有馬記念は2023年12月24日に中山競馬場で行われる一年の締め括りの大一番。有馬記念は2023年で第68回を迎え、昨年はイクイノックスが制した。有馬記念の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
2023年・有馬記念の結果は!?
2023年の有馬記念を制したのは『ドウデュース(Do Deuce)』。スタートで少し後手を踏み後方からのレースとなったが、3コーナーから徐々に進出。直線鋭く伸びて差し切った。ドウデュースはこれでG1・3勝目。武豊騎手は通算4度目の有馬記念制覇となった。
1着:ドウデュース
2着:スターズオンアース(1/2馬身)
3着:タイトルホルダー(1馬身)
4着:ジャスティンパレス(アタマ)
5着:シャフリヤール(クビ)
勝ちタイム:2:30.9
優勝騎手:武 豊
馬場:良
2023年・有馬記念の出走予定馬をチェック
2023年・有馬記念の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではスターズオンアースが8枠16番、タスティエーラは7枠13番、ジャスティンパレスは5枠10番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
12月16日にJRAから発表された有馬記念の前日最終オッズです。
1番人気はジャスティンパレスが4.1倍、2番人気はドウデュースで5.6倍、スルーセブンシーズが6.1倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年12月21日にJRAより発表された有馬記念に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2023年の有馬記念の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは16頭となっています。
- アイアンバローズ(石橋脩)
- ウインマリリン(L.モリス)
- ジャスティンパレス(横山武史)
- シャフリヤール(松山弘平)
- スターズオンアース(C.ルメール)
- スルーセブンシーズ(池添謙一)
- ソールオリエンス(川田将雅)
- タイトルホルダー(横山和生)
- タスティエーラ(R.ムーア)
- ディープボンド(T.マーカンド)
- ドウデュース(武豊)
- ハーパー(岩田望来)
- ヒートオンビート(坂井瑠星)
- プラダリア(B.ムルザバエフ)
- ホウオウエミーズ(田辺裕信)
- ライラック(戸崎圭太)
- ディアスティマ
- ドゥラエレーデ
- ブローザホーン
- マテンロウレオ
2023年・有馬記念の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
タスティエーラ・3歳牡馬
父:サトノクラウン
母:パルティトゥーラ
母父:マンハッタンカフェ
主な勝鞍:2023年・日本ダービー
馬名の由来:(楽器の)キーボード(伊)。母名より連想
今年のダービー馬・タスティエーラが有馬記念参戦を視野に入れていると発表された。
休み明けだった菊花賞でも勝ち馬には離されたが、皐月賞馬らを抑えて2着に入り世代トップクラスの力は示してくれた。
一昨年のエフフォーリア、昨年のイクイノックスに続く3歳馬での有馬記念制覇なるか。
ジャスティンパレス・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:パレスルーマー
母父:Royal Anthem
主な勝鞍:2023年・天皇賞春
馬名の由来:冠名+母名の一部
秋初戦となった天皇賞秋では距離不安も囁かれたが、上がり最速タイムで追い上げ2着と好走。
もうひとつG1タイトルを積み重ね、さらなる自信を。
ソールオリエンス・3歳牡馬
父:キタサンブラック
母:スキア
母父:Motivator
主な勝鞍:2023年・皐月賞
馬名の由来:朝日(ラテン語)
皐月賞を制し、日本ダービー、菊花賞でも上位争いを演じた3歳世代トップホースが有馬記念に参戦する。
惜敗続きにピリオドを打ち、2つ目のG1タイトル取りなるか。
タイトルホルダー・5歳牡馬
父:ドゥラメンテ
母:メーヴェ
母父:Motivator
主な勝鞍:2022年・宝塚記念
馬名の由来:選手権保持者。父、母父、二代母父がダービー馬なので
この秋は勝ち星こそ無いものの、オールカマー2着、ジャパンカップ5着と本来のしぶとさが戻ってきた。
昨年9着のリベンジなるか。
この一戦がラストランになる。
スターズオンアース・4歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:サザンスターズ
母父:Smart Strike
主な勝鞍:2022年・オークス
馬名の由来:地球上の星
強豪がそろったジャパンカップでは外枠からうまく立ち回り3着と結果を残した。
鞍上にオークスを制したときのルメール騎手を再び迎え3つ目のG1タイトル取りを目指す。
ドウデュース・4歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母父:Vindication
主な勝鞍:2022年・日本ダービー
馬名の由来:する+テニス用語(勝利目前の意味)
ジャパンカップでは復活を印象付ける4着と上々の走りを見せた。
再び最高の輝きを放て。
スルーセブンシーズ・5歳牝馬
父:ドリームジャーニー
母:マイティースルー
母父:クロフネ
主な勝鞍:2023年・中山牝馬ステークス
馬名の由来:七つの海を越えて。父名、姉名より連想。世界中での活躍を願って
中山牝馬ステークスで重賞初制覇を果たすと、宝塚記念ではイクイノックスに肉薄の2着で、凱旋門賞でも大健闘の4着と覚醒。
全4勝を挙げる中山コースで戴冠を。
ハーパー・3歳牝馬
父:ハーツクライ
母:セレスタ
母父:Jump Start
主な勝鞍:2023年・クイーンカップ
馬名の由来:ハープを弾く人
牝馬クラシック戦線ではあと一歩タイトルに手が届かなかったが、リバティアイランドが相手だったことを考えれば仕方がないところか。
斤量差を生かして一発逆転を。
プラダリア・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:シャッセロール
母父:クロフネ
主な勝鞍:2023年・京都大賞典
馬名の由来:草原(ポルトガル語)
京都大賞典をクビ差で制し、2022年の青葉賞以来の重賞制覇を果たした。
中山コースでの競馬は初めてとなるが、坂を苦にするタイプではないのでここでも大崩れはなさそう。
ライラック・4歳牝馬
父:オルフェーヴル
母:ヴィーヴァブーケ
母父:キングカメハメハ
主な勝鞍:2023年・フェアリーステークス
馬名の由来:北海道の代表的な花の名
今年の秋は府中牝馬ステークス3着、エリザベス女王杯4着と一時の不振から抜け出した印象。
父が得意とした有馬記念で激走狙う。
前哨戦・参考レース
4着:スルーセブンシーズ
勝ちタイム:2:25.50
勝利騎手:Cristian Demuro
馬場:Good To Soft
1着:プラダリア
3着:ディープボンド
9着:ヒートオンビート
11着:アイアンバローズ
中止:ブローザホーン
勝ちタイム:2:25.3
優勝騎手:池添 謙一
馬場:重
2着:タスティエーラ
3着:ソールオリエンス
勝ちタイム:3:03.1
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
2着:ジャスティンパレス
7着:ドウデュース
勝ちタイム:1:55.2(レコード)
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
3着同着:ヒートオンビート
13着:ディアスティマ
勝ちタイム:2:29.9
優勝騎手:J.モレイラ
馬場:良
1着:ホウオウエミーズ
勝ちタイム:2:00.9
優勝騎手:田辺 裕信
馬場:良
3着:ハーパー
4着:ライラック
勝ちタイム:2:12.6
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
3着:スターズオンアース
4着:ドウデュース
5着:タイトルホルダー
10着:ディープボンド
勝ちタイム:2:21.8
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:アイアンバローズ
勝ちタイム:3:45.4
優勝騎手:石橋 脩
馬場:良
有馬記念2023の予想オッズ
2023年・有馬記念の予想オッズはこのように予想しています。
ルメール騎手との再コンビでオークス以来のG1制覇を狙うスターズオンアースが1番人気に支持されると予想します。
上位5頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- スターズオンアース(3.5)
- タスティエーラ(4.0)
- ジャスティンパレス(4.5)
- ソールオリエンス(6.5)
- ドウデュース(9.5)
- スルーセブンシーズ(14.5)
- タイトルホルダー(15.0)
- ハーパー(21.5)
- ライラック(36.0)
- シャフリヤール(48.0)
- プラダリア(55.0)
- ディープボンド(81.0)
- ヒートオンビート(☆)
- ホウオウエミーズ(☆)
- ウインマリリン(☆)
- アイアンバローズ(☆)
☆印は100倍以上と予想しています。
有馬記念の日程・賞金
2023年12月24日(日)中山競馬場
格:G1 1着本賞金:5億円
年齢:3歳以上 距離:2,500m(芝・右)
春のグランプリ・宝塚記念はイクイノックスが制していた。
有馬記念・プレイバック
2013年の有馬記念を制したのは『オルフェーヴル(Orfevre)』。直線ではライバルたちに影をも踏ませぬ圧倒的な強さを見せ圧勝。8馬身差で有終の美を飾った。
1着:オルフェーヴル
2着:ウインバリアシオン(8馬身)
3着:ゴールドシップ(1-1/2馬身)
4着:ラブイズブーシェ(2-1/2馬身)
5着:タマモベストプレイ(クビ)
勝ちタイム:2.32.3
勝利騎手:池添 謙一
馬場:良