【オークス 2016】パトロールビデオ・レース後のコメント/池添「秋はNo.1を証明できるように」

【オークス 2016】パトロールビデオ・レース後のコメント/池添「秋はNo.1を証明できるように」

オークス 2016 勝利騎手

「オークス 2016」のパトロールビデオ・レース後のコメントです。オークスの勝ち馬は1番人気のシンハライト、勝利騎手は池添謙一騎手、勝ちタイムは2:25.0でした。

オークス 2016】パトロールビデオ・レース後のコメント/池添「秋はNo.1を証明できるように」

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勝ち馬プロフィール・パトロールビデオ・レース後のコメント

馬名:シンハライト(Sinhalite)・牝3・黒鹿毛
父:ディープインパクト 母:シンハリーズ 母父:Singspiel
馬名由来:宝石名。輝かしい成績をおさめられるように。母名より連想

騎手:池添謙一(2勝目)
厩舎:栗東・石坂正(2勝目)
馬主:(有)キャロットファーム 生産牧場:ノーザンファーム

シンハライトはこの勝利で通算成績が5戦4勝となり、重賞は2勝目。
[重賞勝鞍]
2016年・チューリップ賞(G3)
2016年・オークス(G1)

2016年 オークス パトロールビデオ

「裁決レポート」
最後の直線コースで、3番シンハライトが外側に斜行したため、8番デンコウアンジュと接触し、8番がバランスを崩しました。
この件について、3番シンハライトの騎手池添謙一を2016年5月28日(土)から2016年5月29日(日)まで2日間の騎乗停止としました。

~レース後のコメント~

1着 シンハライト(池添謙一騎手)
「桜花賞が悔しい2着でしたから、それを晴らすのはオークスだと強い気持ちを持って臨みました。さすがにオルフェーヴルを超えるプレッシャーはありませんが、かなりのプレッシャーでしたから、とにかくホッとしました。当日の体重が気になっていましたから、422キロと聞いてホッとしましたし、跨っての雰囲気、返し馬の感じも良かったです。ただゲートを出て一歩目が遅く本当は中団からと思っていたのですが、後方の位置取りになってしまいました。内枠でしたし、石坂先生からも『枠を生かした競馬を』と言われていましたから、内で折り合って進みました。直線はどこに行こうかと思いましたが、外に出す事は考えていませんでしたし、真ん中をつきました。途中他の馬に迷惑をかけて、そこは反省しています。そこを抜いてからは、前方に馬を見ながら必死に追いました。抜いてくれてすごい馬だなと思いました。初の長距離輸送もはねのけて、しっかり勝ってくれて、本当に強い馬です。秋(秋華賞)は、桜花賞馬も、メジャーエンブレムも出てくると聞いています。そこでNO1を証明できるようにもっとうまくなって、いい結果を出せるよう、頑張っていきます」

(石坂正調教師)
「かなり自信を持って臨みましたが、競馬は簡単ではありません。最後は、シンハライトが底力を見せてくれました。オークスはジェンティルドンナで勝っていますし、今日もいけると思っていました。体は、420キロ台で出られればと思っていましたから、良かったです。初めての内枠、ジョッキーともロスのない枠を生かした競馬をと話していました。レースは折り合うと思いましたが、思ったより後ろの位置取りでした。折り合いはついていましたから、これならと思って見ていましたが、4コーナーで見失ってしまいました。一生懸命馬を探して、一瞬もうないかなという位置から最後は良くきてくれました。シンハライトの底力ですし、春の内に仇をとれて、十分な結果だと思います。最初の頃は、馬がピリピリしていましたが、レースを重ねて、辛抱することを覚えてくれました。秋は普通に牝馬路線に向かいます。今は喜びに浸りたいですね」

2着 チェッキーノ(戸崎圭太騎手)
「ゆったりリラックスして走れましたが、内をすくわれました。最後まで伸びていますし、力を出し切っていますが、もっと前につけていれば外へ出さずに済んでいたかもしれません。これからもっと良くなる馬です」

3着 ビッシュ(M・デムーロ騎手)
「直線まで反応は良かったです。ラストの250mほどで距離が長かったと思いました」

5着 ペプチドサプル(四位洋文騎手)
「厳しいローテーションの中で良く頑張ってくれました。ピッタリと折り合いがつく馬です。内が良くない馬場でしたが、いいコースを通れたと思います」

6着 フロンテアクイーン(蛯名正義騎手)
「テンションの高いところがあり、道中も行きたがっていました。もう少しリラックスして走れるといいのですが。これでもだいぶ良くはなっているのですが」

7着 レッドアヴァンセ(田辺裕信騎手)
「課題だったゲートを上手にでてくれて、馬群について行けました。距離のせいかは分かりませんが、最後は甘くなってしまいました」

9着 デンコウアンジュ(川田将雅騎手)
「勝ち馬と接触した後も、伸びてはいました。かわいそうでした」

10着 エンジェルフェイス(C・ルメール騎手)
「距離が長かったです。いい感じでレースはできましたが、GIはレベルが高かったです。2000mのGIIくらいは狙える器があると思います」

13着 ロッテンマイヤー(T・ベリー騎手)
「リラックスしていい流れでしたが、2400mは長かったでしょうか。いい馬です。2000mがベストだと思います」

勝利騎手インタビュー動画(池添謙一騎手)

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