天皇賞秋は2023年10月29日に東京競馬場で行われる秋の中距離王決定戦。天皇賞秋は2023年で第168回を迎え、昨年はイクイノックスが制した。天皇賞秋の出走予定馬・予想オッズ・騎手・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。
目次
2023年・天皇賞秋の結果は!?
2023年の天皇賞秋を制したのは『イクイノックス(Equinox)』。好位から悠々抜け出し後続に2馬身半の差をつける圧勝。圧巻のレコードタイムで連覇達成となった。
1着:イクイノックス
2着:ジャスティンパレス(2-1/2馬身)
3着:プログノーシス(1-1/4馬身)
4着:ダノンベルーガ(アタマ)
5着:ガイアフォース(2-1/2馬身)
勝ちタイム:1:55.2(レコード)
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
2023年・天皇賞秋の出走予定馬をチェック
2023年・天皇賞秋の枠順が発表されました。
人気が予想されるところではイクイノックスが6枠7番、ドウデュースは3枠3番、プログノーシスは7枠9番に入りました。
果たしてどんな結末が待っているのか!?
10月28日にJRAから発表された天皇賞秋の前日最終オッズです。
1番人気はイクイノックスが1.4倍、2番人気はドウデュースで3.9倍、プログノーシスが11.6倍で続いています。
馬券に絡むのは人気馬か、穴馬か。
あなたの決断は?
2023年10月26日にJRAより発表された天皇賞秋に出走する馬の調教後に計測された馬体重一覧です。
輸送などでこの馬体重からさらに増減があることが予想されます。
当日の馬体重もしっかりチェックしてください。
2023年の天皇賞秋の出走予定馬を掲載しています(カッコの中は想定騎手)。
フルゲートは18頭となっています。
- アドマイヤハダル(菅原明良)
- イクイノックス(C.ルメール)
- エヒト(横山和生)
- ガイアフォース(西村淳也)
- ジャスティンパレス(横山武史)
- ジャックドール(藤岡佑介)
- ダノンベルーガ(J.モレイラ)
- ドウデュース(武豊)
- ノースブリッジ(岩田康誠)
- ヒシイグアス(松山弘平)
- プログノーシス(川田将雅)
- アサマノイタズラ
- スターズオンアース
2023年・天皇賞秋の出走予定馬をピックアップしました。注目馬は随時追加していく予定です。
イクイノックス・4歳牡馬
父:キタサンブラック
母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
主な勝鞍:2022年・有馬記念
馬名の由来:昼と夜の長さがほぼ等しくなる時
イクイノックスの天皇賞秋が正式に発表された。
同期のライバル・ドウデュースとは昨年の日本ダービー以来の直接対決となる。
雌雄を決する時が来た。
ドウデュース・4歳牡馬
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母父:Vindication
主な勝鞍:2022年・日本ダービー
馬名の由来:する+テニス用語(勝利目前の意味)
春は京都記念を制したものの、ドバイ遠征を脚部不安でレースを使えないアクシデントに見舞われた。
秋はG1の舞台で大暴れする姿が見たい。
ジャックドール・5歳牡馬
父:モーリス
母:ラヴァリーノ
母父:Unbridled’s Song
主な勝鞍:2023年・大阪杯
馬名の由来:人名より+黄金(仏)
春の芝2000m・G1の大阪杯覇者。
昨年4着のリベンジへ。
ジャスティンパレス・4歳牡馬
父:ディープインパクト
母:パレスルーマー
母父:Royal Anthem
主な勝鞍:2023年・天皇賞春
馬名の由来:冠名+母名の一部
新・長距離王者のジャスティンパレスも参戦を表明。
2017年のキタサンブラック以来となる天皇賞春秋制覇なるか。
プログノーシス・5歳牡馬
父:ディープインパクト
母:ヴェルダ
母父:Observatory
主な勝鞍:2023年・札幌記念
馬名の由来:予知(ギリシャ語)
札幌記念では適性の差が出たとはいえ、後続に4馬身の差をつける圧巻のパフォーマンスで2つ目の重賞タイトルを手にした。
左回りも全く苦にしないタイプで、一気にスターダムへと駆け上がる可能性大。
ダノンベルーガ・4歳牡馬
父:ハーツクライ
母:コーステッド
母父:Tizway
主な勝鞍:2022年・共同通信杯
馬名の由来:冠名+クジラ目の哺乳類
昨年の3着馬。
同世代のライバルたちに追いつき、追い越せ。
ガイアフォース・4歳牡馬
父:キタサンブラック
母:ナターレ
母父:クロフネ
主な勝鞍:2022年・セントライト記念
馬名の由来:ガイア(ギリシャ神話に出てくる地母神)の力
春はマイル戦に挑戦したが、秋から再び中距離路線へ。
眠れる力を呼び起こせ。
主な回避馬
スターズオンアース・4歳牝馬
父:ドゥラメンテ
母:サザンスターズ
母父:Smart Strike
主な勝鞍:2022年・オークス
馬名の由来:地球上の星
24日朝の馬体チェック時に右前肢の歩様が思わしくなく、獣医師や装蹄師による診断の結果、蹄に主訴があることが判明。
挫石のような症状でそこまで重度ではないが、レースに向けた追い切りを消化し、万全の態勢で向かうことは難しい状況となったことから、回避することが決定となった。
パンサラッサ・6歳牡馬
父:ロードカナロア
母:ミスペンバリー
母父:モンジュー
主な勝鞍:2023年・サウジカップ
馬名の由来:かつての地球に存在した唯一の海。父名(海の神)より連想
昨年の2着馬パンサラッサは天皇賞秋に出走するプランがあったが、6月に右前繋じん帯炎を発症し3か月以上の休養を要するとのことで回避。
年内に復帰予定あり。
前哨戦・参考レース
3着:スターズオンアース
勝ちタイム:1:32.2
優勝騎手:戸崎 圭太
馬場:良
1着:イクイノックス
3着:ジャスティンパレス
勝ちタイム:2:11.2
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
1着:プログノーシス
4着:ダノンベルーガ
5着:ヒシイグアス
6着:ジャックドール
勝ちタイム:2:01.5
優勝騎手:川田 将雅
馬場:稍重
5着:ガイアフォース
7着:ノースブリッジ
11着:エヒト
14着:アサマノイタズラ
勝ちタイム:2:12.0
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良
4着:アドマイヤハダル
勝ちタイム:1:45.3
優勝騎手:西村 淳也
馬場:良
天皇賞秋2023の予想オッズ
2023年・天皇賞秋の予想オッズはこのように予想しています。
国内外のG1を4連勝中と最も勢いに乗るイクイノックスが1番人気に支持されると予想します。
上位4頭あたりまでが一桁オッズの人気でしょうか。
カッコ内はオッズとなっています。
- イクイノックス(1.5)
- ドウデュース(4.0)
- プログノーシス(6.5)
- ダノンベルーガ(9.0)
- ジャスティンパレス(13.5)
- ジャックドール(21.0)
- ガイアフォース(30.5)
- ヒシイグアス(46.0)
- ノースブリッジ(☆)
- アドマイヤハダル(☆)
- エヒト(☆)
☆印は50倍以上と予想しています。
天皇賞秋の日程・賞金
2023年10月29日(日)東京競馬場
格:G1 1着本賞金:2億2,000万円
年齢:3歳以上 距離:2,000m(芝・左)
天皇賞は年に二回開催されており、春の天皇賞は3200mと長距離G1の位置づけとなっている。
天皇賞秋・プレイバック
2020年の天皇賞秋を制したのは『アーモンドアイ(Almond Eye)』。1.4倍の断然人気に応える走りで連覇達成。芝G1・8勝目の新記録達成に花を添えた。
1着:アーモンドアイ
2着:フィエールマン(1/2馬身)
3着:クロノジェネシス(クビ)
4着:ダノンプレミアム(2馬身)
5着:キセキ(2-1/2馬身)
勝ちタイム:1.57.8
優勝騎手:C.ルメール
馬場:良