エリザベス女王杯は2022年11月13日に阪神競馬場で行われる秋の最強牝馬決定戦。エリザベス女王杯は2022年で第47回を迎え、昨年はアカイイトが制した。エリザベス女王杯の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2022年・エリザベス女王杯の結果は!?
2022年のエリザベス女王杯を制したのは『ジェラルディーナ(Geraldina)』。重馬場を物ともしない力強い末脚でライバルたちを圧倒。連勝でG1制覇を果たした。
1着:ジェラルディーナ
2着同着:ウインマリリン(1-3/4馬身)
2着同着:ライラック(同着)
4着:アカイイト(2-1/2馬身)
5着:ナミュール(ハナ)
勝ちタイム:2:13.0
優勝騎手:C.デムーロ
馬場:重
2022年・エリザベス女王杯の出走予定馬をチェック
2022年・エリザベス女王杯の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではデアリングタクトが2枠4番、スタニングローズは5枠10番、ナミュールは6枠11番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
11月12日にJRAから発表されたエリザベス女王杯の前日最終オッズです。
1番人気はデアリングタクトで4.8倍、2番人気はスタニングローズで6.1倍、ナミュールが6.7倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2022年11月10日にJRAより発表されたエリザベス女王杯に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2022年のエリザベス女王杯の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アカイイト(幸英明)
- アンドヴァラナウト(R.ムーア)
- イズジョーノキセキ(C.ルメール)
- ウインキートス(松岡正海)
- ウインマイティー(和田竜二)
- ウインマリリン(D.レーン)
- クリノプレミアム(武豊)
- ジェラルディーナ(C.デムーロ)
- スタニングローズ(坂井瑠星)
- デアリングタクト(松山弘平)
- テルツェット(池添謙一)
- ナミュール(横山武史)
- ピンハイ(川田将雅)
- ホウオウエミーズ(丸田恭介)
- マジカルラグーン(S.フォーリー)
- ライラック(M.デムーロ)
- ルビーカサブランカ(横山和生)
- ローザノワール(田中勝春)
- サンテローズ
- シャムロックヒル
- フィオリキアリ
- コトブキテティス
- ソフトフルート
JRA公式YouTubeチャンネル作成の2022年・エリザベス女王杯の出走馬参考レース動画です。
出走予定馬の過去のレースを振り返り、馬券の参考にしよう!
2022年・エリザベス女王杯の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
デアリングタクト・5歳牝馬
父:エピファネイア
母:デアリングバード
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2020年・オークス
馬名の由来:大胆な+Tactics(戦法)より。大胆な戦法。父、母名より連想
2020年の三冠牝馬が宝塚記念で3着に入り復活を印象付けた。
順調なら力が違うはず。
スタニングローズ・3歳牝馬
父:キングカメハメハ
母:ローザブランカ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2022年・秋華賞
馬名の由来:魅力的な薔薇
秋華賞を制したスタニングローズも参戦を表明。
世代屈指の力を先輩牝馬に見せてやれ。
ジェラルディーナ・4歳牝馬
父:モーリス
母:ジェンティルドンナ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2022年・オールカマー
馬名の由来:女性名より
オールカマーでは惜敗続きの鬱憤を晴らすような快勝で重賞初Vを飾った。
G1を制して偉大な母に少しでも近づきたい。
アカイイト・5歳牝馬
父:キズナ
母:ウアジェト
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2021年・エリザベス女王杯
馬名の由来:赤い糸。父名より連想
昨年のエリザベス女王杯では10番人気をあざ笑うかのような走りでG1初勝利を挙げた。
ラッキーライラック以来の連覇なるか。
ナミュール・3歳牝馬
父:ハービンジャー
母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2022年・チューリップ賞
馬名の由来:サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市。母名より連想
秋華賞2着、オークス3着、阪神ジュベナイルフィリーズ4着とG1にあと一歩手が届かなかった。
今度こそ。
イズジョーノキセキ・5歳牝馬
父:エピファネイア
母:キングダンサー
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2022年・府中牝馬ステークス
馬名の由来:馬主名より+人名より+奇跡
府中牝馬ステークスで見せた鮮やかな末脚は記憶に新しいところ。
昨年5着からも距離はこなせるはずで、再びファンを魅了する決め手を見せてほしい。
鞍上には岩田騎手が騎乗停止処分を受けたためルメール騎手が乗ると発表された。
ウインマイティー・5歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:アオバコリン
母父:カコイーシーズ
主な勝鞍:2022年・マーメイドステークス
馬名の由来:冠名+強大な
今年のマーメイドステークスを制し重賞初制覇を果たした。
さらに強大な力を手に入れればG1にも手が届く。
ウインマリリン・5歳牝馬
父:スクリーンヒーロー
母:コスモチェーロ
母父:Fusaichi Pegasus
主な勝鞍:2021年・オールカマー
馬名の由来:冠名+女性名
札幌記念で3着に入り復調気配を見せた。
状態さえよければG1で勝ち負けできる力を持っている。
ウインキートス・5歳牝馬
父:ゴールドシップ
母:イクスキューズ
母父:ボストンハーバー
主な勝鞍:2022年・目黒記念
馬名の由来:冠名+ありがとう(フィンランド語)
目黒記念、オールカマーでは牡馬相手に3着と好走している。
楽に先行できれば。
テルツェット・5歳牝馬
父:ディープインパクト
母:ラッドルチェンド
母父:Danehill Dancer
主な勝鞍:2022年・クイーンステークス
馬名の由来:三重奏、三重唱(音楽用語)。本馬が母の3番仔より連想
クイーンステークスを連覇するなどこれまでに重賞を3つ制している。
昨年11着のリベンジへ。
ピンハイ・3歳牝馬
父:ミッキーアイル
母:レイテッド
母父:ジャングルポケット
主な勝鞍:2022年・西宮ステークス
馬名の由来:ゴルフ用語
3勝クラスの西宮ステークスでは着差以上の強さで快勝した。
川田騎手が惚れこむ逸材がG1で輝きを見せるか。
アンドヴァラナウト・4歳牝馬
父:キングカメハメハ
母:グルヴェイグ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2021年・ローズステークス
馬名の由来:北欧のニーベルンゲン伝説に登場する指輪
R.ムーア騎手に導かれ新たな一面を見せられるか。
外国馬
マジカルラグーン・3歳牝馬
父:Galileo
母:Night Lagoon
母父:Lagunas
主な勝鞍:2022年・愛オークス
今年の愛オークス馬・マジカルラグーンがエリザベス女王杯参戦を表明した。
エリザベス女王杯で外国馬の出走は2011年のスノーフェアリー(優勝)、ダンシングレイン(16着)以来となる。
3着までに入ればレース賞金以外に褒賞金が出るだけに本気で来るはずだ。
エリザベス女王杯2022の予想オッズ
2022年・エリザベス女王杯の予想オッズはこのように予想しています。
輝きを取り戻したい2020年の三冠牝馬デアリングタクトが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- デアリングタクト(3.0)
- スタニングローズ(3.5)
- ナミュール(5.5)
- ジェラルディーナ(7.5)
- ピンハイ(9.5)
- ウインマリリン(12.5)
- アカイイト(15.0)
- アンドヴァラナウト(16.5)
- マジカルラグーン(21.0)
- ウインマイティー(32.0)
- イズジョーノキセキ(34.5)
- テルツェット(48.0)
- ウインキートス(☆)
- ライラック(☆)
- クリノプレミアム(☆)
- ルビーカサブランカ(☆)
- ホウオウエミーズ(☆)
- ローザノワール(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
エリザベス女王杯の日程・賞金
2022年11月13日(日)阪神競馬場
格:G1 1着本賞金:1億500万円
年齢:3歳以上牝馬 距離:2,200m(芝・右)
エリザベス女王杯・プレイバック
2020年のエリザベス女王杯を制したのは『ラッキーライラック(Lucky Lilac)』。早め先頭から押し切り後続を完封。人気に応える走りで連覇達成を果たした。
1着:ラッキーライラック
2着:サラキア(クビ)
3着:ラヴズオンリーユー(クビ)
4着:ウインマリリン(1-3/4馬身)
5着:センテリュオ(3/4馬身)
勝ちタイム:2.10.3
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良