
マイルチャンピオンシップは2025年11月23日に京都競馬場で行われる秋のマイル王決定戦。マイルCSは2025年で第42回を迎え、昨年はソウルラッシュが勝利した。出走予定馬・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2025年・マイルチャンピオンシップの出走予定馬をチェック
2025年のマイルチャンピオンシップの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アスコリピチェーノ(C.ルメール)
- ウインマーベル(松山弘平)
- ウォーターリヒト(高杉吏麒)
- エコロヴァルツ(未定)
- エルトンバローズ(西村淳也)
- オフトレイル(菅原明良)
- ガイアフォース(横山武史)
- カンチェンジュンガ(藤岡佑介)
- ジャンタルマンタル(川田将雅)
- ソウルラッシュ(C.デムーロ)
- チェルヴィニア(T.マーカンド)
- トウシンマカオ(団野大成)
- ドックランズ(M.ザーラ)
- マジックサンズ(武豊)
- ラヴァンダ(岩田望来)
- レーベンスティール(D.レーン)
- ロングラン(岩田康誠)
- ワイドラトゥール(北村友一)
- シャンパンカラー(吉村誠之助)
- タイムトゥヘヴン(柴田善臣)
- ランスオブカオス(未定)
- ニホンピロキーフ(未定)
2025年・マイルチャンピオンシップの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
ソウルラッシュ・7歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:エターナルブーケ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2024年・マイルチャンピオンシップ(G1)
馬名の由来:魂の突進
昨年の覇者。
今年の秋は富士ステークスから始動し、マイルチャンピオンシップ、香港マイルへと進む予定。
連覇となれば2020年、2021年を制したグランアレグリア以来の偉業となる。
ジャンタルマンタル・4歳牡馬
父:パレスマリス
母:インディアマントゥアナ
母父:Wilburn
主な勝鞍:2025年・安田記念(G1)
馬名の由来:インドにある天体観測施設
安田記念を制し春のマイル王の座を射止めた。
マイルG1を3勝するなど日本のマイル界のトップに君臨している。
アスコリピチェーノ・4歳牝馬
父:ダイワメジャー
母:アスコルティ
母父:Danehill Dancer
主な勝鞍:2025年・ヴィクトリアマイル(G1)
馬名の由来:イタリアの都市名
G1・2勝のマイル女王も参戦を表明。
前走のジャックルマロワ賞での6着は進路選択が上手くいかなかっただけで力負けでは無い。
ここで鬱憤を晴らせ。
ガイアフォース・6歳牡馬
父:キタサンブラック
母:ナターレ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2025年・富士ステークス(G2)
馬名の由来:ガイア(ギリシャ神話に出てくる地母神)の力
前哨戦の富士ステークスでは斤量差があったとはいえ、ジャンタルマンタルやソウルラッシュといったG1馬を退け約3年ぶりの勝利を挙げた。
安田記念2着のリベンジなるか。
レーベンスティール・5歳牡馬
父:リアルスティール
母:トウカイライフ
母父:トウカイテイオー
主な勝鞍:2025年・毎日王冠(G2)
馬名の由来:生き様(独)。父名、母名より連想。生き様で魅了する馬になるように
前走毎日王冠を制し4つ目の重賞タイトルを手にした。
全6勝を非根幹距離で挙げているタイプなだけに、今回も距離との戦いになりそうだ。
ドックランズ・5歳牡馬
父:Massaat
母:Icky Woo
母父:Mark Of Esteem
主な勝鞍:2025年・クイーンアンステークス(G1)
英国のドックランズが参戦を表明。
今年に入りクイーンアンステークスでG1初制覇を果たしており、前走は10月のクイーンエリザベス2世ステークスで4着に入った。
クイーンアンステークスを勝っているため、マイルチャンピオンシップを勝てばボーナス(1着の場合は70万ドル)が出るので陣営は本気で来るだろう。
主な回避馬
アドマイヤズーム・3歳牡馬
父:モーリス
母:ダイワズーム
母父:ハーツクライ
主な勝鞍:2024年・朝日杯フューチュリティステークス(G1)
馬名の由来:冠名+母名の一部、素早く動く
スワンステークス6着後にマイルチャンピオンシップに向けて調整されていたアドマイヤズームは歩様に硬さが出たため無理をせず回避を決めた。
今後については未定となっている。
マイルチャンピオンシップの日程・賞金

2025年11月23日(日)京都競馬場
格:G1 1着本賞金:1億8,000万円
年齢:3歳以上 距離:1,600m(芝・右)
マイルチャンピオンシップは秋のマイル王決定戦。春には安田記念が開催されている。
マイルチャンピオンシップ・プレイバック

2023年のマイルチャンピオンシップを制したのは『ナミュール(Namur)』。急遽の乗り替わりだった藤岡康太騎手に導かれ直線では鮮やかな末脚で牡馬たちを一蹴。G1・8度目の挑戦にしてついにビッグタイトルを手にした。
1着:ナミュール
2着:ソウルラッシュ(クビ)
3着:ジャスティンカフェ(1/2馬身)
4着:エルトンバローズ(3/4馬身)
5着:ダノンザキッド(クビ)
勝ちタイム:1:32.5
優勝騎手:藤岡 康太
馬場:良