ソダシ(吉田隼人)
- ソリストサンダー(戸崎圭太)
- タイムフライヤー(横山武史)
- ダイワキャグニー(三浦皇成)
- テイエムサウスダン(岩田康誠)
- テオレーマ(C.ルメール)
- ミューチャリー(御神本訓史)
- レッドルゼル(川田将雅)
- テーオーケインズ(未定)
- マルシュロレーヌ(未定)
- アナザートゥルース(未定)
- タガノビューティー(未定)
- ブルベアイリーデ(未定)
- カデナ(未定)
- クロパラントゥ(未定)
- ゲンパチフォルツァ(未定)
※:テーオーケインズとマルシュロレーヌはサウジカップに参戦予定。
2022年・フェブラリーステークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
レッドルゼル・6歳牡馬
父:ロードカナロア
母:フレンチノワール
母父:フレンチデピュティ
主な勝鞍:2021年・JBCスプリント
馬名の由来:冠名+熱望(仏)
JBCスプリントを制しダート短距離王に輝いた。
1600mは昨年のフェブラリーステークス(4着)を見てもギリギリの距離。
鞍上の川田騎手と呼吸を合わせて2つ目のビッグタイトルを狙う。
カフェファラオ・5歳牡馬
父:American Pharoah
母:Mary’s Follies
母父:More Than Ready
主な勝鞍:2021年・フェブラリーステークス
馬名の由来:冠名+父名より
前年度覇者。
ここ3戦は敗戦が続いているが、3戦3勝の東京マイル戦なら復活Vの可能性十分。
初コンビとなる福永騎手を背にコパノリッキー以来となる連覇を狙う。
ソダシ・4歳牝馬
父:クロフネ
母:ブチコ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2021年・桜花賞
馬名の由来:純粋、輝き(サンスクリット)
白毛のヒロイン・ソダシがフェブラリーステークスに登録。
出否は未定ながら参戦してくれば注目の的になるはずだ。
テイエムサウスダン・5歳牡馬
父:サウスヴィグラス
母:ムービングアウト
母父:Langfuhr
主な勝鞍:2022年・根岸ステークス
馬名の由来:冠名+父名の一部+父父母名より
前哨戦の根岸ステークスを制し5つ目の重賞タイトルをゲットした。
1600mは2019年の全日本2歳優駿(5着)以来となるだけに、距離克服ができるかがポイントとなりそうだ。
ソリストサンダー・7歳牡馬
父:トビーズコーナー
母:ラヴソースウィート
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2021年・武蔵野ステークス
馬名の由来:独唱者(仏)+雷
同舞台の武蔵野ステークスで2着、1着の成績。
昨年8着のリベンジへ。
アルクトス・7歳牡馬
父:アドマイヤオーラ
母:ホシニイノリヲ
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2021年・マイルCS南部杯
馬名の由来:北斗七星(ギリシャ語)
マイルCS南部杯を連覇中。
フェブラリーステークスは2年連続9着と人気に応えられていない。
今年こそ。
エアスピネル・9歳牡馬
父:キングカメハメハ
母:エアメサイア
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2015年・デイリー杯2歳ステークス
馬名の由来:冠名+タイに伝わる伝説の竜の形をした馬
昨年の2着馬。
喉から手が出るほどタイトルが欲しい。
インティ・8歳牡馬
父:ケイムホーム
母:キティ
母父:Northern Afleet
主な勝鞍:2019年・フェブラリーステークス
馬名の由来:インカ神話の太陽の神
2019年度の覇者。
近年は勝ち切れない競馬が続いているが、2021年もかしわ記念3着やチャンピオンズカップ4着など悪くない競馬を見せている。
テオレーマ・6歳牝馬
父:ジャスタウェイ
母:スターズアラインド
母父:Sea The Stars
主な勝鞍:2021年・JBCレディスクラシック
馬名の由来:定理(西)
新ダート女王のテオレーマが新コンビ・ルメール騎手を背にフェブラリーステークスに参戦する。
牡馬相手にどこまでやれるか。
スワーヴアラミス・7歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ベイトゥベイ
母父:Sligo Bay
主な勝鞍:2022年・東海ステークス
馬名の由来:冠名+物語の登場人物名より
前哨戦の東海ステークスを制し3つ目の重賞タイトルを獲得。
初のマイル戦に戸惑わず流れに乗れれば。
ミューチャリー・6歳牡馬
父:パイロ
母:ゴッドビラブドミー
母父:ブライアンズタイム
主な勝鞍:2021年・JBCクラシック
馬名の由来:お互いに
昨年はJBCクラシックを制し地方馬の意地を見せてくれた。
1999年のメイセイオペラ以来の地方馬Vを目指す。
サンライズノヴァ・8歳牡馬
父:ゴールドアリュール
母:ブライトサファイヤ
母父:サンダーガルチ
主な勝鞍:2019年・マイルCS南部杯
馬名の由来:冠名+新星
1年以上勝ち星から遠ざかっているが、昨年のJBCスプリントでの2着やチャンピオンズカップ5着などハマればしっかり伸びてくる。
5度目のフェブラリーステークスで結果を出せるか。
ケイティブレイブ・9歳牡馬
父:アドマイヤマックス
母:ケイティローレル
母父:サクラローレル
主な勝鞍:2018年・JBCクラシック
馬名の由来:冠名+勇士
2020年に2着の経験あり。
川崎記念を笹川翼騎手とのコンビで挑み、フェブラリーステークスは菅原明良騎手と組む予定。
ダイワキャグニー・8歳せん馬
父:キングカメハメハ
母:トリプレックス
母父:サンデーサイレンス
主な勝鞍:2020年・エプソムカップ
馬名の由来:冠名+人名より
左回り巧者が初のダート戦に参戦。
いきなりG1挑戦でどこまで通用するか。
前哨戦
1着:テーオーケインズ
2着:チュウワウィザード(6馬身)
3着:アナザートゥルース(3/4馬身)
勝ちタイム:1.49.7
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良
1着:スワーヴアラミス
2着:オーヴェルニュ(1/2馬身)
3着:ブルベアイリーデ(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1.51.7
優勝騎手:松田 大作
馬場:良
1着:テイエムサウスダン
2着:ヘリオス(1馬身)
3着:タガノビューティー(1/2馬身)
勝ちタイム:1.23.1
優勝騎手:岩田 康誠
馬場:良
フェブラリーステークス2022の予想オッズ
2022年・フェブラリーステークスの予想オッズはこのように予想しています。
初コンビとなる福永騎手を背に連覇を狙うカフェファラオが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- カフェファラオ(3.5)
- レッドルゼル(4.5)
- ソダシ(6.0)
- ソリストサンダー(8.5)
- エアスピネル(12.0)
- スワーヴアラミス(19.0)
- テイエムサウスダン(30.0)
- インティ(35.0)
- アルクトス(40.0)
- テオレーマ(47.5)
- サンライズホープ(☆)
- ミューチャリー(☆)
- サンライズノヴァ(☆)
- ダイワキャグニー(☆)
- タイムフライヤー(☆)
- ケイティブレイブ(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
フェブラリーステークスの日程・賞金
2022年2月20日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:1億2,000万円
年齢:4歳以上 距離:1,600m(ダート・左)
フェブラリーステークスの1着本賞金は2022年から2000万円増額となり1億2000万円となる。
フェブラリーステークス・プレイバック
2015年のフェブラリーステークスを制したのは『コパノリッキー(Copano Rickey)』。2番手追走から手応え良く直線で抜け出すとそのまま後続を完封。史上初となるフェブラリーステークス連覇を達成した。
その後も帝王賞や東京大賞典などを制し、歴代最多のGI・JpnI競走11勝を制す名馬へと駆け上がっていく。
1着:コパノリッキー
2着:インカンテーション(1/2馬身)
3着:ベストウォーリア(3/4馬身)
4着:グレープブランデー(1/2馬身)
5着:ローマンレジェンド(ハナ)
勝ちタイム:1.36.3
勝利騎手:武豊
馬場:良