オールカマーは2025年9月21日に中山競馬場で行われる有力古馬が集まる一戦。オールカマーは2025年で第71回を迎え、昨年はレーベンスティールが優勝した。オールカマーの出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・オールカマーの出走予定馬をチェック
2025年のオールカマーの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは17頭となっています。
- クロミナンス(未定)
- コスモキュランダ(丹内祐次)
- シュバルツクーゲル(菅原明良)
- ドゥラドーレス(C.ルメール)
- フェアエールング(津村明秀)
- ホーエリート(横山武史)
- ヨーホーレイク(岩田望来)
- リカンカブール(吉田隼人)
- リビアングラス(鮫島克駿)
- レガレイラ(戸崎圭太)
- ワイドエンペラー(佐々木大輔)
2025年・オールカマーの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
レガレイラ・4歳牝馬
父:スワーヴリチャード
母:ロカ
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2024年・有馬記念(G1)
馬名の由来:ポルトガル中西部の都市シントラにある宮殿
札幌記念と両にらみだったが調整の進み具合を考慮しオールカマー参戦を決めた。
中山コースはホープフルステークス、有馬記念を制した相性のいい競馬場。
前哨戦でも無様な競馬は見せられない。
ドゥラドーレス・6歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:ロカ
母父:ハービンジャー
主な勝鞍:2025年・小倉日経賞(OPクラス)
馬名の由来:ポルトガルの地名
ここ2戦はG3戦でいずれも2着と重賞タイトルにあと少しのところまで来ている。
半妹のレガレイラと初の直接対決にも注目が集まる。
フェアエールング・5歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:マイネポリーヌ
母父:スペシャルウィーク
主な勝鞍:2025年・小倉牝馬ステークス(G3)
馬名の由来:尊敬(独)
今年初戦となった小倉牝馬ステークスで重賞初勝利を収めると、その後もG3戦で2着、3着と崩れずに走れている。
久々の2200m戦&牡馬相手の戦いで結果を出せるようならこの秋の展望は明るい。
ホーエリート・4歳牝馬
父:ルーラーシップ
母:ゴールデンハープ
母父:ステイゴールド
主な勝鞍:2025年・迎春ステークス(3勝クラス)
馬名の由来:賛歌、雅歌(独)。母名より連想
前走の目黒記念では勝ち馬とクビ差の2着と牡馬相手に健闘を見せた。
中山コースは重賞で2度の2着など相性のいいコースなだけに、このメンバーでも好走してくれそう。
クロミナンス・8歳牡馬
父:ロードカナロア
母:イリュミナンス
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2023年・ノベンバーステークス(3勝クラス)
馬名の由来:色度
昨年のアルゼンチン共和国杯(2着)以来の復帰戦を迎える8歳馬。
どこまで状態が戻ってきているか。
コスモキュランダ・4歳牡馬
父:アルアイン
母:サザンスピード
母父:Southern Image
主な勝鞍:2024年・弥生賞(G2)
馬名の由来:冠名+オーストラリア北東部の熱帯雨林。世界遺産
中山コースは弥生賞勝利など【1-4-1-1】と崩れていない。
ここ2走の惨敗を払しょくできるか。
オールカマー2025の予想オッズ
2025年・オールカマーの予想オッズはこのように予想しています。
メンバー唯一のG1馬レガレイラが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- レガレイラ(2.5)
- ドゥラドーレス(3.5)
- ヨーホーレイク(5.5)
- コスモキュランダ(8.5)
- ホーエリート(9.5)
- クロミナンス(17.0)
- フェアエールング(20.0)
- リビアングラス(25.5)
- シュバルツクーゲル(40.5)
- リカンカブール(45.0)
- ワイドエンペラー(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
オールカマーの日程・賞金
2025年9月21日(日)中山競馬場
格:G2 1着本賞金:6,700万円
年齢:3歳以上 距離:2,200m(芝・右)
オールカマーの1着馬には天皇賞秋への優先出走権が与えられる。
オールカマー・プレイバック
2022年のオールカマーを制したのは『ジェラルディーナ(Geraldina)』。直線では狭い隙間をこじ開けて伸び、後続に1馬身半の差をつけ優勝。良血馬がうれしい重賞初勝利を果たした。
その後、エリザベス女王杯を制し、有馬記念でも3着に入るなどオールカマーの勝利が一線級で活躍する足掛かりになった。
1着:ジェラルディーナ
2着:ロバートソンキー(1-1/2馬身)
3着:ウインキートス(1-1/4馬身)
4着:バビット(クビ)
5着:テーオーロイヤル(1-3/4馬身)
勝ちタイム:2:12.7
優勝騎手:横山 武史
馬場:良