マイルチャンピオンシップは2023年11月19日に京都競馬場で行われる秋のマイル王決定戦。マイルCSは2023年で第40回を迎え、昨年はセリフォスが勝利した。出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2023年・マイルチャンピオンシップの結果は!?
2023年のマイルチャンピオンシップを制したのは『ナミュール(Namur)』。急遽の乗り替わりだった藤岡康太騎手に導かれ直線では鮮やかな末脚で牡馬たちを一蹴。G1・8度目の挑戦にしてついにビッグタイトルを手にした。
1着:ナミュール
2着:ソウルラッシュ(クビ)
3着:ジャスティンカフェ(1/2馬身)
4着:エルトンバローズ(3/4馬身)
5着:ダノンザキッド(クビ)
勝ちタイム:1:32.5
優勝騎手:藤岡 康太
馬場:良
2023年・マイルチャンピオンシップの出走予定馬をチェック
2023年・マイルチャンピオンシップの枠順が発表されました。
人気が予想されるところではシュネルマイスターが5枠9番、セリフォスは6枠11番、ソウルラッシュは1枠1番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
※:ナミュールに騎乗予定だったR.ムーア騎手が19日の2レースで落馬・負傷したため、藤岡康太騎手に乗り替わることが発表された。
11月18日にJRAから発表されたマイルチャンピオンシップの前日最終オッズです。
1番人気はシュネルマイスターが2.4倍、2番人気はセリフォスで4.2倍、ソウルラッシュが6.4倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年11月16日にJRAより発表されたマイルチャンピオンシップに出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2023年のマイルチャンピオンシップの出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- イルーシヴパンサー(岩田望来)
- エエヤン(M.デムーロ)
- エルトンバローズ(西村淳也)
- ジャスティンカフェ(坂井瑠星)
- シュネルマイスター(C.ルメール)
- セリフォス(川田将雅)
- セルバーグ(松山弘平)
- ソウルラッシュ(J.モレイラ)
- ソーヴァリアント(池添謙一)
- ダノンザキッド(北村友一)
- ダノンスコーピオン(団野大成)
- ナミュール(R.ムーア)
- バスラットレオン(鮫島克駿)
- ビーアストニッシド(和田竜二)
- マテンロウオリオン(横山典弘)
- レッドモンレーヴ(横山和生)
2023年・マイルチャンピオンシップの出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
セリフォス・4歳牡馬
父:ダイワメジャー
母:シーフロント
母父:Le Havre
主な勝鞍:2022年・マイルチャンピオンシップ
馬名の由来:エーゲ海にある島名。母名より連想
昨年は上がり最速タイムで差し切りG1初制覇&JRA最優秀短距離馬のタイトルを獲得した。
2020年、2021年を制したグランアレグリア以来のマイルチャンピオンシップ連覇を狙う。
鞍上は2021年の新潟2歳ステークス(1着)以来となる川田騎手と発表された。
シュネルマイスター・5歳牡馬
父:Kingman
母:Serienholde
母父:Soldier Hollow
主な勝鞍:2021年・NHKマイルカップ
馬名の由来:スピードの名人(独)
NHKマイルカップ以降なかなかG1タイトルに手が届いていないが、力は全く衰えていない。
京都コースで行われた今年のマイラーズカップのような競馬ができれば。
ナミュール・4歳牝馬
父:ハービンジャー
母:サンブルエミューズ
母父:ダイワメジャー
主な勝鞍:2023年・富士ステークス
馬名の由来:サンブル川とミューズ川が合流するベルギーの都市。母名より連想
道中は後方のインで脚をためると、直線では狭いスペースをこじ開けるように抜け出し久々の勝利を挙げた。
鞍上に新コンビとなるムーア騎手を迎え悲願のG1初制覇を狙う。
ソウルラッシュ・5歳牡馬
父:ルーラーシップ
母:エターナルブーケ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2022年・マイラーズカップ
馬名の由来:魂の突進
京成杯オータムハンデではトップハンデを背負いながらもきっちり差し切り2つ目の重賞タイトルを獲得した。
エルトンバローズ・3歳牡馬
父:ディープブリランテ
母:ショウナンカラット
母父:ブライアンズタイム
主な勝鞍:2023年・毎日王冠
馬名の由来:人名より+冠名
未勝利戦、1勝クラス、G3、G2を4連勝中の新星。
5連勝&G1制覇で一気に頂点へ。
ダノンザキッド・5歳牡馬
父:ジャスタウェイ
母:エピックラヴ
母父:Dansili
主な勝鞍:2020年・ホープフルステークス
馬名の由来:冠名+人名愛称
マイルチャンピオンシップは一昨年3着、昨年2着と来ており、三度目の正直なるか。
レッドモンレーヴ・4歳牡馬
父:ロードカナロア
母:ラストグルーヴ
母父:ディープインパクト
主な勝鞍:2023年・京王杯スプリングカップ
馬名の由来:冠名+私の夢(仏)
富士ステークスでは58kgの斤量を物ともせず、上がり最速タイムで追い込み2着と好走。
初の京都遠征を克服できれば。
ジャスティンカフェ・5歳牡馬
父:エピファネイア
母:カジノブギ
母父:ワークフォース
主な勝鞍:2023年・エプソムカップ
馬名の由来:馬主愛称+カフェ
昨年のマイルチャンピオンシップはセリフォスに次ぐ2番目の上りの速さで追い上げ0.4秒差の6着だった。
今年はエプソムカップを制し重賞馬の仲間入りを果たしている。
ソーヴァリアント・5歳牡馬
父:オルフェーヴル
母:ソーマジック
母父:シンボリクリスエス
主な勝鞍:2022年・チャレンジカップ
馬名の由来:とても勇敢
前走の富士ステークスでは初のマイル戦が心配されたが、適性を示す3着と健闘。
鞍上曰く、「右回りの方がよりスムーズに走れると思う」とのことで期待は増すばかり。
ダノンスコーピオン・4歳牡馬
父:ロードカナロア
母:レキシールー
母父:Sligo Bay
主な勝鞍:2022年・NHKマイルカップ
馬名の由来:冠名+サソリ
不振にあえぐ昨年の3歳マイル王。
復活の兆しは見えるか。
前哨戦・参考レース
2着:セリフォス
3着:シュネルマイスター
6着:レッドモンレーヴ
9着:ソウルラッシュ
10着:イルーシヴパンサー
11着:マテンロウオリオン
13着:ダノンスコーピオン
16着:ナミュール
勝ちタイム:1:31.4
優勝騎手:戸崎 圭太
馬場:良
1着:セルバーグ
12着:ダノンスコーピオン
勝ちタイム:1:33.0
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良
1着:ソウルラッシュ
勝ちタイム:1:31.6
優勝騎手:松山 弘平
馬場:良
1着:エルトンバローズ
3着:シュネルマイスター
7着:ジャスティンカフェ
8着:エエヤン
勝ちタイム:1:45.3
優勝騎手:西村 淳也
馬場:良
1着:ナミュール
2着:レッドモンレーヴ
3着:ソーヴァリアント
4着:イルーシヴパンサー
5着:マテンロウオリオン
勝ちタイム:1:31.4
優勝騎手:J.モレイラ
馬場:良
マイルチャンピオンシップ2023の予想オッズ
2023年・マイルチャンピオンシップの予想オッズはこのように予想しています。
絶好調・ルメール騎手と久々のG1制覇を狙うシュネルマイスターが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- シュネルマイスター(3.0)
- セリフォス(3.5)
- ソウルラッシュ(5.5)
- ナミュール(7.0)
- エルトンバローズ(8.5)
- レッドモンレーヴ(13.5)
- ジャスティンカフェ(18.0)
- エエヤン(22.5)
- ソーヴァリアント(23.0)
- イルーシヴパンサー(38.0)
- マテンロウオリオン(48.0)
- ダノンザキッド(☆)
- ダノンスコーピオン(☆)
- ビーアストニッシド(☆)
- セルバーグ(☆)
- バスラットレオン(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
マイルチャンピオンシップの日程・賞金
2023年11月19日(日)京都競馬場
格:G1 1着本賞金:1億8,000万円
年齢:3歳以上 距離:1,600m(芝・右)
マイルチャンピオンシップは秋のマイル王決定戦。春には安田記念が開催されている。
マイルチャンピオンシップ・プレイバック
2021年のマイルチャンピオンシップを制したのは『グランアレグリア(Gran Alegria)』。直線で外に持ち出されると極限の切れ味でライバルを差し切り優勝。マイルCS連覇でラストランを飾った。
1着:グランアレグリア
2着:シュネルマイスター(3/4馬身)
3着:ダノンザキッド(1/2馬身)
4着:インディチャンプ(ハナ)
5着:ホウオウアマゾン(1-1/4馬身)
勝ちタイム:1.32.6
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良