トウショウ牧場が閉鎖へ 閉鎖の理由はオーナーの意向

トウショウ牧場が閉鎖へ 閉鎖の理由はオーナーの意向

日刊スポーツの情報によるとトウショウの冠名で有名なトウショウ牧場が、2015年10月末をめどに閉鎖すると発表されました。
http://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=1531894&year=2015&month=9&day=2

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また1つ、名門牧場が閉鎖へ

1976年度優駿賞年度代表馬、最優秀4歳牡馬、顕彰馬に選ばれた「トウショウボーイ」や2005年度JRA賞最優秀4歳以上牝馬に選ばれた「スイープトウショウ」などトウショウの冠名がついた名馬を多く輩出してきたトウショウ牧場が閉鎖されることが決定しました。

1965年(昭和40年)、トウショウ牧場は馬主の藤田正明が北海道静内町(現・新ひだか町静内)に藤正牧場を創業したことに始まる(1988年、牧場名をトウショウ牧場に改称)。
自家製血統を重用し、生産馬が持つ独特の血統は「トウショウ血統」とも呼ばれ、多くの重賞ホースを輩出した。

しかし近年は活躍馬が減少。2001年産のスイープトウショウ、トウショウナイト以降は重賞を勝てなかった。

閉鎖の理由はオーナーの意向で、借金があってやめるわけではないとのこと

今回の閉鎖は借金があってやめるわけではなく、オーナーの意向ということ。現在トウショウ牧場が所有する30頭近い繁殖牝馬を含め、所有馬は手放す予定。G1・3勝馬スイープトウショウなどのけい養先なども、近日中に決まる見通し。

トウショウ牧場が輩出した主な活躍馬
・トウショウピット(1967年産 中山記念、関屋記念、クモハタ記念)
・トウショウボーイ(1973年産 皐月賞、有馬記念、宝塚記念、神戸新聞杯、京都新聞杯、高松宮杯)

動画・20世紀の名馬 第22位 トウショウボーイ

・ラブリトウショウ(1975年産 北海道3歳ステークス、シンザン記念)
・シスタートウショウ(1988年産 桜花賞)
・シーイズトウショウ(2000年産 函館スプリントステークス2回、CBC賞2回、セントウルステークス)
・スイープトウショウ(2001年産 秋華賞、エリザベス女王杯、宝塚記念、京都大賞典、チューリップ賞、ファンタジーステークス)

戻ってきたトウショウフリーク2
戻ってきたトウショウフリーク2 posted by (C)Shoko.I