【安田記念 2016】パトロールビデオ・レース後のコメント/田辺「ハナを主張しようと思っていました」

安田記念 2016 勝利騎手

「安田記念 2016」のパトロールビデオ・レース後のコメントです。安田記念の勝ち馬は8番人気のロゴタイプ、勝利騎手は田辺裕信騎手、勝ちタイムは1:33.0でした。

安田記念 2016】パトロールビデオ・レース後のコメント/田辺「ハナを主張しようと思っていました」

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勝ち馬プロフィール・パトロールビデオ・レース後のコメント

馬名:ロゴタイプ(Logotype)・牡6・黒鹿毛
父:ローエングリン 母:ステレオタイプ 母父:サンデーサイレンス
馬名由来:文字を組み合わせて個性的な書体に図案化したもの

騎手:田辺裕信(初勝利)
厩舎:美浦・田中剛(初勝利)
馬主:吉田照哉 生産牧場:社台ファーム

ロゴタイプはこの勝利で通算成績が25戦6勝となり、重賞は4勝目。
[重賞勝鞍]
2012年・朝日杯フューチュリティステークス(G1)
2013年・スプリングステークス(G2)
2013年・皐月賞(G1)
2016年・安田記念(G1)

2016年 安田記念 パトロールビデオ

~レース後のコメント~

1着 ロゴタイプ(田辺裕信騎手)
「素直で乗りやすい馬なので、こちらのためしたい指示に忠実に反応してくれます。ですから今日の作戦にも対応してくれました。相手がいるので逃げられないかもしれませんでしたが、ハナを主張しようと思っていましたし、中途半端は良くないと、思い切って、ただ一頭、最短距離を通ることにしました。そして、最後までしっかりと脚を使いきってくれました」

(田中剛調教師)
「ここまで、ロゴタイプも、私たちもがんばっていたのですが、結果が出ず、色々言われたりもしましたが、今日勝てて本当に良かったです。前走時も、状態は本当に良くなり、斤量差などで負けはしてしまいましたが、ロゴタイプらしい走りをしてくれました。その後はここを目標に、牧場もしっかり調整してくださり、厩舎に戻ってからも順調にやってこられました。戦前、田辺騎手から、逃げることも考えていると言われ、とにかく思い切った競馬をして欲しいと思っていましたから、思惑が一致しました。レースも、この馬の良さを出す騎乗をしてくれましたし、直線は、力が入りました。今のロゴタイプは東京なら1600m、中山なら2000mまで適性があると思います。この後のことはこれから考えます」

2着 モーリス(T・ベリー騎手)
「全体のペースが遅く、前に馬を置けなかったため引っ掛かってしまいました。それでも2着に良く頑張ってくれました」

3着 フィエロ(内田博幸騎手)
「追い出しを我慢して我慢していましたが、他馬があんなにどんどん外に出してくるとは思いませんでした。最後の最後に外に出せて、いい脚を使っているのですが」

4着 サトノアラジン(川田将雅騎手)
「ペースが遅く、これだけ遅くなると他の馬もみんな伸びていて、前が開きませんでした。もう少し流れて欲しかったです」

5着 イスラボニータ(蛯名正義騎手)
「有力2頭を見ながら進めましたが、その2頭が外へ開いて離れて行くので、そうなると馬の闘争心がわいてきません。あそこから内へも切り替えれませんから。内枠だったら違っていたと思います。止まってはいないのですが、伸び切れませんでした」

6着 ディサイファ(武豊騎手)
「いい位置でレースが出来ました。マイルの距離も問題ありませんでしたしいいレースができたと思います」

8着 クラレント(小牧太騎手)
「行くつもりでしたが、二の脚がつかず、他の馬に行かれてしまいました」

11着 リアルスティール(福永祐一騎手)
「思っていた以上のスローペースで、前半、自分のリズムを取りきれませんでしたが、3コーナーからは力が抜けてリズム良く進めました。直線ではモーリスを見ながら併せて行こうとしましたが、失速してしまいました。前半のロスが応えたようです」

勝利騎手インタビュー動画(田辺裕信騎手)

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