スプリンターズステークスは2023年10月1日に中山競馬場で行われる電撃のスプリント戦。スプリンターズSは2023年で第57回を迎え、昨年はジャンダルムが制した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2023年・スプリンターズステークスの結果は!?
2023年のスプリンターズステークスを制したのは『ママコチャ(Mama Cocha)』。直線残り1ハロンで先頭に立つと、追い上げてきたマッドクールをハナ差しのぎ切り優勝。姉・ソダシの背中を追ううれしいG1初勝利となった。
1着:ママコチャ
2着:マッドクール(ハナ)
3着:ナムラクレア(1馬身)
4着:ジャスパークローネ(1馬身)
5着:メイケイエール(ハナ)
勝ちタイム:1:08.0
優勝騎手:川田 将雅
馬場:良
2023年・スプリンターズステークスの出走予定馬をチェック
2023年・スプリンターズステークスの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではナムラクレアが1枠1番、ママコチャは3枠6番、アグリは5枠9番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
9月30日にJRAから発表されたスプリンターズステークスの前日最終オッズです。
1番人気はナムラクレアが3.3倍、2番人気はアグリで5.7倍、ママコチャが7.1倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年9月28日にJRAより発表されたスプリンターズステークスに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2023年のスプリンターズステークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- アグリ(横山典弘)
- ウインマーベル(松山弘平)
- エイシンスポッター(角田大河)
- オールアットワンス(石川裕紀人)
- キミワクイーン(横山武史)
- ジャスパークローネ(団野大成)
- ジュビリーヘッド(北村友一)
- テイエムスパーダ(富田暁)
- ドルチェモア(西村淳也)
- ナムラクレア(浜中俊)
- ナランフレグ(丸田恭介)
- ピクシーナイト(戸崎圭太)
- マッドクール(坂井瑠星)
- ママコチャ(川田将雅)
- メイケイエール(池添謙一)
- モズメイメイ(武豊)
- ジャングロ
- トウシンマカオ
- ボンボヤージ
2023年・スプリンターズステークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ナムラクレア・4歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:サンクイーンII
母父:Storm Cat
主な勝鞍:2023年・キーンランドカップ
馬名の由来:冠名+女性名より
高松宮記念では外から追い込むも1馬身届かず2着。
スプリント戦では大きく崩れないものの、G1にはあと一歩手が届いていない。
メイケイエール・5歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:シロインジャー
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2022年・セントウルステークス
馬名の由来:冠名+応援
今年は前哨戦を使わず、フレッシュな状態で参戦予定。
3度目の正直なるか。
アグリ・4歳牡馬
父:カラヴァッジオ
母:オールドタイムワルツ
母父:War Front
主な勝鞍:2023年・阪急杯
馬名の由来:人名より
セントウルステークスでは前が残る展開に泣いたが、直線での伸び脚は素晴らしかった。
力があることは間違いなく、春の雪辱に燃える。
ジャスパークローネ・4歳牡馬
父:Frosted
母:Fancy Kitten
母父:Kitten’s Joy
主な勝鞍:2023年・北九州記念
馬名の由来:冠名+王冠(独)
CBC賞、北九州記念と重賞を連勝中。
3連勝で短距離界の頂点へ。
モズメイメイ・3歳牝馬
父:リアルインパクト
母:インラグジュアリー
母父:Frankel
主な勝鞍:2023年・チューリップ賞
馬名の由来:冠名+人名愛称
チューリップ賞と葵ステークスを逃げ切って勝利している韋駄天。
中でも葵ステークスでは圧巻のスタートダッシュを決め競馬ファンを驚かせた。
今度は武豊騎手に鞍上が戻ることが発表されており、最初から最後まで目が離せない。
ピクシーナイト・5歳牡馬
父:モーリス
母:ピクシーホロウ
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2021年・スプリンターズステークス
馬名の由来:母名の一部+騎士
復活が待たれる2021年の覇者。
思い出の舞台で眠れる闘志を呼び起こせ。
テイエムスパーダ・4歳牝馬
父:レッドスパーダ
母:トシザコジーン
母父:アドマイヤコジーン
主な勝鞍:2023年・セントウルステークス
馬名の由来:冠名+父名の一部
セントウルステークスでは開幕週の馬場を存分に生かして逃げ切り波乱を演出した。
先手争いが激しくなりそう。
ナランフレグ・7歳牡馬
父:ゴールドアリュール
母:ケリーズビューティ
母父:ブライアンズタイム
主な勝鞍:2022年・高松宮記念
馬名の由来:太陽(モンゴル語)+速く飛ぶ馬(モンゴル語)
昨年の3着馬で、2022年の高松宮記念勝ち馬。
どんな条件でも堅実に追い込んでくる。
ママコチャ・4歳牝馬
父:クロフネ
母:ブチコ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2023年・安土城ステークス
馬名の由来:インカ神話の海の女神
初の1200m戦となった前走の北九州記念では逃げ馬を捕えきれず2着に敗れたものの、悲観する内容ではなかった。
初コンビとなる川田騎手が彼女をどのようにエスコートするか注目したい。
キミワクイーン・4歳牝馬
父:ロードカナロア
母:チェリーペトルズ
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2023年・函館スプリントステークス
馬名の由来:屋号+女王
今年の函館スプリントステークスの覇者。
前走のキーンランドカップでは重馬場に苦しみ7着に敗れている。
マッドクール・4歳牡馬
父:Dark Angel
母:Mad About You
母父:Indian Ridge
主な勝鞍:2023年・春雷ステークス
馬名の由来:マドリードで毎年夏に開催される音楽フェスティバル
前走のCBC賞ではトップハンデの58.5kgが影響したのか直線で伸びあぐみ人気を裏切った。
春雷ステークスのような走りができれば。
ウインマーベル・4歳牡馬
父:アイルハヴアナザー
母:コスモマーベラス
母父:フジキセキ
主な勝鞍:2022年・葵ステークス
馬名の由来:冠名+驚くべきこと
昨年はクビ差の2着とあと一歩のところでタイトルに手が届かなかった。
今年に入って1200m戦で結果が出ていないところが気がかり。
主な回避馬
トウシンマカオ・4歳牡馬
父:ビッグアーサー
母:ユキノマーメイド
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2022年・京阪杯
馬名の由来:冠名+地名
1週前に追い切ったあと、週末に熱が上がったためにスプリンターズステークス回避を決めた。
今後は回復を待ってから考えるとのこと。
ファストフォース・7歳牡馬
父:ロードカナロア
母:ラッシュライフ
母父:サクラバクシンオー
主な勝鞍:2023年・高松宮記念
馬名の由来:第一の力
セントウルステークスからスプリンターズステークスを目指すと発表されていたが、急遽引退し種牡馬になることが発表された。
スプリントG1春秋制覇は幻と消えた。
スプリンターズステークス2023の予想オッズ
2023年・スプリンターズステークスの予想オッズはこのように予想しています。
春のスプリントG1・高松宮記念で2着に入っているナムラクレアが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ナムラクレア(3.5)
- アグリ(4.5)
- ママコチャ(6.5)
- ジャスパークローネ(8.0)
- モズメイメイ(16.0)
- マッドクール(21.0)
- ピクシーナイト(22.0)
- メイケイエール(24.0)
- キミワクイーン(26.0)
- テイエムスパーダ(43.0)
- エイシンスポッター(☆)
- ウインマーベル(☆)
- オールアットワンス(☆)
- ナランフレグ(☆)
- ジュビリーヘッド(☆)
- ドルチェモア(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
スプリンターズステークスの日程・賞金
2023年10月1日(日)中山競馬場
格:G1 1着本賞金:1億7,000万円
年齢:3歳以上 距離:1,200m(芝・右)
スプリンターズステークスは秋のスプリント王決定戦。
春のスプリントG1戦は中京競馬場で高松宮記念が開催されている。
スプリンターズステークス・プレイバック
2020年のスプリンターズステークスを制したのは『グランアレグリア(Gran Alegria)』。直線外から一頭違うスピードで駆け抜けG1・3勝目を挙げた。
2着には2馬身差でダノンスマッシュ、さらに1/2馬身差の3着にはアウィルアウェイが入った。
1着:グランアレグリア
2着:ダノンスマッシュ(2馬身)
3着:アウィルアウェイ(1/2馬身)
4着:ミスターメロディ(1/2馬身)
5着:クリノガウディー(1馬身)
勝ちタイム:1.08.3
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良