富士ステークスは2023年10月21日に東京競馬場で行われる秋のマイル路線を占う一戦。富士ステークスは2023年で第26回を迎え、昨年はセリフォスが優勝した。富士ステークスの出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・富士ステークスの出走予定馬をチェック
2023年・菊花賞の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではナミュールが5枠6番、レッドモンレーヴは7枠9番、エターナルタイムは3枠3番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
2023年の富士ステークスの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- イルーシヴパンサー(岩田望来)
- エターナルタイム(C.ルメール)
- キラーアビリティ(横山武史)
- ジャスティンスカイ(戸崎圭太)
- ステラヴェローチェ(M.デムーロ)
- ソーヴァリアント(池添謙一)
- タイムトゥヘヴン(大野拓弥)
- ダノンタッチダウン(横山典弘)
- ナミュール(J.モレイラ)
- マテンロウオリオン(田辺裕信)
- ユニコーンライオン(坂井瑠星)
- レッドモンレーヴ(横山和生)
- シャンパンカラー
2023年・富士ステークスの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ナミュール・4歳牝馬
父:ハービンジャー
母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2022年・チューリップ賞
馬名の由来:サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市。母名より連想
今年4走目の東京マイル戦。
レース間隔を空けたほうが成績がいいタイプなだけに期待が持てる。
ソーヴァリアント・5歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2022年・チャレンジカップ
馬名の由来:とても勇敢
中距離重賞2勝のソーヴァリアントが富士ステークスでマイル戦に初挑戦する。
母のソーマジックは桜花賞で3着、半姉のマジックキャッスルはヴィクトリアマイル3着など血統背景的にはこなせる可能性が高い。
キラーアビリティ・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:キラーグレイシス
母父:Congaree
主な勝鞍:2021年・ホープフルステークス
馬名の由来:素晴らしい能力、才能。母名、一族名より連想
今回が初のマイル戦となる。
路線変更が吉と出るか。
レッドモンレーヴ・4歳牡馬
父:ロードカナロア
母:ラストグルーヴ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・京王杯スプリングカップ
馬名の由来:冠名+私の夢(仏)
今年の京王杯スプリングカップ覇者。
決め手を生かせる展開を希望。
イルーシヴパンサー・5歳牡馬
父:ハーツクライ
母:イルーシヴキャット
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2023年・京都金杯
馬名の由来:母名の一部+豹
左回りのマイル戦で重賞2勝。
舞台はピッタリ。
エターナルタイム・4歳牝馬
父:ロードカナロア
母:マジックタイム
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2023年・多摩川ステークス
馬名の由来:永遠の刻
関屋記念に出走予定だったが、追い切り後の状態などを考慮して回避していた。
無理しなかったことがプラスに働きそう。
主な回避馬
シャンパンカラー・3歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メモリアルライフ
母父:Reckless Abandon
主な勝鞍:2023年・NHKマイルカップ
馬名の由来:最上級のダイヤモンド
セリフォス・4歳牡馬
父:ダイワメジャー
母:シーフロント
母父:Le Havre
主な勝鞍:2022年・マイルチャンピオンシップ
馬名の由来:エーゲ海にある島名。母名より連想
史上初の連覇を目指し今年も富士ステークスから始動予定だったが、夏負けの影響で態勢が整わないため回避することが発表された。
連覇を狙うマイルチャンピオンシップに直行する。
オオバンブルマイ・3歳牡馬
父:ディスクリートキャット
母:ピンクガーベラ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・京王杯2歳ステークス
馬名の由来:大盤振る舞い。ファンに配当金を盛大に振る舞えるように
当初富士ステークスに出走予定だったが、変更して武豊騎手とのコンビで11月4日にオーストラリアで開催されるザ・ゴールデンイーグルに参戦することが発表された。
富士ステークス2023の予想オッズ
2023年・富士ステークスの予想オッズはこのように予想しています。
鞍上にモレイラ騎手を迎え必勝を期すナミュールが1番人気に支持されると予想します。
上位6頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- ナミュール(3.0)
- レッドモンレーヴ(5.0)
- ソーヴァリアント(6.0)
- エターナルタイム(6.5)
- イルーシヴパンサー(8.0)
- ステラヴェローチェ(9.5)
- ダノンタッチダウン(12.0)
- ジャスティンスカイ(15.0)
- マテンロウオリオン(23.0)
- キラーアビリティ(48.0)
- ユニコーンライオン(☆)
- タイムトゥヘヴン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
富士ステークスの日程・賞金
2023年10月21日(土)東京競馬場
格:G2 1着賞金:5,900万円
年齢:3歳以上 距離:1,600m(芝・左)
富士ステークスは2020年からG2に昇格し、1着馬にはG1・マイルチャンピオンシップへの優先出走権が与えられる。
富士ステークス・プレイバック
2021年の富士ステークスを制したのは『ソングライン(Songline)』。スタートこそ少し立ち遅れるも直線では外から見事な脚でライバルたちを差し切り重賞初勝利を挙げた。その後ヴィクトリアマイルや安田記念を制すなど華麗なマイル女王へと成長していくこととなる。
1着:ソングライン
2着:サトノウィザード(クビ)
3着:タイムトゥヘヴン(2馬身)
4着:ダノンザキッド(3/4馬身)
5着:ダーリントンホール(ハナ)
勝ちタイム:1.33.2
優勝騎手:池添 謙一
馬場:良